イベント
「STORM LOVER 2nd」の単独イベント「LUCKY SUMMER VACATION」をレポート。夏の舞浜に,熱い連中がやってきた
ゲームの発売から約1年2か月を経て,初めて単独で開催された本イベント。当日は2回に分けて公演が行われ,多くの女性ファンが舞浜に詰めかけていた。本稿ではその昼の部の模様をお届けする。
■出演者リスト
- 島﨑信長さん(一本松ヤマト役)
- 江口拓也さん(二宮真琴役)
- 日野 聡さん(朝参孝太郎役)
- 高橋広樹さん(四谷陽斗役)
- 下野 紘さん(五十鈴一久役)
- 小野友樹さん(陸・フェルナンド・ハビエル役)
- 岡本信彦さん(七尾椎名役)
- 松原大典さん(八戸圭吾役)
- 小西克幸さん(十文字麻季役)
- 小野坂昌也さん(犬塚千尋役)
- 安元洋貴さん(酉水 司役)
教室風のセットが作られたステージに最初に登場したのは,一本松ヤマト役の島﨑信長さんと,二宮真琴役の江口拓也さんの生徒会コンビ。ストラバ2のオープニングテーマ「最恋<サイレン>」のイントロが会場に流れると,会場は黄色い歓声に包まれ,赤と青のスティックライトが客席に輝いた。2人は主題歌を一気に歌いあげ,客席のボルテージは早々と頂点に達していた。
イベント前半では,キャスト全員による「夏はバイト DE ラブバースト!」と題された朗読劇が行われた。BGMに合わせて五十鈴一久役の下野 紘さんから順番に生徒と先生が自己紹介をしながらステージ上に現れると,客席からは歓声と笑いが交互に上がっていた。
臨海学校を翌週に控え,ワクワクが止まらないセントルイス・ハイの生徒達だったが,突然臨海学校の中止の危機を先生から告げられる。生徒会長ヤマトが思いつきで突発イベントを開催してしまうため,学校予算が圧迫され,このままでは臨海学校も中止せざるを得ないというのだ。
そこで先生は生徒たちにアルバイトを提案,その稼ぎで臨海学校の費用を捻出し,さらに一番アルバイト代を稼いだ生徒が臨海学校で転校生と一緒に過ごせるというルールも持ち上がり,テンションを上げた全員はバイトに精を出すのだった……。 朗読劇ではそんな真夏の青春ストーリーが展開。圭吾の実家の寿司屋,一久が出演するテレビ局,そして陽斗たちが“ニーダウン(ひざまずく)”で接客をするバーと,シチュエーションの違ったバイト先でのドラマを全員がアドリブ混じりに演じていた。時折挟み込まれるラブバーストのシーンでは,照明がピンク色へと替わり,甘いセリフで客席を魅了することも。
生徒はもちろん,教師まで一緒に働いた結果,無事臨海学校の予算確保に成功した彼らは,最後に全員で客席の転校生達に向け「一緒に過ごしてください! お願いします!」のメッセージを贈った。
続く後半は,出演者全員によるバラエティコーナーへと突入。酉水 司役の安元洋貴さんの司会のもと,舞台上には学校の机と椅子が用意され,トークやクイズなどが繰り広げられた。
トークでは直前に行われた朗読劇が話題に上がり,島﨑さんはラブバーストのライティングがピンクになる演出と,客席からの「くるぞ,くるぞ……キター!」という空気が感じられたのが気持ち良かったと話す。
また「校内緊急!アンケート&テスト」のコーナーは,2人ずつのチームを組んだ5組の出演者がアンケートやテストに答えていき,NGワードや間違った答えを出したチームにはマイナスの点数が与えられるというルールで進められた。1問目に島﨑さん・江口さんチームがフリップに描いた「牛久の大仏」の絵の,ちょうど股間の部分に黒っぽいもの(島﨑さんいわく「大仏の中に入る入口」)が描かれていたところから,全員の下ネタスイッチが発動し,客席に「イン○ウ」コールを煽る事態にまで発展してしまうほど。小西さん・小野坂さんの「お父さんチーム」(安元さん命名)もノリノリで,ほかのチームが回答するたびに下ネタにつなげ,客席は爆笑の渦に包まれていた。
ここでは最終的に下野さん・小野さんチームがマイナスの最高得点を獲得し,「ご褒美タイム」としてラブバーストの新たなセリフを客席にプレゼントすることとなった。
イベントのエンディングでは生徒会コンビによる「アイノウタ」が披露され,さらに最後の挨拶では,安元さんから「ストラバは2010年の発売から来年5周年を迎えますが,もしかしたら何かがあるかもしれません。これからも応援をしていて損はないと思います」という意味深な発言も飛び出し,客席を大いに湧かせていた。最後には出演者全員が「セントルイス・ハイ校歌」を歌い,ストラバ2初のイベントは盛況のうちに終了となった。
「STORM LOVER 2nd」公式サイト
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