男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ：第766回「CyberFightゲイム部，始動しました！」

著者近影

　まずは報告から。CyberFightゲイム部，始動しました！
　CyberFightゲイム部，略してCFゲイム部とは，私こと男色ディーノには普通に誘っても一緒にゲイムをしてくれる人がいないため，4Gamer執筆歴を利用して仕事としてプロレスラーにゲイムをやってもらう，そんな集まりのことです。

　今回は「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」（PC / PS5 / PS4。以下，GBVSR）をプレイしました。さっそくのCFゲイム部へのお仕事，ありがとうございます。今後ともいろいろなゲイムのプロモーション，そして私のゲイム友達いない問題を解決する手段として，お仕事お待ちしておりますので，これをご覧のパブリッシャの皆様，ぜひ4Gamerまでお問い合わせください。
　予算感はたぶん応相談。まあ，そこらへんは4Gamerに一任してるので，すり合わせていただければと。少なくとも今回のGBVSRに関しての詳細は，12月23日に公開される記事で明らかになりますので，そちらをご覧ください。

12月某日，Cygamesより発売中の対戦格闘ゲーム「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」を題材に，CyberFightゲーム部最強部員決定リーグ戦が開催されました。
参加したのは男色ディーノ選手，納谷幸男選手，中島翔子選手，辰巳リカ選手の4名。最強の座を手に入れたのは，一体誰なのか!?… pic.twitter.com/vJQ4sl37Qd

— 4Gamer (@4GamerNews) December 18, 2023

　GBVSRのゲイム内容に触れておくと，しっかりと面白かったです。それこそ，原作の「グランブルーファンタジー」（以下，グラブル）自体を知らなくても楽しめる。なぜなら対戦前に組み合わせに応じたムービーが流れるので，キャラクターや背景がなんとなくだけど分かるんですね。ほかの格闘ゲイムとの違いを述べるならば，「世界観がいい感じで刷り込まれる」ってところでしょうか。
　マジでいい感じなんです。ただ戦うだけじゃなく，なぜ戦うのかが分かれば感情移入できるよね。やっぱり「負けたくない」試合のほうがやってて面白いわけで。私，「グラブル始めてみようかな」って一瞬，思ったくらいだもん。
　格闘ゲイムとしては，ワンボタンで必殺技が出せる簡単設計。でも，それでいてちゃんと間合いの駆け引きがあるので，ヤり込んだだけ強くなる余地は残されている。そんなゲイムです。

「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」

　さて，ここからは個人的なゲイムの報告。いつもの感じですね。
　先週，「年末年始は『ドラゴンクエストモンスターズ3　魔族の王子とエルフの旅』に決めた！」と言っときながら，「龍が如く７外伝　名を消した男」との二股中です。どちらもヤり込み要素が強いんでね。ストーリー本編が進まないんですよ。
　そして，どっちもストーリー抜きにしても面白い。で，二股かけてるもんだから，余計に進みが遅い。最近では楽しみなはずの寝る前のゲイム時間だけど，どちらのゲイムをヤるかで悩んでストレスにすらなってる。ホントにダメな男ですよ，私は。どちらか選べない。
　どっちもね，魅力があるんです。モンスターを配合するのが面白いし，モンスターを配合するためにモンスターをスカウトするのも面白い。かたや，街を歩くのが楽しいし，コインロッカーの鍵を探すのも楽しいし，闘技場でSランクを獲るために戦うのも楽しい。もっと言うと，ポケサーもゴルフも麻雀などのミニゲイムも楽しい。どっちを選んでも楽しい半面，後悔もする。だからストレスなんです。

　そんな私がある日，選んだのが「上海LEGEND」。ええ，どちらか選べないがゆえにどちらも選ばないという道を選びました。要は別のゲイムですね。んでまたね，この「上海LEGEND」も面白いんですよ。
　「上海」は同じ麻雀牌を選んで消す，というシンプルなパズルゲイムですね。かつてゲイムセンターで稼働していた印象があります。ただ，アーケードゲームの「上海」って理不尽なほど難しかった記憶があるのですよ。時間制限もあるし，それ無理だろっていう配列でスタートさせられるイメージ。
　でも，今作は難度を選べて問題数が相当多いので，延々とヤってられるんですよね。ヤり込みゲイムたちの合間にヤる気分転換としては最適。やっぱり，何も考えずにただヤってられるゲイムってのも，ゲイムライフにおいて大切なんだなーって思いました。癒し系ってやつです。

「上海LEGEND」

　シンプルなゲイム性だけに，現代風にアレンジするのは逆にとても大変だと思う。だって，牌を消すときの気持ち良さだったり，カーソルの動きがスムーズだったりしないと，「ずっとヤッてられる」っていう状態を維持できないんですよ。あまり評価されないところを突き詰めるって意味で，パズルゲイムの開発はある種の修業的なストイックさが必要なんだろうなーなんて，ボーっと遊びながら考えてしまいました。
　いや，ホントにおススメです。麻雀牌を使ってるけど，麻雀の知識は一切必要ないってことも言っておきたい。年末年始の大作の中で，息抜きゲイムとしてぜひプレイリストにあってほしい作品ですね。

　というわけで，今週は二股だけでは飽き足らず，別の作品に浮気しましたってお話でした。本格的に今年も終わります。来週，この連載は今年よくヤったなってゲイムを振り返る「男色ゲイム大賞2023」をお届けいたします。これまた年末年始のお休みに遊ぶゲイムの参考にでもしてもらえればと。ではまた来週！

今週のハマりゲイム
PlayStation 5：「eFootball 2024」
PlayStation 5：「龍が如く7外伝 名を消した男」
Nintendo Switch：ドラゴンクエストモンスターズ3　魔族の王子とエルフの旅」
Nintendo Switch：「上海LEGEND」
Nintendo Switch：「ピクミン4」
Nintendo Switch：「超おどる メイド イン ワリオ」
iOS：「ロードモバイル」
iOS：「ウイニングイレブン カードコレクション」

■■男色ディーノ（プロレスラー）■■ ディーノ選手が所属するDDTプロレスは，12月24日（日）11：30より東京・後楽園ホール大会「D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall」を開催します。ディーノ選手は秋山 準選手，大石真翔選手とのKO-D6人タッグ王者として，高梨将弘選手＆アントーニオ本多選手＆正田壮史選手の挑戦を迎え撃ちます。そして結局のところ，「やっぱり大石さんが信用できない。一番の敵が大石さん。あと運動しながら辛子明太子を食べてはいけない」とのことです。