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[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう
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印刷2014/06/13 19:20

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[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

画像集#001のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう
 Warner Bros. Interactive Entertainmentは,新作アクションRPG「Middle-earth: Shadow of Mordor」PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360)をE3 2014会場の同社ブースにプレイアブル出展していた。本作は日本でも発売が決定しており,「シャドウ・オブ・モルドール」というタイトルで,2014年冬にPS4とPS3,Xbox One向けに発売になる予定だ(関連記事)。

 本作は,ファンタジー小説の金字塔である「指輪物語」を題材にした作品で,時代としては,「ホビットの冒険」と「指輪物語」の間で起きた物語とされている。
 主人公となるのはTalion(タリオン)という人物となる。タリオンは,モルドールへと続く黒門を守るレンジャーだったが,地上に帰還したSauron(サウロン)によって,妻子もろとも殺されてしまう。
 ところがタリオンは,「Wraith」(強大な力を持つ古代の人物の魂。幽鬼)によって死の淵から呼び戻され,さらには幽鬼の力を与えられた。そして,自分からすべてを奪ったサウロンに復讐すべく,モルドールの中心にある滅びの山を目指すことになる。

画像集#004のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

 会場のデモ機では,本作の特徴である「Wraith Power」(幽鬼アビリティ)や「Nemesis System」(ネメシスシステム)を実際に体験できたので,その内容を紹介していこう。

「シャドウ・オブ・モルドール」公式サイト

4GamerのE3 2014特設ページ


画像集#003のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

 主人公のタリオンは,幽鬼の力を授かることで,敵を攻撃したり,支配したりといったWraith Powerを使えるようになっている。
 今回のデモでは,敵やオブジェクトの正確な位置を把握できる透視能力をはじめ,テレポートして敵に不意打ちしたり,弱体化した敵を洗脳して味方にしたり,オオカミのようなクリーチャー・Warg(ワーグ)に騎乗可能になるといった能力があることを確認できた。

画像集#002のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

 Nemesis Systemは,本作の資料によれば「活気に満ちた次世代のゲーム世界」(a vibrant next-gen game world)を提供するものだとされている。
 これまでに公開されていた情報だと,ゲーム内でプレイヤーが出会う敵はすべて唯一の存在で,外見はもちろん,長所や短所といったステータスがすべて異なることや,個別に「自分の記憶」を持っていて,プレイヤーと遭遇することで,経験を積んだり行動が変化したりして,さらなる強敵へと育っていくことが,Nemesis Systemの特徴とされていた。
 たとえば,戦闘で仕留め切れずに逃してしまったオークがいたとすると,次に出会ったときに以前より強くなっていたり,プレイヤーとの戦闘を学習して戦術を変えてきたりする,といった感じである。

 実はそれがNemesis Systemのすべてではなく,今回のデモでは,「Power Straggle」(権力闘争)という,Nemesis Systemの別の要素を知ることができたのだ。

 5月23日のニュースで掲載したトレイラーでは,主人公のタリオンは,オークのリーダーを見つけて支配下に置き,その軍団を率いて滅びの山を目指す,というのが本作における主人公の目的であると紹介した。
 デモをプレイしたときに具体的な説明はなかったが,主人公の目的から推測すると,今回のデモは,オークの軍団を作る過程の一部を体験できるものだったと見ていいだろう。


 まずは,ゲーム内で形成されているオーク社会の構造から説明しよう。
 オーク社会には,「Warchief」「Captain」といった階級が存在する。トップに君臨するWarchiefは5人で,その下にはCaptainが20人ほどいるようだ。基本的にWarchiefとCaptainは主従関係を結んでいるのだが,中には主人となるWarchiefがいないCaptainもいる。
 これらのオークは,先述したように見た目やステータスがすべて異なっている。また,1ゲームごとに違うオークが生成されるそうだ。

 オーク達は自分の権力を拡大するために,Riot(暴動/騒動)を起こすことがある。勝利したオークはより大きな権力を得て,負けたオークは死亡するというシビアなイベントだ。
 なお,WarchiefやCaptainには「Power」というパラメータが設定されており,Riotで勝利したオークにPowerが加算されていたことから,この数値が高いほど,オーク社会の中で大きな権力を持つことを示しているのだろう。

 なお,主人公はオーク達の宿敵のようで,主人公を殺すと,その功績で出世することもあるようだ。
 また,その功績はゲーム内にもしっかりと反映され,プレイ中に実感することができる。主人公は幽鬼の力を得たことで,力尽きても復活できるわけだが,オーク達は当然そんなことは知らないため,再び出会ったときには,「これは何かのジョークか? 俺はお前を殺したはずだよな?」といった会話が発生するのだ。

 そういったオーク達を支配下におくときに役立つのがWraith Powerである。敵を洗脳して支配する「Dominate」でWarchiefを支配下におくのが手っ取り早いのだが,Warchiefは複数人のCaptainをボディーガードとして連れ歩いているので,難度はかなり高い。
 そこで,まずはCaptainを洗脳するわけだ。洗脳したCaptainを連れてWarchiefを襲ってもいいし,CaptainにWarchiefの殺害を指示してWarchiefに出世させてもいい。
 デモプレイでは最後までたどり着けなかったが,Warchiefを支配下においてもそこで終わりではなく,さらにWarchief間の権力闘争に勝利しなければならないのだろう。

画像集#005のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

 レポートは以上となる。E3 2014の会場周辺には,あちらこちらに巨大な横断幕などで本作の広告が掲示されており,Warner Bros. Interactive Entertainmentが注力しているタイトルであることが窺えた。指輪物語を新たな切り口で表現した物語やNemesis Systemなど,気になる点が多い作品だけに,発売が楽しみである。

画像集#006のサムネイル/[E3 2014]「指輪物語」が題材の「Middle-earth:Shadow of Mordor」を体験。滅びの山を目指すためにオークの軍団を作り上げよう

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