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[CES 2018]Razer,ワイヤレスマウスを充電から解放するシステム「HyperFlux」発表。マウス側にはバッテリーを搭載せず軽量化し,常時給電に
ただし,POWERPLAYと一点大きく異なるのは,Mamba HyperFluxがバッテリーを搭載しない点だ。POWERPLAYのように「操作が止まっている間に充電する」のではなく,HyperFluxでは常時給電を行うため,Mamba HyperFluxの本体公称重量は約96gと,Mamba 2016の同125gと比べて,圧倒的な軽量化を実現できている。
公称サイズも70.1(W)
また重要な仕様変更としては,従来だとレーザーセンサーを搭載していたのが,Mamba HyperFluxでは「Razer 5G Optical Sensor」に変わっている点も挙げられるだろう。
一方のFirefly HyperFluxは基本的に,LEDイルミネーション搭載のマウスパッドであるRazer Fireflyシリーズをワイヤレス充電へ対応させたものとなる。ただ,サーフェスはリバーシブルになり,片側が布系,片側がプラスチック系の表面加工となった。
公称本体サイズは355(W)
POWERPLAYの単なるコピーになることなく,ワイヤレスマウスの軽量化を実現してきたという点で,Mamba HyperFluxにグッとくる人も多いのではなかろうか。セット販売の価格はさすがに高いので,気になった人は,いまから予算の確保を始めておいたほうがよさそうだ。
●Mamba HyperFluxの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤレス&ワイヤード両対応タイプ
- 搭載センサー:Razer 5G Optical Sensor
- ボタン:左右メイン,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2
- トラッキング速度:450 IPS
- 最大加速度:50G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大16000DPI
- レポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能,Razer Chroma対応)
- 公称最大バッテリー駆動時間:バッテリー非搭載(※ワイヤレスモード時は常時給電)
- 本体サイズ:70(W)×128(D)×42.5(H)mm
- 重量:96g
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約2.1m(※Firefly HyperFluxを利用しないときにワイヤードマウスとして使うためのもの)
- 対応OS:未公開
- 発売予定時期:2018年第1四半期中(※世界市場,Razerzone.comとも)
- 価格:249.99ドル(税別,Firefly Hyperfluxとセット)
- 保証期間:未公開
●Firefly Hyperfluxの主なスペック
- 公称本体サイズ:355(W)
× 282.5(D) × 12.9(H)mm - 公称コントロールモジュール高:未公開
- 公称マウスパッド高:未公開
- LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能)
- 公称重量:643g(※ケーブル除く),685g(ケーブル含む)
- ケーブル長:約2.1m
- 対応OS:Windows 10・8.x・7
- 発売日:2018年第1四半期中(※世界市場,Razerzone.comとも)
- 価格:249.99ドル(税別,Mamba Hyperfluxとセット)
- 保証期間:未公開
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