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[TGS 2013]「ファイナルファンタジー」作品のさまざまなコラボや新情報が公開されたステージ「FINAL FANTASY GO THERE」をレポート
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印刷2013/09/22 15:40

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[TGS 2013]「ファイナルファンタジー」作品のさまざまなコラボや新情報が公開されたステージ「FINAL FANTASY GO THERE」をレポート

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 東京ゲームショウ 2013の3日目(2013年9月21日),スクウェア・エニックスブースのステージでは,「ファイナルファンタジー」作品同士でさまざまなコラボを行うという「FINAL FANTASY GO THERE」キャンペーンのステージイベントが行われた。
 すでに,「LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII」PS3/Xbox 360)と,「ファイナルファンジーXIV:新生エオルゼア」PC/PS4/PS3)のコラボがこのキャンペーンで発表されており,ご存じの読者もいるだろう。

 さて,このステージイベントは,コラボを発表するだけかと思いきや,新作の新情報もポロポロ飛び出す見逃せないイベントだったのだ。そこで本稿では,ここで明らかとなった,さまざまな発表をレポートしていこう。

「FINAL FANTASY GO THERE」



「LIGHTNING RETURNS」の数々の新要素が公開

「FINAL FANTASY X/X-2」とのコラボで“あの衣装”も


 11月21日の発売まで,あと約2か月に迫った「LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII」。今回のステージでは,未公開のさまざまな要素が,プロデューサー 北瀬佳範氏,ゲームデザインディレクター 阿部雄仁氏,リードプランナー 澤田 唯氏の3名から発表された。

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北瀬佳範氏
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阿部雄仁氏
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澤田 唯氏

 まず,本作の開発状況に関してだが,日本版に関してはほぼ開発が終わり,海外版の作業を残すのみとのこと。日本のファンにとっては,あとは発売を待つばかりといったところだ。

 さて,本作の特徴と言えば,ライトニングにさまざまなウェア(衣装)を着てもらって,華麗にモンスターと戦うことだが,今回のステージイベントでは,さらにライトニングの見た目をカスタマイズできる要素と,ショップに関する情報が公開された。

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 これまでも,「ウェア」「武器」「盾」を自由にカスタマイズして,見た目を変える要素が公開されていたが,今回明らかになったのは,ウェアの全身や特定部位の色がカスタマイズできるという機能だ。色も12色の決められたテンプレートから使うだけではなく,円形のカラーパレットから好きな色が選べるというものになっている。アナログスティックをグリグリと動かして色の変化が確認できるので,好みの組み合わせも見つけやすそうだ。

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 また,本作のショップ事情についても情報が公開されている。
 本作の世界には,さまざまなショップが存在し,例えばウェアや武器は装具屋や鍛冶屋から購入でき,HPが減ったときは食事処で回復してくれる。ほかにも,ポーションやフェニックスの尾は雑貨屋で購入でき,宿屋を使うことで意図的に時間(世界余命)を経過させることも可能だ。

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 時間が重要な鍵になる本作では,開店時間もショップによって違うようで,夜になると閉店するところもあれば,24時間開店しているところもあるという。こうしたショップは,世界に50か所以上も存在するらしい。中には,普通に探していると見つかりづらいような,隠れたショップもあるのかもしれない。

 今回の発表にあるように,ショップでウェアを手に入れて,さらに色のカスタマイズで自分だけのライトニングさんが完成したら,ほかのプレイヤーに見せたくなるのが心情というものだ。

 そこで,本作にはスナップショットの撮影機能も用意されている。さらにネットワーク要素となる「アウトワールドサービス」を使って,撮影したスナップショットやメッセージをTwitterやFacebookに投稿できるのだ。ほかにも,Facebookやスクエニ メンバーズでの連動企画を実施する予定で,例えばフォトコンテンツやバトルスコアランキングを行って,入賞者にゲーム内だけでは入手できないアイテムをプレゼントすることも考えているという。

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 そして,ここで「GO THERE」情報だ。現在開発中の「FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」PS3/PS Vita)とのコラボ情報として,同作のヒロイン「ユウナ」の衣装が公開された。これは,「FFX/X-2」の初回購入特典に封入される「スピラの召喚士」だ。ウェアや武器の見た目が見事に再現されているだけでなく,勝利時のポーズも,もちろんお辞儀になっている。さらに,ゲーム後半で使える強力な魔法が最初から設定されており,盾にも強力なアビリティが付いていて,序盤のバトルが有利に進められるとのことだ。なお「FFX/X-2」の発売日は,2013年から今冬に変更されている。

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「THEATRHYTHM FINAL FANTASY CURTAINCALL」の新要素「バーサスバトル」でプロデューサー間氏と北瀬氏が対決!


間 一朗氏
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 続いて,2014年春の発売を予定しているニンテンドー3DS用ソフト「THEATRHYTHM FINAL FANTASY CURTAINCALL」のプロデューサー 間 一朗氏が,なぜか客席側から登場。“たまたま来た”ということで,本作の紹介を行った。

 ステージに上った間氏は,新要素「バーサスバトル」を紹介。北瀬氏にこの機能を使った対戦を申し出た。ちなみに,北瀬氏が勝った場合は,間氏の髪の色をライトニングさんと同じピンク色に,間氏が勝った場合は,インタビューなどで必ず最初に「THEATRHYTHM FINAL FANTASYって,とても面白いね」と,その国の言葉で伝えるという公約が決まった。

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 対戦する曲は当然,「LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII」の“クリムゾンブリッツ”だ。
 当初,間氏に押されていた北瀬氏。しかし,状況は刻一刻と変化し,北瀬氏が見事に逆転。なんと当のプロデューサーではなく,北瀬氏の勝利ということに。バーサスバトルには,Exゲージを溜めるとルーレットが回転し,止まったスキルの効果によって相手の邪魔ができるという,逆転要素があるのだ。
 というわけで,敗北した間氏は髪の色をライトニングさんカラーに染めるということに。どんなことになるのか,今後の登場に期待(?)しよう。

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「ファイナルファンタジーアギト」は現実の時間に合わせて進行する


田畑 端氏
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 最後に,今冬の配信開始が発表されたばかりのスマートフォン向けRPG「ファイナルファンタジーアギト」iOS/Android)の続報が,本作のプロデューサー 田畑 端氏によって明らかになった。

 本作において,プレイヤーキャラクターは,「魔導院ペリティシリウム朱雀」の学生として12組(零式の主人公達のクラスは「クラスゼロ」だ)に入り,さまざまな任務に参加して,上のクラスを目指すことになる。平日に仲間を集めたり,自分を強化したりし,週末になるとプレイヤー全員で強大なボスに立ち向かう。プレイヤーは,こうしたサイクルを3か月(1クール)かけてライブで体験していくという。なお,週末のボスを倒すことができれば成績が出て,次の週の月曜日にクラスが発表されるとのこと。

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 田畑氏によると,上記のようにゲーム中の時間が実時間とリンクしているのだという。そのため,夜間に遊べばゲーム内も夜になっている。つまり,ゲーム内での3か月は,実時間でも3か月かかるということなのだ。


 またスクエニ メンバーズでは,本作について「絆を深めたいキャラクター(クラスゼロ)」を選ぶというアンケートが行われていたのだが,その集計速報がステージで発表された。

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 先ほど述べたとおり,本作のシナリオは3か月を一つの区切りとしているが,それでゲームが終わるというわけでなく,次の新しい歴史に入っていく。とはいえ,その1回の歴史ですべてのキャラクターを深く描くのは不可能ということで,回を分けていろいろなキャラクターにスポットを当てていくのだそうだ。そこで,このアンケートではプレイヤーがどのキャラクターに思い入れを持っているのかを見たかったのだという。

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 なお,最初の1クールのシナリオはすでに完成しているのだが,次の3か月に関してはまだ書かれておらず,アンケートの結果を待っているところだという。どんなシナリオが展開していくのか,配信の開始と合わせて楽しみだ。
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