連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第664回「男色ゲイムアワード2021」
なので,ちゃんと今年遊んだゲイムを確認するために,4Gamerの私の記事を読み直しちゃうよね。そして,自分の記憶力のなさに驚愕するよね。というのも,去年の「男色ゲイムアワード2020」,なぜか今年の頭にヤっちゃっていたよ。年末という記憶だったのに! きっと,年末年始の4Gamerの更新スケジュールを私が把握していなかったんだろうね。というわけで去年と違って今年は,今年のうちにヤっちゃいましょう。
ちなみにこの賞には,「私にとってはそうだったよ」以上の価値がないってことはご了承くださいな。そして今年は絞ります。例年は数多くのタイトルを挙げてたんだけど,そうすると一つ一つをきっちり語れないのでね。多少の振り返りもしたいので,今年は3タイトルに絞らせていただきます。
「ジャックジャンヌ」。テキストベースのアドベンチャーゲイムで久しぶりに衝撃を受けたゲイムね。声優さんの凄さも伝わってくるし,ゲイムとしての面白さもある。そして,ゲイムの中でちゃんと人間を描いている。私の持論で「しっかりと人間を描いたコンテンツは面白い」というものがあるんだけど,まさにこの作品は人間の苦悩をリアルに描いているのね。
ちょっと話は変わるけども,先日,漫才日本一決定戦の「M-1グランプリ」を見ていて思ったの。なぜ年末にM-1が注目されるようになったのか。漫才そのものの面白さもさることながら,「人生が変わる瞬間」「人生で積み上げてきたものが結実する瞬間」「選ばれし者の挫折」を垣間見ることができるからじゃないかしら。我々は,漫才という名の人間ドラマを見ているんだ。
そういう視点で遊んでもジャックジャンヌは面白い。あらためて,オススメですよ。
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第625回「『ジャックジャンヌ』の正統派具合がすごい」
色物のプロレスラーであるがゆえに,正統派のプロレスラーに対してコンプレックスを抱いているという男色ディーノ選手。今週の「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」では,ディーノ選手が色物になるまでの分岐点を語りながら,「ジャックジャンヌ」の魅力を紹介します。
「メガトン級ムサシ」(PlayStation 4 / Nintendo Switch)。これは,文字どおり最近ずっと遊んでいるからって意味が強い。どうしても最近の記憶のほうが鮮明だからね。ただ,記憶のあるなしを置いておくとしても,年間を通してストーリーのクリア後もずっと遊んでいられるタイトルは、今年に関してはこの作品だけじゃないかしら。遊べば遊ぶほど強くなる,これぞハック&スラッシュ。
ミッションに失敗するとそれまでの20分間が無に帰すのはつらいけど,それでもオフラインミッションのメガトン級をほぼすべて終えようとしている私。今後,猛者がうようよいるであろうオンラインに旅立てるか否かが,このゲイムをさらに続けるかどうかの分かれ道となるでしょうね。ちなみに,同日発売の「真・女神転生V」に手を出すタイミングを失い続けているのも,この作品を遊び続けているから。
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第661回「『メガトン級ムサシ』は面白い」
ついに「メガトン級ムサシ」をプレイしたという男色ディーノ選手。アニメ版に関する情報は知らないまま,純粋にゲイムとしてのみプレイしてみたところ,とても面白かったそう。今週の「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」は,そんなお話です。
総合的に,一番面白かったなっていうタイトルです。これは「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」(PlayStation 5 / Xbox Series X / PlayStation 4 / Xbox One)。まあ,しょうがないっすよ。面白いもん。私が龍が如くスタジオの作品が好きっていうのもあるけども,それを抜きにしても面白い。
先述の「人間を描く」って意味で,これほどむき出しの人間をえぐり出す作品はほかにないからね。確かに直接的にではないけれど,エロもグロもこの作品にはあります。ただ,コンプライアンスが重視されるこの世の中で,それらの要素は決して不必要に描かれてるわけではないのですよ。人間の中にある汚いものときれいなもの。その両方に,目を背けることなく描いている。
そりゃ理想を言えば,人間の中にある汚い部分なんて世の中に出さないほうがいいのかもしれない。でも,それって現にあるものを封じ込めてるだけでしょ。このゲイムでは,人間の美醜をゲイムであるからこそ描けた。ひょっとしたら,このまま醜い部分を隠し続ける世の中に突き進んでいけばいくほど,今後の龍が如くスタジオの作品は面白くなっていくのかもしれない。
この作品でしか味わえない人間の両面性が味わえて,そのうえで醜い部分について考えさせられるわけだから。逆に世の中の「醜いものは隠す」という流れに取り込まれてしまうかもしれないけれど。それを含めて来年以降も龍が如くスタジオ作品には注目していこうと思う。
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第655回「『LOST JUDGMENT』の本編が進められない」
龍が如くスタジオの最新作「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」を遊び始めたはいいが,本編がなかなか進められないという男色ディーノ選手。今週の「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」は,そんなお話です。
というわけで,今年はこんな感じになりました。今年の個人的なゲイム事件としては,PlayStation 5が我が家にやってきたってことでしょうかね。あと,一昨年始めたTwitchでの個人的なゲイム配信は,なぜかPlayStation 5でうまく連携ができないので最近は遠ざかっております。が,来年からは気を取り直してもう一度配信しようかなーと思っております。別に多くの人に見てもらうのが目的ではなく,ひっそり見に来てくれるであろう数人に向けて「今こういうゲイムやってるんだけど君もどう?」っていうスタンスで。ゲイム普及の草の根運動ってやつですね。
そんな感じで今年のゲイムヒヒョー納めをしたいと思います。相変わらず行き当たりばったりのゆるい連載ではございますが,それが持ち味ということで,来年もよろしくお願いいたします。では,良いお年を。
今週のハマりゲイム
PC:「METAL DOG」
PlayStation 5:「FIFA 22」「Death's Door」
Nintendo Switch:「メガトン級ムサシ」
iOS:「龍が如く ONLINE」
iOS:「今三国志」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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- PS5
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- CERO D:17歳以上対象
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- セガ注目タイトル
- プレイ人数:1人
- Xbox Series X:LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
- Xbox Series X
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- Xbox One:LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
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「ジャックジャンヌ」(C)Sui Ishida/BROCCOLI / 「メガトン級ムサシ」(C)LEVEL-5 Inc. / 「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」(C)SEGA