パッケージ
初音ミク -Project DIVA- F公式サイトへ
  • セガ
  • 発売日:2013/03/07
  • 価格:パッケージ版7329円,ダウンロード版6600円(共に税込)
  • Amazonで買う
  • Yahoo!で買う
読者の評価
84
投稿数:4
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

初音ミク -Project DIVA- F

初音ミク -Project DIVA- F
公式サイト http://miku.sega.jp/f/ps3
http://miku.sega.jp/
発売元・開発元
発売日 2013/03/07
価格 パッケージ版7329円,ダウンロード版6600円(共に税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
84
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 一通りクリアを終えて 80
    • 投稿者:mize(男性/40代)
    • 投稿日:2013/03/17
    良い点
    一通り全曲クリアしての感想です。
    プレイ歴はDIVA初代、2nd、extend、ドリーミーシアター(以下DT)2nd、DTextend、fです。

    ・グラフィック
    フルHD対応になったのは大きいです。
    あと据え置き版ハードなので、常に手元を見続けなくて良い点はやはりいいです。
    PVも相変わらず派手ですし、チャンスタイムによるエフェクト変化も健在です。

    ・曲全体
    Vitaの曲(全新曲)+6曲でした。
    過去収録分がないのは残念といえば残念ですが、DTを持っている人は過去分をプレイする手間はそれほどないのでこれでよいのでは?と個人的には思っています。
    良くも悪くも「初音ミク」らしい曲が選曲されています。

    ・システム面
    インストールすれば全体のロードは早いですね。メディアそのままでやるとVita版より圧倒的に遅いです。
    ☆ノートがタッチスクリーンからスティックのフリップに変わりましたが、そのおかげでチャンスタイム終了時の☆の叩きやすさが圧倒的に変わりました。
    また、☆ノートの判定が緩い事に関しては是非はあると思いますが、個人的にはこのままで良いかと思います。適当な連打で取れることは問題かもしれませんが、判定をシビアにすると判定開始タイミング等の問題でCOOLやFINEが取れなくなりストレスになりかねないと思います。

    ・ボリューム
    個人的には満足です。過去曲がやりたければ過去作品ができるので。
    ただ、Fしか持っていないとすると不足気味と捉えられるかと思います。

    ・Vitaのfとのシステム同期
    進行状態がVita版と同期できるので、Vita版を持っている人、逆にPS3版を買って後にVita版を買った人にとっては2つのハードで同じ曲を繰り返して曲やモジュールを開放しなければならないということにならないのは良いと思います。
    悪い点
    ・ノート移動速度
    DTを持っている人は即気づくと思いますが、ノートの移動がなめらかではありません。
    Vita版とほぼ同じ感じなので、携帯版(PSP、Vita)からすると変化はないと思いますがDTと比べるとどうしても厳しい見解になると思います。背景はあきらめるにしてもノートだけは音ゲーなので何とかして欲しかったです。(Vita版なら携帯ゲームだししょうがないかな、で済むのですが・・・)

    ・ノートと曲の微妙なズレ
    Vita本体でもありましたが、ノートのCOOL判定が若干遅い感じです。
    また、COOLを叩き続けると思うのですが、曲に合っていません。
    システムで微調整できる機能が付きましたが、曲単位でズレ方が異なるので焼け石に水にもなっていません。(これが曲単位にできればよかったかもしれません)

    ・譜面が見えにくい
    PVが派手になった反面、そのエフェクトのせいで、譜面が見えにくくなっています。
    覚えればなんとかなる部分もありますが、一つの曲をずっと繰り返すタイプではないので見えにくいのは厳しいです。

    ・新曲も含めEXTREMEは相変わらずの連打ゲー
    EXTREMEは全体的に連打が多いです。過去作品でも連打ゲーですが、今回チャンスタイムというミスできない時間が2回あるので、そこに連打を入れてくる曲があり、評価が落ちるので、ストレスになります。ただEXTREME全体の難易度としては過去作品とあまり変わらないかと。(本人は過去作品では激唱がクリア出来ないレベルの人です)
    全体的にはBPMが速い曲や曲自体は余り速くないがリズムが変則だったりで慣れないと難しい部分もあります。(Fは一応全曲かろうじてEXTREMEクリアしています。fは工場だけ未クリアです。)
    ただ、クリアはできるのですが、全体的にしんどいです。
    総評
    ・グラフィック
    前作からの進化としては十分な合格点だと思います。
    Vita版から来た人はピンぼけっぽかったのがシャープになったくらいの変化しか感じられないかと思いますが・・・
    ただノートのなめらかさだけは対応してほしかったです。

    ・サウンド
    Vitaだと内蔵のスピーカーかイヤホンメインですが、PS3では普通のスピーカーとなり、やはり音質が変わります。もちろんスピーカー次第ですが。
    収録曲に関しては比較的満足です。

    ・快適さ
    インストールすればロードが速くなるので、その点は問題なし。(最初はインストールし忘れていて遅いなぁと思っていた人です・・・)
    問題はやはりノートの移動がなめらかではない点です。あとはEXTREMEの難易度のせいで人によっては爽快ではないという感想を持ちそうです。

    ・熱中度
    Vita版収録曲はVita版でやりこんでいたので、あまり熱中というほどではありません。
    追加曲に関してはTell Your Worldが好きな曲だったのでやりこんでいます。

    ・ボリューム
    38曲を多いと取るか少ないと取るかではありますが、個人的には十分だと思います。
    Fのシステムで過去曲をやりたいというのはありますが、DTに比べてフレームレートが劣化しているので過去曲は過去作品でやればよいかな、と。

    ・まとめ
    Vita版を持っていない人でDIVAをやっているなら買いでいいと思います。
    持っている場合はTell Your World以外はDLCで手に入るので微妙ですね。ノートがなめれかなら別ですが。(そのうちTell Your Worldも有料で手に入る様になるのでは?)
    ただし、VOCALOIDにあまり興味がなくリズムゲームをやりたい人にはお勧めできないと思います。PVで譜面が見えにくい、曲を無視した連打ノーツなどがあるので。
    Vita版を含めルームなどのサブコンテンツは基本やっていないので評価外としています。
    曲のレベルが選べるので幅広いユーザー向けではあるのですが、カスタムモジュールの一つがEXTREME全クリア(評価は不問)でしか出てこないという点がネックでしょうか。
    過去作品ではそこまで厳しい出現条件はなかったはずです。(初代のHARD全部GREAT評価以上も以外と難しいかもしれないです)

    最後に、ホリさんで購入できる専用コントローラ(3万円の方)を購入された勇者な方はおられるのでしょうか(笑)
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 5 4
  • 新ステージへ! 85
    • 投稿者:ひじゅき(男性/30代)
    • 投稿日:2013/03/14
    良い点
    70時間以上やった上でのレビューになります。
    プレイ暦は2nd,extend,DT2nd,DTextendです。

    【グラフィック】
    ●今までのPSPでの3DモデルとDTの3Dモデルとは違い
    VITAで登場した小文字の「f」のフルHD版ということで
    DTに比べたらポリゴンはカクカクはしてますが、
    それでも十分に綺麗な3Dモデルかと思います。

    ●ポリゴンの劣化の変わりにキャラクターの表示人数増加(一部PVでは最大6人表示)
    PVエフェクトの強化などPVのレベルアップで3Dモデルの劣化は補えています。
    どれもこれも惹かれるPVばかりです!

    【サウンド】
    ●ニコニコ動画などで人気のあった曲を収録しているため、
    最近の人気曲などは大抵収録されています。【全38曲】

    ●逆に言えば昔の人気曲はPSP版に収録されている関係で、
    すでに収録された曲は一切収録されていませんが、
    ちょっと前に再収録総選挙を行っており
    要望が多かった曲は後日DLCという形で再収録されるかもしれないので
    ここは保留ですね。

    【快適さ】
    ●VITA版に比べロード時間は早くなり(DL版だとさらに早い)
    イライラすることなく遊べるかと思います。

    ●今までのDIVAの場合曲選択→難易度選択→スタートでしたが
    今回から難易度別にフォルダが用意されており、
    HARDフォルダに合わせておけばそのままHARDでスタートできます。
    個人的にはここの操作は非常にありがたい仕様でした。

    ●リズムゲームには新しく「フリップ」というのが追加され
    VITA版ではタッチパネルをスライドさせて反応させてましが、
    PS3版ではスティックを弾いて反応させるものに変更になりました。

    最初は戸惑ったのですが、しばらく遊んでいると
    COOL判定が増え、気づいたころにはリズムよく弾いて
    個人的には☆ノーツが楽しくなってきました。

    【熱中度】
    ●このゲームのメインは、リズムゲームではなくPVゲームとして認識しているため
    他のかたと意見は少し異なりますが、リズムゲームの方もしっかり作ってあり、
    各曲4つの難易度で遊べるようになってるため
    リズムゲームが苦手な人から得意な人まで幅広く遊べるようになってます。

    ●そのかわり昔の作品に比べて全体的に難易度は上昇してます。

    【ボリューム】
    ●過去の作品に比べて収録曲やモジュールの数は少ないですが、
    新しいVITAとPS3という場所に引越したため、仕方ないといえば仕方ないですね。
    ですがファンとしてはDLCという形でもいいので、
    過去の収録曲の配信&過去のモジュール配信して欲しい所ではあります。
    ですが、かわいい衣装からカッコいい衣装まで前作に負けないモジュールだらけなので
    マイナス評価にはなりませんでした。

    【EDITモード】
    ●前作のPSPに比べてですが各ロードが早くなったことにより快適に行えてます。
    悪い点
    ではここからは悪い点
    【30FPS】
    ●最近のリズムゲームなどでは大抵60FPS↑ですが、(DTは60FPS)
    DIVA-Fに関しては30FPSでの収録になってます。
    リズムゲームとしては致命的な事ではありますが、
    PVを見る側としてはそこまで気にあることではありません。

    負荷を考えて30FPSしてるのかよくわかりませんが、
    出来るのであれば60FPSのがよかったかな〜って思います。

    【DIVAルーム】
    ●おまけみたいなモードですが、
    基本女性キャラのモーションを使っているため
    男性キャラだと違和感を感じます。
    ●イベント数も少ないためコンプリートするのは作業になりがちな点も×

    【ライブモード】
    ●DTであったライブモード見たく、カメラの動かせる範囲を広げて欲しかった。
    左右に動かせるだけでも結構かわるものなので・・・

    【オンライン機能】
    ●自分で作ったEDITデータをオンラインで公開したり
    他の人が作ったEDITデータをダウンロード出来るんですが、
    実績の中に「エディットデータを公開する」というのがあるため
    サーバーには中身がすっからかんのデータが大量にアップされ
    非常に探しにくいです。

    ●また削除されたEDITデータも「削除されました」と残され
    これも探しにくい要因にも入りました。
    せめて、曲名を入力して検索する機能があればまだよかったのですが・・・
    あとは人気のあるEDITデータのランキング機能でもあれば・・・
    総評
    【まとめ】
    長くなりましたが、個人的には大満足しております。
    リズムゲームをやりこむ人、
    PVを見て楽しむ人、
    EDITデータを作成、公開、DLして他の方のデータを見る人
    など、いろんな遊び方が出来ます。

    PS3、VITAという舞台に登場して
    最初の作品ということでまだまだ不満な点はありますが、
    SEGAのDIVAチームが作ったPVはどれも素敵な物ばかりです。

    リズムゲームが苦手な人、得意な人が幅広く楽しめる作品
    であり初音ミクが好きな人は満足できるかと思います。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 4
  • 収録曲の少なさがネック 85
    良い点
    ・グラフィックの大幅な強化

     ハードがPS3になったことでグラフィックがPSPとは比べ物にならない、Vitaにも負けない位良くなっています。VOCALOIDのモジュールの細かい部分が多いのでしっかりと描画できているのは素晴らしいです。


    ・PVの大幅な強化

     DIVA、DIVA-2nd-のPVでは各曲で用意されたステージの真ん中でVOCALOIDがダンスをしながら歌うというものが多かったのですが今作ではパフォーマンスをしたり歌う場所がめまぐるしく変化したりと現実の有名アーティストのMVみたいに豪華なものになってます。
     またPVに登場できるキャラクターも曲によっては5人まで登場するので過去の作品では最大2人までだったので大幅な進化と言えます。さらに曲によってはユーザーのオリジナルMVとコラボしたりデフォルメのVOCALOIDが登場したりと主要キャラクター以外のキャラクターも登場します。
     PVの内容に関しても「ODDS & ENDS」のような感動的なPVから「リンちゃんなう!」のような「SEGA無駄に頑張りすぎwww」と思わず言ってしまうようなPVまで様々な種類のPVが揃っています。


    ・リズムゲーム部分の進化

     今までの作品ではソングエナジーを維持することでクリアでしたが今作ではソングエナジーだけではなくスコアにノルマが設定され、スコアが規定以上ならクリアというものになりました。
     その分ソングエナジーの維持は簡単になり、下手くそな人でも一応途中で終了することなく曲の最後までプレイできるようになりました。
     リズムゲーム部分でも同時押しコマンドが多くなったり新しいコマンド「フリック」(3Dスティックをはじく動作)が追加され、さらにチャンスタイムの他にテクニカルゾーンと呼ばれる指定された2か所の場所で規定以上の連続コンボを出すというボーナスゾーンも追加されたりとリズムゲーム自体も面白くなっています。


    ・相変わらずかわいいモジュール

     モジュールはほぼ全て新しいものに入れ替わりどれも素晴らしいものです。(個人的にには初音ミクのディープスカイのモジュールが特にかわいいです)
     モジュールの種類自体も今までの作品では初音ミクに一極集中していたのが分散され各キャラクターにバランス良くモジュールの種類があります。


    ・豊富な種類のアクセサリーアイテム

     今作ではモジュールの他に4つの各部位に装着することができるアクセサリーアイテムがあるのですが、ネコミミや尻尾などの定番萌えアイテムから鼻眼鏡のようなお笑いアイテム、リンの幼虫やミクダヨーのような「おいSEGAwww」と突っ込みを入れたくなるようなものまで様々な種類があります。
     これとモジュールを合わせることで自分の好きなようにVOCALOIDをカスタマイズすることができます。


    ・様々なポーズをスクリーンショットで撮影できるフォトモード

     今作ではフォトモードでVOCALOIDに好きなモジュールやアクセサリー、ポーズや表情をさせて好きな角度からスクリーンショットを撮ることができます。(ただしカメラの角度は変態という名の紳士対策としてスカートの下までは回らないように設定されている)
     表情やポーズはテンプレートの中から選択することになりますが主要なポーズはほぼそろっていて種類も豊富、背景も指定された条件を満たせばフォトモードで使うことができるため自分オリジナルのVOCALOIDの壁紙を作ることができます。
     特に私は趣味でイラストを描いているので様々なポーズを様々な角度で見ることができるこのフォトモードはイラストの練習にも非常に便利でありがたいです。


    ・Vita版のProjectDIVA-F-と連動が可能

     既に発売されているVita版とも同期が可能なのでVita版で既にDIVA-F-をプレイしている人には非常にありがたい機能だと思います。


    などこの他にも細かい部分でい良い部分があります。
    悪い点
    ・収録曲が少ない

     今作のでの収録曲はエクストラの6曲を含めて計38曲です。しかしDIVA2ndでの収録曲は48曲と収録曲の数自体は大幅に減ってしまっています。この量だとNOMALで5時間もあれば全曲クリアできてしまうほど少ないです。
     再録曲が少ない、PVが大幅に強化されたからとはいえ折角PS3という据え置き型ハードを使っているのであればもっとボリュームが欲しかった。


    ・収録曲にVOCALOID初期の曲が少ない

     収録曲に関しても最近の曲が多くVOCALOIDがまだ現在ほど知られていなかった初期の頃の曲(みくみくにしてあげる♪やハジメテノオトなど)がほとんどありません。VOCALOIDは近頃インターネット以外での登場も多くなり最近ファンになった人も多いので最近の曲で固めるのはよくわかるのですが、初期からVOCALOIDのファンである私としては初期の頃の素晴らしい曲を最近ファンになった人にも聴いてほしいという意味でも初期の頃の曲をもっと入れてほしかったと思います。


    ・再録曲が少ない

     今作ではほとんどが新規の曲であり再録曲がほとんどありません。
     個人的には「The secret garden」(DIVA一番最初のテーマソング)や「こっち向いてBaby」(DIVA2ndのテーマソング)などもぜひプレイしてみたかったです。
     せめて初音ミクが世に知られるきっかけとなった「みくみくにしてあげる♪」だけでも収録してほしかった・・・。


    ・過去作品のモジュールの大半がリストラ

     今作ではモジュールの大半が新しいものになっています。しかしその代償として過去の作品のモジュールの大半がリストラされてしまっています。
     この状態でも90を超えるモジュールやアクセサリーアイテムがあるので決してモジュール自体が減っているとは言えませんが過去の作品をやってきた私として過去作品のモジュールも登場させてもよかったのでは?と思います。
     個人的に非常に気に入っていた初音ミクのナチュラルとハートハンターのモジュールがリストラされたのは残念でなりません。


    ・PVのせいで譜面がさらに見ずらくなった

     PVの演出が強化されたのはいいことなんですが画面の急激な切り替わりが多くなり譜面が見えず楽なりました。
     PVによっては背景やステージの色にメロディアイコンの色に近い色を使ってるものがありそれと画面の急激な切り替わりと相まってメロディアイコンを見失ってしまうことがあります。以前私は「DIVA-2nd-のマージナルの譜面が見ずらい」とレビューしましたが今作ではあれとは比べ物にならないぐらい譜面が見にくい曲も存在します。


    ・EXTREMEの譜面がものすごいボタン連打ゲーム

     もともと親指ブレイカーとして有名なDIVAシリーズのEXTREMEですが今作のは非常に鬼畜です。
     以前からボタン連打が多いゲームだったのですがEXTREMEになるとボタン連打の数が跳ね上がります。HARDでは○×△□ボタンだけでも十分対処できますがEXTREMEになるとリズムガン無視で連打をしても間に合わない部分がありプラス十字ボタンで連打しないとSAFE判定にすらならないものも多いです。
     私はリズムゲームに関しては詳しくないので「他のリズムゲームでもこうだ」と言われるとしょうがないですが正直難しいリズムゲームが好きな人でなけらばEXTREMEをやる気が出ないです。


    ・Vitaからの追加コンテンツが非常に少ない

     Vita版の発売からかなり時間がたっていますがVita版からの追加要素が非常に少ないです。
     Vita版との大きな違いの1つがDLCであるエクストラが標準搭載されているということですがこれはVita版でもDLC(有料)でプレイできるものであり完全に新規で入っているのは「Tell Your World」だけです。またこちらもDLC(有料)でVita版でもプレイできるので既にVita版を持っている人はあまり買う意味がないです。


    ・一部の歌ではメインキャラ以外のモジュールが固定
     
     1つのPVに登場するキャラクターは増えましたがメインキャラクター以外のモジュールが固定されていることが多いです。特に「千本桜」では計5人のキャラクターが登場しますがモジュールが変更できるの1人のみとモジュールの変更によっては非常にちぐはぐなPVになってしまいます。
     

    ・一部の曲のカットに違和感

     曲の長さの関係で今作でも一部曲はカットされている部分があります。ほとんどの曲は特に違和感がないのですがただ1つ「ODDS & ENDS」のカットには違和感を感じました。
     この曲は歌詞が物語になっていて非常にメッセージ性の強い曲になっています。DIVA-F-版でのこの曲では2番から最後のサビの少し前までカットされていますがFullの曲を聴いた後にDIVA-F-の曲を聴くと展開に若干違和感を感じます。一応PVの映像で2番の歌詞の補完をしていますがせっかく素晴らしい曲でありこのゲームのテーマソングであるのだからFullで作ってもよかったのでは?と思います。
     

    ・フリックの動作判定が適当

     新しく追加されたフリックの動作ですがタイミング判定がCOOLとFINE、WORST(ボタンを指定時間以内に押せなかった判定)しか存在しないためスティックをひたすら連打で倒していけばFINが取れるという適当な仕様になっています。スティックの判定自体も少し倒しただけでも判定が出るので慣れないと自分の意図しない動作をしてしまうことが多いです。恐らくこの判定が原因でタイミング判定が緩くなっていると考えられますがここはもうちょっと改良してほしかった。


    ・フォトモードでキャラクター1人にしかポーズや表情の指定をすることができない

    フォトモードでは1人しかポーズをや表情を変えることができず、非常に物足りなく感じます。ポーズの中には2人でやることを想定したポーズもあるので非常に残念でなりません。
     
    総評
    ・グラフィック
    文句なしの5点やっぱりPS3のグラフィックでするDIVAは素晴らしいです

    ・サウンド
    歌に関しては特に問題はありませんでしたが個人的には好きな曲が少なかったので4点としました。

    ・快適さ/運営
    ロードに関してはゲームデータのインストールをすれば遅く感じることはないはずです。ただPVのせいで譜面が見えずらいのは快適にプレイできるとはいえなかったので3点としました。

    ・熱中度/ストーリー
    譜面の難易度はEXTREME以外はちょうどいい難易度だったので4点としました。

    ・ボリューム
    一番最初のDIVAでさえ39曲だったのに今作は追加要素含めて38曲とお世辞にもボリュームがあるとは言えず2点とさせていただきました。



    まとめ

    5年以上近くVOCALOIDのファンをしているものです。Project DIVAシリーズはDIVA、DIVA-2nd-をプレイしており、extend、Vita版-f-は未プレイです。このゲームはNOMALを全曲クリア、HARDを4/5ほどクリア、EXTREMEは好きな曲のみクリア、DIVAルームはほぼ未使用でのレビューです。
     根っからのVOCALOIDファンでVitaを持っていなかったのでVita版の購入は見送ったもののPS3版の発売が決まった時はすぐにインターネットで予約しました。発売後ゲームが届いたら早速プレイしましたがPVとグラフィックの進化に非常に驚きました。
     リズムゲーム部分も大味と言われた初期の頃から大幅に進化しておりこれ単体でリズムゲームとして十分通用するレベルです。
     モジュールもSEGA側のデザインだけではなくインターネットの有名な絵師がデザインを担当したものから一般から応募で選ばれたものまで非常に種類があり世界の様々なユーザーとともに発展してきたVOCALOIDの性質をよく反映しているものになっています。
     ただこのゲームのメインとなるはずのリズムゲームのボリュームは残念でなりません。エディットモードで自分で譜面を作れたり他の方の譜面のダウンロードができるとはいえせっかくお金を出して買うものであるのだからプロの作った譜面やPVでもっとプレイしたかったと思います。曲の種類についても普通のリズムゲームと比べ使える曲は数えきれないほど存在するはずなのに収録曲がたったの38曲というのは寂しすぎると思います。ただ現在ではDLCによる曲追加も可能なので収録曲はこれから増える可能性も十分考えられます。
     ゲームとしては価格の割にリズムゲーム部分が少ないのでVOCALOIDに興味がないリズムゲームが好きな人がこのゲームを買うことはお勧めしませんが私のようなVOCALOIDが大好きな人なら間違いなく楽しめると思います。
     VOCALOIDが大好きで興味がある人は、ぜひこのゲームを購入して初音ミクをはじめとするVOCALOIDと一緒に最高のステージへ飛び出してみませんか?
     
    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 4 2
  • まだそこまで遊びこんでませんがさらっとやった感じでは・・・ 85
    • 投稿者:ウイロウ(男性/20代)
    • 投稿日:2013/03/08
    良い点
    ・パーフェクト時、クリア時、ノットクリア時などにPVが変わってやってて飽きない

    ・収録曲も38曲と(アーケードは除く)2ndの次に多く色々とあって楽しめる。

    ・高画質、高音質で綺麗!

    ・難易度も高め(自分的に見て)でクリアできなくても新しいPV見るために頑張ろうとなれる。
    悪い点
    良いところの相対となりますが

    ・難易度が高めなので始めてやる人には難しいかも・・・(少しあやふやですみません)

    ・PS3のコントローラーが余り合わない(個人的ですが)

    総評
    結局のところ私個人としては色々とすることが多くやってて楽しいです。
    皆さんも満足なのでは?また↑のを書くのはメンドくさいし皆さんも「同じこと書くなよ」と言われそうなので私の評価は「FはDIVA作で1位を争うくらい面白いのでは?」といった感じです。因みに運営の方がわからないので運営の方は4にしてあります。
    今後のサービスで期待!
    プレイ時間
    5時間以下
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
AD(最終更新日:2022/12/15)
初音ミク -Project DIVA- F 初回限定特典 オリジナルラバーストラップ 付き
ビデオゲーム
発売日:2013/03/07
価格:¥2,400円(Amazon) / 2350円(Yahoo)
amazonで買う
Yahoo!で買う
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月21日〜11月22日