コードマスターズは本日(2013年6月7日),同社が7月25日に発売予定である
「RACE DRIVER GRID 2」(
PS3 /
Xbox 360)に収録される
キャリアモードやコースの詳細を明らかにした。
前作「
RACE DRIVER GRID」では,自分のチームを持てたり,契約ドライバーとして各レースで活躍することができたが,今作のメインとなるキャリアモードでは,新人ドライバーとして始まり,さまざまなレースを勝ち抜き,ファンやスポンサーを獲得しながら名をあげていくという内容になっている。
キャリアモードでは,プレイヤーが乗るマシーンをカスタマイズすることができ,その
組み合わせは60億通りもあるようで,コースに合わせたマシーンセッティングがカギとなる。また,本作で収録されるアメリカ,ヨーロッパ,アジアを舞台とした各コースも公開されたほか,
最新ムービーも用意されているので,以下のリリース情報と合わせてチェックしてほしい。
RACE DRIVER GRID 2の収録コースやキャリアモードの詳細など、最新情報を公開!
コードマスターズは本日、RACE DRIVER GRID 2の収録コースやキャリアモードの詳細、そして最新映像を公開しましたので、お知らせします。
■キャリアモードのご紹介
本作に収録される2つのモードの内、メインのモードとなる、新人ドライバーから経験を積んで名プレイヤーに成長する、キャリアモードについて、詳しくご紹介します。
●キャリア
【ストーリー】
純粋なレースだけではなく、様々なレースタイプ(競技種目)にわたって、高いパフォーマンスを発揮することが求められる、総合的なモータースポーツ・レーシングのチャンピオンシップ「ワールド・シリーズ・レーシング(以下、WSR)」。WSRの創立者であり、投資家のパトリック・キャラハンは、同チャンピオンシップの立ち上げにあたって、最高のドライバーを集めることで世界が注目すると考え、スター選手を探し求めていた。
プレイヤーが活躍する、有名動画サイトでの映像がキャラハンの目に留まり、プレイヤーはスカウトを受ける。目的は、WSRのスター選手となって、人々の目を引き付けながら世界を転戦し、優秀なレースクラブやドライバーを採用してWSRの地位を確立するというもの。プレイヤーは、速さだけを競うレース以外にも、ドリフト走行をして得点を競うレースなど、バラエティ豊かなレースにチャレンジし、あらゆるレースで好成績を収めていく。
■キャリアの序盤
最初の段階では、テストへの参加、各地のレースクラブが主催する草の根レースへの参戦をします。
閑散としたガレージ。序盤では、参加できるイベントは限られている。 |
ファン数も増え、徐々にイベントも解除されていく。 |
■ソーシャルネットワークなどを介し、噂が広まる様子が見てとれる!
プレイヤーの活躍がYouTubeなどで話題を呼び、ソーシャルネットワークなどを通じて口コミで広がり、WSRに注目が集まっていく様子が感じられる演出が追加!世間が釘付けのアツい視線も体感できる!
※YouTubeへのアップロードはゲーム内の演出です。プレイヤーの操作なしに、自動でアップロードされることはありません
■イベントへの招待
上位入賞を果たして活躍すると、ファンやスポンサーを獲得していきます。
レースクラブのレースだけではなく、新しいテクニックを披露してファン獲得を狙う「プロモーションイベント」や勝利するとマシンがもらえる、「ビークルチャレンジ」などにも挑戦できます。
トップ3に入り、注目をされるようになると、イベントへの招待も多く送られるようになる。 |
様々な種類の特別なレースに参加 |
■マシンを入手
初めは使用できるマシンも限られていますが、レース結果によって、より高性能で魅力的なマシンが解除されていきます。マシンは、数多く用意されたパターンやデザイン、色などから好みのものを選択できます。
様々なレースタイプに対応できるよう、マシンのラインアップは充実させたい。 |
仕様だけでなく、カーデザインでも個性を出したいところ。本作では、ホイールもカスタマイズできるようになっている。 |
■スポンサーの獲得
成績に応じてあらたなスポンサーが現れ、獲得したスポンサーのロゴなども車体に配置できます。 スポンサーを獲得するには、提示された条件をクリアすることが必要です。
結果を残せば、スポンサーも増えていく。 |
プロモーションイベント(PROMO)は、ファンのみならず、スポンサーへアピールする場として有効。 |
■待遇への変化
勝利を多く収めると、ファンを獲得できるだけでなく、使用可能なマシンやそのデザインが増えたり、イベントへの招待が多く寄せられるようになったりするほか、メニュー画面であるガレージの設備も徐々に整っていきます。また、参加するレースも派手な演出が加わり、観客数やその熱気もビッグイベントの雰囲気が感じられるものへと変化します。
さらに注目度が高くなってくると、メディアによる報道も段々と大きくなり、 WSRの成長過程を目に見える形で示す演出で盛り上げます。
ガレージの様子も変わってくる。 |
ESPNの番組も知名度が上がってくると、大々的にWSRについて取り上げるようになる |
■本作ではESPNとコラボレーション!オリジナルの映像でより本格的な雰囲気を演出!
30年以上の歴史を誇る、アメリカ最大手の国際的なスポーツ専門チャンネルとして知られているESPN。その開局から続くスポーツニュース番組、Sports Centerが本作に登場します。草の根レベルのレースの報道枠は小さいものの、国際的なスポーツとして注目を浴びるようになると、ヘッドラインを飾るまでに拡大していきます。
●コースの詳細
本作に登場するコースは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの3大陸を舞台とした、「市街地コース」、「オープンロード(地点間コース)」そして「サーキット」の3つの環境タイプに分類されます。ここでは、各コースの詳細をご紹介します。
<環境タイプの特徴とは?>
・市街地コース
色彩も個性も異なる世界各地の刺激的な都市が、サーキットに生まれ変わって登場する、本作の中心となるコースです。複数の分岐点やダイナミックなルートが待ち受け、個性が凝縮されているのが特徴。
・オープンロード(地点間コース)
高速レースが楽しめるよう設計されたコースで、見通しのいいルートやドラマチックな景観が特徴です。ドリフト走行に最適な地形のコースも含まれています。
・サーキット
公式なレースが行われる実在のサーキットをモチーフにしているため、非常にテクニカルな上、正規のレースらしい雰囲気を併せ持つ点が大きな特徴です。
【アメリカ】
・シカゴ
ダウンタウンにある観覧車やビル群を望みつつ、特徴的な高架鉄道の下を通過する市街地型コース。直角コーナーが多いことも本コースの特徴の1つです。レース中には、線路と鉄道の車輪の間から飛びだす火花の中を抜けるスリリングな場面も。
・マイアミ
コースサイドのヤシの木やマリーナなどが、開けた雰囲気を盛り上げる市街地型コース。高低差があるため、コーナーや分岐点では細心の注意が必要ですが、同時にオーバーテイクも狙えます。
・カリフォルニア
木々の生い茂る中、カリフォルニアの海岸線を進む、オープンロード型コース。断崖絶壁やむき出しの岩肌が左右に待ち構える起伏の激しいコースには、オーバーテイクを仕掛けるコーナーが多数存在しています。
・インディアナポリス
インディアナポリス市近郊にあるスピードウェイで、世界3大レースの1つといわれるインディ500マイルやかつてF1グランプリの開催サーキットとしても知られる、サーキット型コース。
【ヨーロッパ】
・バルセロナ(スペイン)
開放的な雰囲気の中に、ショップの建ち並ぶエリアやガウディ作のサグラダ・ファミリアをはじめとする歴史的建造物が点在する市街地型コース。大小様々なコーナーや分岐点が多数あり、道幅の狭い箇所では、接触に細心の注意が必要です。
・パリ(フランス)
凱旋門やエッフェル塔などの観光スポットも登場する、石畳が特徴
的な市街地型コース。道幅が狭く、急なヘアピンコーナーが多数
待ち受け、運転技術が問われます。セーヌ川を挟んでのレースも
行われます。
・コートダジュール(フランス)
風光明媚なリゾート地として観光客にも人気の高いエリアに設置された、オープンロード型コース。緩やかな勾配のある、牧歌的な田園風景や切り立った岩壁、特徴的な家々の間を進みます。次から次へとコーナーが続くため、ライン取りには注意が必要です。
・レッドブルリンク(オーストリア)
かつてのF1では名勝負が数々生まれた地として知られるサーキット型コース。丘の上にあるため起伏が大きく、道幅も狭いため、集中力が必要。オーバーテイク可能なポイントも多数存在する高速コースです。
・ブランズハッチ(イギリス)
国際的なメジャーレースの開催地としても使用される、歴史的なサーキット型コース。森を囲むように周回するコースは、全体的に高低差が非常に激しいだけでなく、低速から高速まで、様々なコーナーが多数点在するため、ブレーキングが肝になります。
・アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(ポルトガル)
※本作での呼称はアルガルヴェです
アルガルヴェの海岸線近くに位置する、2009年に設置された国際レーシングサーキット型コース。F1のテストやル・マン・シリーズ、GT選手権でも使用され、上り坂と下り坂が交互に登場する、ブレーキングのポイントがつかみにくい、やりがいのあるレイアウトです。
【アジア】
・奥多摩(日本)
奥多摩のダムや日本を思わせる建造物を望みつつ進む、自然豊かな山道のオープンロード型コース。お馴染みの交通標識なども登場するコースには、ドリフトを楽しむのに最適なカーブが多数出現します。急こう配を制すことがポイントとなります
・香港(中国)
夜景の名所として知られるビクトリア・ピークの周辺に設置されたオープンロード型コース。高層ビル群を望む、高低差の大きいエリアにあり、道幅が狭い上、コーナーが点在します。ドライバーのテクニックが試されるスリリングなレースが楽しめるコースです。
・ドバイ(アラブ首長国連邦)
建設中の高層ビルがそびえ立つ、発展著しい都市部に設置された市街地型コース。比較的広い道幅なので、オーバーテイクの機会は十分ありますが、高速コースなので油断禁物。砂に足を取られないように注意も必要!
・ヤス・マリーナ(アラブ首長国連邦)
F1で唯一のトワイライトレースとなる、アブダビ・グランプリの開催地として知られるサーキット型コース。長いバックストレートを特徴とし、また終盤には低速コーナーが連続するユニークなレイアウトになっています。オーバーテイクが難しいコースの1つです。
※リリースにあります、名称やゲームの仕様は変更となる場合があります
※スクリーンショットはXbox 360版です