コーエーテクモゲームスは本日(2014年2月25日),同社が3月27日に発売を予定している
「Winning Post 8」(
PC/
PlayStation 3/
PlayStation Vita)の最新情報を公開した。
今回は,「Winning Post」シリーズのメインテーマである
“最強馬づくり”に関する情報が明らかにされている。強い馬を作るには生産が大事となるが,本作には
ディープインパクトや
ウオッカといった実在の種牡馬,繁殖牝馬が多数登場し入手できるとのこと。また,思い通りの競走馬を育成するために効果的な牧場の施設,種付け時の評価,産まれた幼駒(子馬)の調教を手助けする設備など,競走馬を生産するうえで知っておきたい情報が多数公開されたので,最新のスクリーンショットと共にお伝えしよう。
多くの実在馬が登場し、ゲームを盛り上げてくれる「ウイニングポスト」シリーズですが、自分で最強の馬を作り出す醍醐味は格別なもの。
競馬史の一時代を築いたあの名馬を自分で生産したり、自分で生産したオリジナルの馬で史実を彩る実在馬たちに戦いを挑んだり。
自分の生産馬を競馬史に送り込み、史実を実現したり、史実以上のif を作り上げていくことが『ウイニングポスト』の魅力です。
(1)強い馬を作るには、生産が大事です。
『WP8』では人気種牡馬が多数登場します。また人気の繁殖牝馬も多数おり、繁殖牝馬は、セリや、庭先取引で入手できます。
■種牡馬_ディープインパクト |
■種牡馬_キングカメハメハ |
■繁殖牝馬_ウオッカ |
■繁殖牝馬_オリエンタルアート |
(2)予め牧場施設「種牡馬繋養施設」を建設しておくと、より多くの種牡馬を牧場に繋養できます
【ポイント】
思い通りに競走馬を生産するには、牧場施設「種牡馬繁養施設」で種牡馬を繁養し、セリや庭先取引で繁殖牝馬の入手が必要です。
種牡馬は、他牧場の種牡馬もお金を支払って種付けすることもできますが、人気の種牡馬は売り切れていることもありますので、「種牡馬繋養施設」を建設して、優秀な種牡馬を繋養するとよいでしょう。
本作では、現役時代さながらの活躍を見せるディープインパクトや、牡馬相手に日本ダービーを制覇したウオッカなど、人気の種牡馬や繁殖牝馬が多数登場しますので、より良い種牡馬と繁殖牝馬を入手して最強の競走馬を作りだすことを目指します。
良い種牡馬、良い繁殖牝馬、そして良い施設を建てたら、準備完了。いよいよ種付けです。
(3)『WP8』では牝系という要素が追加されていますので、牝系を配合に活用します。
牝系は「牝系図」や、繁殖牝馬の画面でも確認できます。
繁殖牝馬_シーザリオ
日本だけでなくアメリカのGIレースも制した才女。福永祐一騎手のお手馬としてもおなじみ
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【ポイント】
本作では、種牡馬だけでなく、繁殖牝馬の血統(牝系)も継承されます。牝系には、その活躍に応じて、“大舞台でより力を発揮しやすくなる”、“スタミナがアップする”など、様々な「特性」が付与されるようになります。
この「特性」を持つ牝系に属する繁殖牝馬に種付けをすることで、産まれてくる幼駒の能力として受け継がれやすくなります。
より強い馬を生産するには、自分の牝系を活躍させ、優秀な特性を持った牝系を構築することが重要です。
(4)種付け時には、評価も見られます。
【ポイント】
種付け時の「評価」で、競走能力にプラスされる可能性のある「爆発力」(クローバーマーク)と気性面や健康面に影響がでる可能性を示す「危険度」(!)のバランスを見極めることで、産まれてくる幼駒の能力をある程度コントロールすることが可能です。
より素質の高い幼駒を生産できるよう、さまざまな種牡馬と繁殖牝馬の組み合わせを試してみることが重要です。
イギリスダービーと凱旋門賞を制覇し、鳴り物入りで2012年に日本で種牡馬入りしたワークフォースを種付け相手にしてみます。種付け料が1500万円と高額なだけあって、クローバーマーク×14とかなりの爆発力が期待できますが、危険マーク×5はかなり気になるところです。 |
種付け料が比較的安価な、高松宮記念を制した種牡馬キングヘイローはどうでしょうか?クローバーマーク×3、危険度×3、総合評価Dとあまり伸びませんでした。ただし、現役時代に幅広い距離で活躍したキングヘイローは父系因子に「柔軟性」を持っているので、これがうまく伝われば、幅広い距離で活躍できる競走馬が産まれるかもしれません。 |
現実の2013年リーディングサイアーランキングで、ディープインパクトに次ぐ2位のキングカメハメハはどうでしょうか。クローバー×9と十分、危険度もまったくなく、総合評価もBとかなりの高評価です。 |
配合の要素として父と母の競走能力も受け継がれますので、競走能力が高いがクローバーが少ない父/競走能力が低いがクローバーが多い父など、配合の組み合わせの考えどころが、本ゲームの醍醐味です。
配合により様々な要素が絡み合い、多少能力が劣る両親からでも思わぬ名馬が生まれたり、優秀な馬を配合させても相性が悪ければ駄馬が生まれることもあります。
クローバー、危険度、評価などを参考にビギナープレイヤーも手軽に配合ができます。
また、こだわりたい人は各因子をみて配合理論を駆使した「一流のブリーダー」としてのプレイも楽しみのひとつです。
例えば、繁殖牝馬シーザリオは牝系に所属しており、その牝系は牝馬の活躍馬が生まれやすくなる「牝馬」とクラシックレースの距離で強くなる「根幹距離」という特性を持っています。
うまく受け継がれると良いのですが…
種付けを行うと、受胎判定が行われます。 今回はうまく特性の「牝馬」が効果を表したようです。これで牝馬が生まれると、かなり期待できそうです。
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狙い通り、牝馬が生まれました。これは期待できそうです。
(5)早速、幼駒(子馬)を育てていきます。
【ポイント】
生まれた幼駒は、勝負根性が鍛えられる「ゲート」やパワーが鍛えられる「坂路」など、さまざまな効果をもつ「育成施設」を建設・強化した牧場で育成することで、より理想に近い競走馬に育てていくことができます。
また、親にあたる種牡馬や繁殖牝馬が、預託先である調教師や、レースに騎乗してくれる騎手の「縁の馬」だった場合、入厩後の成長度やレース中の能力がアップします。
牧場には様々な効果を持つ育成施設を建設できるので、どんな施設を建設して鍛えていくか、考えどころです。
ゲートを設置すれば、勝負根性が鍛えられます。
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あとは調教師に預け、騎手を騎乗させ、レースの勝利を目指します。
この子馬は福永騎手の縁の馬・シーザリオの子なので能力がUPします。
この馬の母であるシーザリオは、2013年のリーディングジョッキー・福永祐一騎手の「縁の馬」です。「縁の馬」になっていると、その子に騎乗したときに能力を発揮してくれます。
配合を工夫し、縁の馬も活用することで、見事、大レースを制することが出来ました。
牝馬の購入、種付け、誕生、調教、レースを繰り返し、血統を繋ぎ、母から子へ、その想いも受け継がれていきます。