パッケージ
Boiling Point: Road to Hell公式サイトへ
読者の評価
65
投稿数:1
レビューを投稿する
海外での評価
61
Powered by metacritic
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

Boiling Point: Road to Hell

Boiling Point: Road to Hell
公式サイト http://www.atari.com/boilingpoint/
発売元・開発元
発売日 2005/05/20
価格 39.99ドル
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
65
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 大味だが不思議な魅力 65
    • 投稿者:derfelkadern(男性/30代)
    • 投稿日:2011/07/20
    良い点
    ・何でも出来る自由度の高さ
    ・車、船、ヘリ、飛行機と多彩な乗り物
    ・プレイヤーの行動で変わる、登場勢力との関係
    ・RPG風の会話システム
    悪い点
    ・金集めのお使いに終始するミッション
    ・広いが似た風景の繰り返しが続くマップ
    ・いまひとつ深みのないストーリー
    ・難易度の高い戦闘
    ・微妙な敵AI
    総評
    オープンフィールドのマップで自由に行動できるFPS。
    選択肢によりその後の展開が変わる会話、眠気、空腹などのステータスというRPG風のシステムを採用しているのが最大の特徴。
    「娘の救出」という目的達成のため、広大なマップで思う存分自由に行動できる。

    特筆すべきは、プレイヤーが可能な行動の幅広さと、自由度の高さ。
    町の人に話しかけ情報収集を行う、店で買物をする、特定の勢力からミッションを受けるといった基本的な行動から、武器の改造、乗り物の運転、はては薬物の使用まで実に多彩な要素が盛り込まれている。
    特に乗り物に関しては、車は勿論、船、ヘリ、セスナ機(!)とこの手のゲームには珍しいモノまで登場し、ゲームに興を添えている。

    また、プレイヤーの行動により、登場する各勢力との友好関係が変動し、請け負えるミッションや、戦う相手が変化するのもの大きな特徴。ストーリーの本筋は変わらないのだが、それまでのルートを自分で選択することができる。
    この自分でストーリーを創っていく感覚には、本作独特の魅力である。

    MAPは広大で、ところどころに遺跡やゲリラの基地、謎の建物が点在し、プレイヤーの好奇心を刺激してくれる。さらに、移動中には、野生動物の襲撃を受けたり、ゲリラの待ち伏せ攻撃を受けるなど常に気の抜けないジャングルの危険な雰囲気がよく出ている。

    戦闘に関しては、オープンフィールドMAPを活かした、『侵攻ルートを自分で選べる』点が魅力的。例えば、軍の基地を襲撃する場合、正面ゲートから突撃することも可能だが、「崖の上から狙撃して敵をあらかじめ減らす」、「自動車で敷地内に突入し素早く手近の建物に立てこもる」など様々な攻略法を取ることが出来る。また、ミッションによっては、通常の侵攻ルートのほかに、隠された裏口が用意されており、あらかじめ情報を得ていればこれを利用できる場合もある。

    以上のような、魅力のある本作だが、全体としてみた場合に、作品の『完成度』はあまり高くない、というのが正直な感想。全体として大味な部分が多く、盛り込まれた多数の要素がそこまで有効に機能していないのである。

    中でも、一番の問題は、ストーリーを進める方法が金を集める以外にない点にある。
    このゲームでは、様々な登場人物から「娘に関する手がかり」を集めることができるのだが、毎回高額の報酬を要求されるため、プレイヤーは資金集めに奔走することを強いられる。プレイヤーが協力する勢力によって金額に上下はあるものの、基本的には金を払う以外の手段がないため、非常に面倒であるし、同じことの繰り返しとの印象を受けてしまう。

    また、同じ理由から、ストーリーも勢力の違いこそあれ、金を払って次の情報提供者を教えて貰うとワンパターンであり、今ひとつ盛り上がりに欠けている。情報提供者から情報提供者へたらい回しにされた挙句、はっきりとした伏線もなく、最終決戦に突入する展開にも、やや唐突感が否めない。

    肝心の戦闘も、敵AIがよくなく、障害物に隠れながら棒立ちの敵を狙撃することの繰り返しになってしまうのがマイナス点。にもかかわらず、難易度はかなり高いため、クリアにはかなりの根気が必要である。
    また、ミッションによっては恐ろしく不便な場所への行き来を強要されることがあるなど、マップが広いことが逆にあだになっている点も問題。タクシーによるファストトラベル機能は用意されているのだが、移動の面倒さを解消するまでには至っていない。
    さらにマップそのものも、まったく同じ地形のコピーが多く、次第に飽きてきてしまう。

    以上のように、名作とはいいがたいが、独自の魅力を持つ作品として、少し毛色のかわったFPSを探している人にはオススメである。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 2 3 4
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
AD(最終更新日:2022/12/17)
Boiling Point: Road To Hell (輸入版 UK)
Software
発売日:1970/01/01
価格:
amazonで買う
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月24日〜04月25日