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[E3 2012]「Call of Duty: Black Ops II」の新要素「Strike Force」とは。Activisonブースで行われたデモプレイをレポート
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印刷2012/06/14 12:01

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[E3 2012]「Call of Duty: Black Ops II」の新要素「Strike Force」とは。Activisonブースで行われたデモプレイをレポート

 E3 2012のActivisionブースでは,「Call of Duty」シリーズの最新作「Call of Duty: Black Ops II」のデモプレイが,ブース内の特設シアターで行われていた。
 2025年という,シリーズ初となる「近未来の戦い」をテーマとした本作では,アメリカの新たなライバル,中国との戦争が描かれる。例によって,戦争の背後には個性的な黒幕が控えているようだ。

画像集#001のサムネイル/[E3 2012]「Call of Duty: Black Ops II」の新要素「Strike Force」とは。Activisonブースで行われたデモプレイをレポート

「コール オブ デューティ ブラックオプスII」日本語公式サイト

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 主人公は,前作「Call of Duty: Black Ops」に登場したAlex Masonの息子,Davidだ。ただし,ゲームは2025年の出来事を中心に進みつつも,ときおり1986年のアンゴラ,アフガニスタンなどに舞台をスイッチし,そこではAlexとしてプレイすることになるという。そして謎の黒幕の姿は,二つの時代に共通して現れる。

 デモプレイでまず披露されたのは,北米時間の2012年6月6日に開催された,Microsoftのプレスカンファレンス(関連記事)で公開された映像のロングバージョンで,中国軍の侵攻によって崩壊寸前に陥ったロサンゼルスから,大統領一行を脱出させるべく奮闘するDavidの活躍が描かれたものだ。
 フリーウェイを走行中の車列が無人機によって壊滅,政府要人を連れたDavidは,次々に襲ってくる敵と交戦しながら安全地帯まで脱出しなくてはならない。

 興味深かったのは,途中で使うことになるスナイパーライフルで,X線スコープを搭載しており,潜んだ敵の姿を白く浮かび上がらせる。たとえぶ厚い遮蔽物の陰にいても,位置はお見通しなのだ。弾丸も特殊で,覗きこんで5つのゲージを溜めることで威力が上昇し,コンクリート製の橋脚の背後にいる敵でさえ倒せてしまう。
 余談だが,マルチプレイでこれが使えれば,スナイパー対策にいいのではないかと思った。スナイパーでスナイパーを制する,みたいな。


 さらにMicrosoftのカンファレンスでカットされていたシーンには,ロボット兵器が登場していた。四足歩行で機関銃を装備しており,体格こそさほど大きくはないものの,装甲が施されているため,ピストルしか持たない警官隊は大きな打撃を受けることになる。
 この戦闘のロケーションとしてゲーム内に登場しているのは,ハイウェイ110号線からステイプルズセンターのあたりで,E3会場とは目と鼻の先。会場への行き来で見かける建物が倒壊し,炎に包まれているわけで,ちょっと妙な気分だ。
 そして,負傷したパイロットに代わって戦闘機に乗り込んだDavidは,大統領一行の車を狙ってくる敵を上空から次々に撃破し,さらに敵機との空中戦までこなす。実際の操作がどうなるのかはよく分からないが,ある程度の範囲は限られているものの,移動も含め自由にダウンタウンの上空を飛びながら,ドッグファイトが可能なようだ。
 弾薬が切れたDavidが敵機に体当たりし,ぶつかる直前に脱出するという,いつもどおりの手に汗握るシーンでロサンゼルスのデモは終わった。

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 続いて,本作に実装される新要素「Strike Force」マップのデモが行われた。説明によると,Strike Forceはゲームを進めていくと登場するミッションで,何種類か存在するようだ。ポイントは「失敗してもゲームオーバーにならない」ことで,その代わりミッションの成否によってその後のストーリー展開が変わっていくという。

 ミッションそのものもユニークで,通常のFPSとしてプレイすることもできれば,上空の無人機からの俯瞰視点で,兵士達に命令を下しつつ戦っていくことも可能だ。ちょっとした,ストラテジーゲームのような雰囲気で,視点の切り替えはプレイヤーキャラクターの腕に装着したガジェットによって,簡単に行える。デモに登場したシンガポールの港湾地帯マップは広く,そこを自由に使ってミッションを進められるというわけだ。
 もちろん,偵察ドローンやリモコン戦車など,未来的なハイテク兵器も多数登場し,これらをうまく駆使してミッションを進めていかなければならない。

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 Call of Dutyシリーズの従来作は,FPSの王道的なシステムを採用しており,メインとなるストーリーが一つあって,マップは分岐がそれほどないリニアな構造になっていた。今回のCall of Duty: Black Ops 2は,その二つを一気に変更したわけだ。
 シングルプレイでは,二転三転する複雑なストーリーとヒロイックな物語が楽しめたわけだが,それがマルチストーリーになって大丈夫なのだろうか。また,ストラテジー要素を入れたことでゲーム性が変わらないかなど,気になるところはあるが,挑戦的な試みであることは間違いないだろう。

 Call of Dutyシリーズもこれで10作目であり(拡張パックを含めず),2006年以来,ほぼ毎年リリースされている。回を追うごとに販売本数も伸びており,とくにCall of Duty: Black Opsは,アメリカ国内だけで1300万本以上のセールスを記録し,「北米で最も売れたゲーム」になったと報道されている。それだけに,続編の制作にはプレッシャーがかかったと思われるが,あえて従来のシステムを変更し,新たな試みに挑んでいるところがCall of Dutyらしいといえば,いえるのかもしれない。

 マルチプレイや実装が発表されているゾンビモードの詳細など,気になるところも多い本作。欧米では2012年11月13日にリリースされる予定だ。

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「E3 2012の特設ページはこちら」

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