［TGS 2013］中川家礼二さん達の鉄道愛が炸裂した「完乗！全国鉄道の旅」ステージイベント

　東京ゲームショウ2013の2日目となる2013年9月20日，カプコンが配信中の「完乗！全国鉄道の旅」のステージイベントが行われた。本作の配信は8月12日に始まっているのだが，ステージイベントではその魅力があらためて紹介されたのだ。

　最初にステージに登壇した本作のプロデューサー 藤井敬志氏は，今回のイベントのために助っ人を招聘。その人物とは，鉄道ファンとしても知られるお笑い芸人の中川家礼二さんと，本業はホリプロのマネージャーだが筋金入りの鉄道マニアという一面も持つ南田裕介さんの2人だ。

右から，中川家礼二さん，南田裕介さん

　3人が揃ったところで，さっそく「完乗！全国鉄道の旅」のゲーム内容と，その魅力についてあらためて語られていった。
　本作は，全国を縦横無尽に走る路線を自由気ままに旅しながら，写真を撮ったり，鉄道カードを集めたりできるゲームだ。一つの路線を制覇，すなわち“完乗”すると，コンプリートの証となるスタンプが押され，ゲームを進めていくとこれがどんどん溜まっていき，コレクター欲を満たしてくれるという寸法だ。

プロデューサー 藤井敬志氏

　本作ではJR各社から承認・協力を得ており，データ類はバッチリ。たとえば路線データに関しては，北は宗谷本線，南は枕崎本線までを網羅。また車両データに関しても，誰でも知っている在来線や新幹線だけでなく，特急車両や引退車両，さらには臨時列車や保守車両までもが含まれているのだから驚きである。

　ステージでは，実際にゲーム内でガチャを行う展開となったが，新たな車両カードを引くたびに，その車両に対する思い入れたっぷりのエピソードを，3人が興奮ぎみに語っていった。正直なところ，列車にそれほど詳しくない筆者は聞いていてチンプンカンプンで，いま自分がいるのが“東京ゲームショウ”なのだろうかと悩んでしまった。しかし，ステージ上の3人がとにかく楽しそうにしゃべっていたのが印象的だ。


　イベントでは，ゲーム内で9月20日から9月30日まで開催される期間限定イベントの内容も発表された。

　一つめのイベントは，「憧れの寝台特急 完乗！トワイライトエクスプレス」というもの。大阪から札幌までを結ぶ“トワイライトエクスプレス”に乗り，風景写真などを撮影しながら旅を楽しむという内容だ。この路線の道中には，レアポップで“鉄道の神様”が出現し，これがかなり手強いとのこと。見事討伐できたらスゴいカードが手に入るとのことなので，腕に自信のあるプレイヤーは挑戦してみよう。


　もう一つのイベントは「南田さんセレクション」で，これは新規・既存を含むすべてのプレイヤーが，“SL函館大沼号C1”の車両カードをゲットできるというもの。藤井氏によると，このカードの能力は大器晩成型で，愛情を持って育てていけばきっと良いことがあるでしょう，とコメントしていた。

　イベントの最後に，本作の魅力を3人があらためてアピール。
　南川さんは，「たとえ旅をしたくなっても，現実に全部行こうとなると仕事を辞めなければならない（笑）。でもこのゲームなら，気軽に各地へ鉄道旅行ができるし，実際に旅をする前の参考にも役立つと思う」。中川家 礼二さんは，「鉄道ファンには“乗り鉄”や“撮り鉄”など，いろいろな形があるけど，このゲームは全員がハマれるのが凄い！」

　そしてプロデューサーの藤井氏は，「このゲームは誰でも，それこそ通勤や通学の合間でも気軽に楽しめる鉄道ゲームです。ぜひ遊んでみて下さい！」と述べ，イベントを締めくくった。

「完乗！全国鉄道の旅」公式サイト

「完乗！全国鉄道の旅」ダウンロードページ