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日本初のプレイアブル出展に全国からファンが集合。クライマックスアクション「BAYONETTA」の先行体験会が開催
BAYONETTAは,記憶を失った魔女“ベヨネッタ”を主人公とした作品で,両手両足に装備した四丁拳銃や格闘技などを駆使し,ド派手アクションが楽しめる。
また,「デビルメイクライ」や「ビューティフルジョー」などで世界的な評価を受けたゲームデザイナー,神谷英樹氏の最新作であるという部分も,熱心なゲームファンならば気になるところであろう。
本稿では,体験会の模様を詳しくレポートしていくので,興味のある人はぜひご一読を。
ウィッチタイムを駆使したプレイは爽快の一言
慣れてくればやみつきになること間違いなし!
橋本氏はまず「感じるままに操作できる触り心地と,本作のコンセプトでもある“ノンストップ クライマックスアクション”の部分を体験してほしいと思います」と語った。
その後,神谷氏は,会場のモニターで“ベリーイージーモード”をプレイしている動画を公開。そこで「このモードでは,ボタン連打をしているだけでも問題なくプレイできます」と,ベリーイージーモードのウリをアピール。
動画では実際に,右手の親指しか使っていないにもかかわらず,サクサクと戦闘を進めている模様が確認でき,ベリーイージーモードがどれだけ初心者を考慮して作られているのかが感じ取れた。
ウィッチタイムとは,敵の攻撃をギリギリで避けることで発動するシステムだ。ウィッチタイムが発動すると,ベヨネッタは超高速で動けるようになり,その間,敵へ自由に連続技をたたき込むことができる。
神谷氏によると,「最初はなかなかタイミングがつかめず,トライ&エラーを繰り返すと思いますが,成功するとやみつきになると思います」とのこと。
天使を倒す爽快感はBAYONETTAでしか味わえない
キャラデザインや,ディテールの細かさも見逃せない
BAYONETTAをプレイしてまず思ったのは,キャラの動きがなめらかで操作性が非常によいということ。長年アクションゲームを作り続けてきた神谷氏の作品だけあって,このあたりの“手触り”の表現は「さすが!」の一言だ。
また“バレットアーツ”(射撃と打撃を同時に行う連続技)も,最初はコツがいるものの,慣れてくればポンポンとコンボが繋がっていくので,プレイしていてかなり心地よい。
魔女ベヨネッタならではのシステムでもある“トーチャーアタック”も興味深い。トーチャーアタックとは,ダメージを受けると溜まっていくゲージを使うことで発動できる特殊攻撃のこと。トーチャーアタックを発動すると,中性ヨーロッパで実際に使われていた拷問道具を使って敵を倒すことができる(悪魔を召喚する場合もある)。
また,その際の演出もかなり凝っているので,本作の魅力を隅から隅まで味わいたい人は,積極的に使っていきたいシステムである。
筆者のプレイ時には,アイアンメイデンを使ったトーチャーアタックが見られた。魔女が鋼鉄の処女を使って天使を拷問にかけるという光景が,なんともいえず凄まじく,ドSな人にはたまらないアクションなのではないだろうか。ちなみに筆者はどちらかというとその逆なので,ちょっと食らってみたいと感じた。死んじゃいますけど。
ウィッチタイムが使いこなせるかどうかで,ゲームの難度やプレイ時のテンションは大きく変わってくる。本作をプレイするときには失敗を恐れず,常にウィッチタイムを発動させることを考えつつ,ベヨネッタを操作したいところだ。
短い時間ではあったが,実際にBAYONETTAの試遊を終えて思ったのは「もっとやりたい!」ということ。アイアンメイデン以外のトーチャーアタックも見たかったし,バレットアーツやウィッチタイムの練習ももっとしたかった。ゲームの随所に挿入される,ベヨネッタのスタイリッシュかつセクシーな演出ムービーも,プレイのモチベーションをグッと高めてくれるクオリティだった。
神谷氏の手がけたアクションゲームといえば,デビルメイクライが頭に浮かぶ人も多いと思う。実際BAYONETTAの操作性は,デビルメイクライに近いものがあるので,同作が好きな人にもぜひオススメしたい。
また神谷氏によると,発売に先駆け,体験版の配信も予定しているとのこと。日程については後日あらためて発表されるようだ。加えて,10月にはBAYONETTAのテレビCMが公開される模様。会場ではテレビCMのメイキング映像が流れていたのだが,ベヨネッタそのもののとしかいいようのない女性が登場する,かなり凝った作りの作品になりそうだ。こちらについても,ベヨネッタファンは楽しみにしていてほしい。
- 関連タイトル:
BAYONETTA(ベヨネッタ)
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