2011年2月28日から3月4日までアメリカのサンフランシスコで開催されていたGDCは,世界中からゲーム関係者が集まって,ゲームにまつわるレクチャーが行われるイベントだ。だが,レクチャー以外にも催しはあり,新製品などを展示するエキスポ会場も設けられていた。そんなエキスポ会場にあったSony Ericssonブースに出展されていた携帯電話
「Xperia PLAY」に触れてきたので,その印象を写真とともにお伝えしよう。なお,細かい仕様は
以前掲載した記事を参考にしてほしい。
展示されていたものは米国バージョンなので,端末の下側に「Verizon」のロゴが刻印されている。また,中心付近にあるのが2連のタッチパッドで,「DUALSHOCK 2」風の操作ができる
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Xperia PLAYは,初代PlayStationのタイトルをプレイ可能な端末を認証するプログラム
「PlayStation Certified」に適応しているだけあって,とくに違和感なく対応ゲームを楽しめた。もっとも,PSPgoが遊びづらいと感じる人にとっては,あまり向いていないかもしれないが。
PSP goでいうところのアナログパッドはタッチパッドになっている。これは左右に1つずつ付いているので,左側でキャラクターの移動,右側で視点を変更するといった操作が可能だ。ゲームが対応していれば,ものによってはPSP goよりも遊びやすいかもしれない。また,ゲームによっては液晶画面へのタッチや,本体を傾けることによる操作にも対応している。
本体サイズは,119(W)×62(D)×16(H)mmで,重量は175g。本体を横向きに持った場合の下側には,3.5mm径サウンド入出力端子とMicro USB端子がある
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横向きに持ったときの本体左側には,電源スイッチがある。右側に物理的なスイッチや端子はない
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本体上部(横持ち時)の上側には「L」と「R」キーがある
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PSPgo(右)と並べたところ。ちなみにPSPgoの本体サイズは128(W)×69(D)×16.5(H)mm
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PSPgo(上)とXperia PLAY(下)。ちなみに,Xperia PLAYの下側に付いているのは盗難防止用コードの接続器具
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なお,米国で発売されるモデルには,格闘ゲーム
「Bluece Lee Dragon Warrior」,レースゲーム「
Asphalt 6 Adrenaline」,アクションゲーム
「Star Battalion」,シミュレーション
「The Sims 3」がプリインストールされる予定だ。