プレイレポート
「FFXIV:暁月のフィナーレ」の既存17ジョブの変化を確認。大胆に変わった召喚士に要注目
黒魔道士のパラドックスや赤魔道士のレゾリューションのように,威力の上がったアクションがコンボに追加され,与ダメージがさらに増えている傾向だ。ただし,召喚士のみほとんど別ジョブと言っていいぐらいに内容が変化した。
このほか,「アドル」に対象への物理ダメージを5%減少させる効果が追加されたあたりも大きな変更点だ。
●黒魔道士
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■特性
黒魔道士には,無属性魔法攻撃の「パラドックス」がLv90で追加される。パラドックスは威力510と強力だが,“パラドックスシンボル”が付与されている場合のみ実行可能となっている。そのパラドックスシンボルは,“アストラルファイア”が最大スタック数まで付与された状態で反対属性に変化したときか,“アンブラルブリザード”と“アンブラルハート”の両方が最大スタック数付与された状態で反対属性に変化したときに付与されるというように,少し条件がややこしい。
とくにアストラルファイアに反転する際,パラドックスを打つためにはアンブラルハートを最大スタックまで溜める必要があるため,「ブリザガ」のあとの「ブリザジャ」はもちろん,範囲攻撃の場合は「フリーズ」を忘れずに入れておきたいところだ。
また,“ポリグロット”の最大スタック数が2となったほか,ポリグロットを付与する「アンプリファイア」というアビリティが用意されたことで,「ファウル」や「ゼノグロシー」が,場面に合わせて撃ちやすくなっている点も見逃せない。
さらに,「エノキアン」が特性となったほか,「激成魔」が最大チャージ数2のチャージアクションとなり,全体的に使いやすさが向上している。Lv82で「ファイラ」が「ハイファイラ」,「ブリザラ」が「ハイブリザラ」に変化。ハイファイラは“フレア効果アップ”が付与される点にも注目だ。また,Lv84で「マナフォント」のリキャストタイムが180秒から120秒へと短縮されるなど,いずれも与ダメージの向上につながりそうだ。
●召喚士
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■特性
召喚士は,今回の変更のなかでもっとも変化の大きなジョブだ。バイオやミアズマ,ベインといったDoTアクションは廃止され,新たに「サモン・イフリート」「サモン・タイタン」「サモン・ガルーダ」といったエギを召喚して,履行技を行使するアクションが追加された。
エギの召喚は,“ルビーの神秘”“トパーズの神秘”“エメラルドの神秘”が付与されている場合にそれぞれ実行可能。各神秘は「サモン・バハムート」もしくは「サモン・フェニックス」を呼び出せば付与されるという仕組みとなる。つまり,「バハムート」の召喚→三蛮神を行使→「フェニックス」の召喚→三蛮神を行使→「バハムート」の召喚→……とつなげていくことになるわけだ。
三蛮神は,それぞれ特徴が異なるため,召喚するタイミングは重要になる。
イフリートは,基本的な攻撃としてキャストは必要だが威力430(範囲攻撃「カタストロフィ」は威力180)の火属性魔法攻撃「ルビー・リチュアル」を2回使用でき,さらに威力430の火属性範囲魔法攻撃の「クリムゾンサイクロン」から同じく威力430の火属性範囲魔法攻撃の「クリムゾンストライク」へとつながる強力なコンボが実行可能になる。いずれも高火力ながら,キャスト攻撃を考えると移動を挟まないタイミングでの使用が望ましい。
タイタンは,基本的な攻撃としてインスタント発動で威力330(範囲攻撃「カタストロフィ」は威力140)の土属性魔法攻撃「トパーズ・リチュアル」を4回使用でき,攻撃時に“マウンテンバスター実行可”が付与される。「マウンテンバスター」は威力150の土属性範囲魔法攻撃で,トパーズ・リチュアルと交互に発動する形になる。こちらもインスタント発動なので移動が多いタイミングでの使用に最適だ。
ガルーダは,基本的な攻撃としてインスタント発動で威力230(範囲攻撃「カタストロフィ」は威力100)の風属性魔法攻撃「エメラルド・リチュアル」を4回使用でき,さらに風属性範囲魔法攻撃で威力30,効果時間12秒のダメージエリアを形成する「スリップストリーム」が実行できる。スリップストリームはキャスト攻撃になるため,イフリートと同様にうまいタイミングでの発動を考えたいが,インスタントで発動する魔法攻撃がリキャスト1.5秒(ほかは2.41秒)と高回転なので,移動と停止のタイミングを見計らって使いたいところだ。
また,召喚士自身に最大HPの20%という強力なバリアを張れる「守りの光」が加わった。最大チャージ数も2のチャージアクションとかなり使い勝手はよさそうだ。
ともあれ,これまでの召喚士とはまったく異なる手触りになるので,メインジョブの人は,新ジョブをプレイするつもりでじっくりと研究してほしい。
●赤魔道士
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■特性
赤魔道士にLv90で追加される「レゾリューション」は,威力750の前方直線範囲の無属性魔法攻撃で,「スコーチ」の成功時に実行可能となる。スコーチのアイコンがレゾリューションに変化するため,スコーチを連打するような感覚で高いダメージを与えられる。
また,「エンリポスト」「エンツヴェルクハウ」「エンルドゥブルマン」へと続くコンボに,これまではブラックマナとホワイトマナが80必要だったのに対して,パッチ6.0では50に抑えられている。それに加えて,「マナフィケーション」の効果でブラックマナとホワイトマナを50上昇させられるため,マナフィケーションから一連のコンボを,パーティのバーストに合わせて実行できるようになった。そのマナフィケーションも,自身の魔法ダメージを5%上昇させるのはこれまでと変わらないが,最大スタック数が5から6に増加している点も大きな特徴だ。
さらに,「アクセラレーション」が最大チャージ数2のチャージアクションとなったため,Procをより多く発生させることが可能になった。そのほか,「アンガジェマン」が「デプラスマン」と同じ威力となったため,火力のためにデプラスマンで飛び過ぎて落下してしまう,という場面はかなり抑えられるのではないだろうか。また,Lv86で自身と周囲のパーティメンバーへの魔法ダメージを10秒間10%軽減し,回復効果を5%上昇させる「バマジク」が追加された点も見逃せない。
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- ライター:宮崎真一
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