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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」
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印刷2020/02/27 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」

画像(001)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」

著者近影
画像(002)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」
 いきなりだけど,この「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」もそこそこの長寿連載になってきているわ。これはひとえに敵を作らないスタイルで,“基本的にはどうでもいいけど,あるならあるで別に気にならない”ポジションに着けたからだと私個人は思っているのよね。
 ま,長い連載の間にたまに毒気を出したこともあったけど。その瞬間を経て今の感じにたどり着いているの。思ったことを書く(なるべく)嘘はつかない敬意は忘れない。これが今のところのこの連載の三原則ね。
 この三原則に加え,好かれず嫌われずの場所に居座り続けるために心がけていることがあるわ。それが“偏らない”ってこと。なので,なるべく政治については触れないようにしてきたの。私が政治について具体的に思っていることを書いたら偏っているように思われてしまうから。ホントは突き詰めるとポリシーなんてとくにないんだけどね。
 ただ,偏っていると思われると,不必要な敵を作ってしまうのですよ。別に仕事のスタイルでそれについて何かを言われるのは構わないんだけど,全然関係のない嫌われ方をしてそれが仕事の評価につながるのはイヤだなって思うの。もっとも,評価の仕方も自由だからそこに文句をつけるのもイヤだし,だったら最初から不必要な嫌われ方はしないでおこうと。
 という意味で,どうしても政治に触れなければいけない作品の場合,そのタイトルを取り上げようか取り上げまいか迷うことがあるのよね。今回取り上げる作品は,発売から数か月経っているタイトルなんだけど,迷った挙げ句あえて取り上げてみる。

画像(005)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」
 「ヘッドライナー:ノヴィニュース」PlayStation 4 / Xbox One / Nintendo Switch)。新聞社の編集長になって,どのニュースを取り上げるかを決めるっていうゲイム。そして,取り上げたニュースによって世論が変わって国の方向性も変わっていくっていう,恐ろしい設定のゲイムでもあるわ。
 1プレイがゲイム内の14日間(現実時間で小一時間)だから,ゲイムとしては繰り返しプレイするタイプね。ただ,プレイを重ねるうちに登場人物が増えていくから,展開も大きく変わっていくの。これ,ゲイムだから極端な感じで国が変わっていく様が描かれているんだけど,けっこう考えさせられる内容なのよね。
 現実でもゲイムでもそうなんだけど,国の方針と国民をつなぐのは情報なの。それを伝えるのがメディア。そこを描いているのが本作なんだけど……国が情報を使って管理するのか,情報によって国が監視されるのか。こういうなかなか答えが出ない問題についてゲイムながらケツ断を迫られるのですよ。
 ある事柄についてどう思うかは自由。だけど,情報を多角的に見ることは大切だなあとあらためて思ったわよね。我々はメディアから出された情報をそのまま信用しがちだけど,見えていない,言い換えると何者かが見せていない部分もあるわけで。だから,決めつけずに情報に接する柔軟さは持ってたいなあと思うわけです。
 無条件で正しい人なんていない。そもそも,みんなそれぞれが正しいと思って行動しているわけだからね。良い点もありゃ,悪い点もある。あの人が言うから悪いことなんだろうってことはないだろうし,あの人が言うから正しいんだろうってこともない。私が無宗教なのもそういう理由なのよね。正しいかどうかなんてその都度違うだろって思っちゃう。勝負はヤってみなければ分からないのと同じで。あ,宗教論もあまり触れないほうがいいのかな。要は私に定まったポリシーがないってことなのですね。

画像(003)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」 画像(004)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」
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画像(011)男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第570回「情報との向き合い方について」
 で,ゲイムの話に戻るんだけど,そんな私だからこそ新聞記事を選ぶのには責任を感じたのよね。ゲイムだってことを忘れて,どっちが国民にとっていいことなんだろう? っていうところまで考えちゃった。こういう形の感情移入もあるのね。ポリシーがあって,それに従ってケツ断できればそれはそれで良かったんだろうけど。
 ただ,このゲイムが凄いのは,どの決断を下しても必ずしもグッドエンドではないってところ。ある一つの政治的判断を好意的に報じるか否定的に報じるかで結果は変わるんだけど,それによって救われる人もいれば逆に追い込まれる人もいるのね。ゲイムでそのリアリティを描いているのが凄い。面白いというか,考えさせられたわよね。もちろん,自分のケツ断で国が変わっていく様を見るのが楽しいという部分もあるけども。
 こういう体験も,ゲイムならでは。楽しい世界だけを見ることもできるし,考えさせられる体験もできる。どんな世界にも行けて,なかなかできない体験を得られる。与えられるだけじゃない。プレイヤーが選ぶことができる。物語の選択ができるのはゲイムが持つ魅力だと本当に思うわ。こんな重い感じで紹介しているけど,プレイ自体は簡単でどのストーリーもテンポ良く楽しめるから,興味があればぜひ。

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 さて今週は,ヘッドライナー:ノヴィニュースを通じて,「メディアの情報は妄信的に信じないようにしよう」ということを考えましたってお話でした。
 ……とここまで書いて気付いたんだけど,よくよく考えたら,4Gamerもれっきとしたゲイムメディアだったわ。なので私のこの話も,盲目的に信じないように。偏らないようまた来週!

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「三國志14」「龍が如く7 光と闇の行方」「ドラゴンボール Z KAKAROT
Nintendo Switch:「ヘッドライナー:ノヴィニュース
iOS:「龍が如く ONLINE
iOS:「ハンドレッドソウル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション
iOS:「マリオカート ツアー

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,3月8日までに予定していた全大会を中止し,代替としてDDT UNIVERSEにて無観客試合を配信するとのことです。ちなみにディーノ選手は先日,「某社の新社屋内覧会にお招きいただいたのでスーツを着込んで駆けつけたら,『延期になりました』って言われて,ご時世的に延期は当然のことだと思うんだけど,延期を知らなかった」とのことでした。
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