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「ハースストーン」,チェスの元世界チャンピオン,ガルリ・カスパロフ氏がハースストーンに挑む姿を収めた映像を公開
「ハースストーン」公式サイト
ソビエト連邦時代のアゼルバイジャン共和国に生まれたカスパロフ氏は,1984年にチェスの世界チャンピオンを獲得して以来,15年間にわたってその座を維持した伝説のチェスプレイヤーだ。コンピュータ技術史に詳しい人は,IBMがチェスのために開発した「ディープ・ブルー」を相手に,“人類代表”として戦った人物として記憶しているだろう。
1996年の対戦ではカスパロフ氏が勝利を収めたものの,1997年には僅差だったが敗北し,「コンピュータが人間の頭脳を超えた」と大きく報道された。
映像には,60歳に近くなったカスパロフ氏がディープ・ブルーとの対戦を振り返り,新たな挑戦として「ハースストーン」に挑む姿が収められている。まったくの初心者だったカスパロフ氏は,基本からゲームを学び,準備を重ね,BO3(3回勝負で2本先取したほうが勝ち)に挑んだ。
勝負の行方は映像を確認してほしいが,「学ぶ意思がある限り,学ぶことができる限り,まだやれるのです」というカスパロフ氏の言葉は示唆に富んでおり,一見の価値がある映像に仕上がっていることは間違いない。
チェスのグランドマスター、ガルリ・カスパロフが
「ハースストーン」に挑む
ガルリ・カスパロフは史上最高のチェスプレイヤーのひとりだと考えられています。そんな彼でも約25年前、AIに敗北を喫したことがあります。そして本日公開された新たなミニ・ドキュメンタリーで、彼は「ハースストーン」でそのリベンジに挑みます。
このドキュメンタリーはチェス王者のガルリ・カスパロフが新たな注目の一戦に挑むいきさつを追ったものです。
ガルリはこう語ります。「『ハースストーン』を学ぶのはとても楽しかったよ。それは私がゲームや新たなものへの挑戦が好きだからというだけじゃない。興味をひかれたのは、『ハースストーン』のセミオープンなシステムなんだ。他の多くのゲームは、チェスのようにクローズドなシステムを持っている。『ハースストーン』では、新しいカードのダイナミクスが新鮮味と新たな戦術、戦略要素を継続的に追加する。だから、古いカードやデッキの価値が固定されない」とチェスのグランドマスターであり元世界チャンピオンのカスパロフは言います。「この恒常的な変化のおかげで、『ハースストーン』をマスターすることは難しく、無限の魅力が生まれている」
頭脳戦に備えましょう。「ハースストーン」の詳細はこちら:playhearthstone.com
それではまた、酒場でお会いしましょう!
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(C)2017 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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