「ディビジョン」の発売から1か月の成果を紹介するインフォグラフィックス公開。プレイヤーの“エンゲージメント”の高さがヒットの理由

　Ubisoft Entertainmentは，アクションRPG「ディビジョン」（PC/PlayStation 4/Xbox One）が発売から1か月が経過したことを受け，その成果を分かりやすく紹介したインフォグラフィックスを公開した。

「ディビジョン」公式サイト

　2016年4月12日には無料アップデート，「インカージョン」が配信された（関連記事）本作だが，インフォグラフィックスに掲載された統計は，PC版とPlayStation 4版，そしてXbox One版から得られたデータの総計で，以下のような内容だ。

平均プレイ時間：ソロ 57.2％，Co-op 42.8％
キルされた敵の総数：172億5868万3433体
ジャンピングジャック（エモートアクション）の総数：1億5000万回
最も使用されている武器：クラシックAK-47
救助された市民総数：約2億5000万人
最も使用されている上着：シンプルカーゴジャケット
最も使用されている下着：トレーニングフッド

　興味深いのはCo-opの割合が42.8％で，ソロプレイの57.2％と拮抗している点だろう。Ubisoftは以前から，「プレイヤーのエンゲージメント（ゲームに対する参加度の高さ。「つながり」や「かかわり」などと訳されることもある）が，過去のどのタイトルより高い」としている。オンラインモードに対する熱中度の低さが同社作品の弱い点とする海外メディアも少なくなかったが，今回の「ディビジョン」でついに大きな成果を残せたのかもしれない。


　Ubisoftは，「ディビジョン」の発売後5日間の売り上げが世界累計で3億3000万ドルに達したことをアナウンスしており，これは「アサシンクリード」シリーズを抜く自社最高の記録であるという。さまざまなジャンル向けにリリースされてきたトム・クランシーシリーズの最新作として，これまで何度かの発売延期を乗り越えて発売された本作。今後，新たなシリーズ展開も期待できそうだ。

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• ライター:奥谷海人

（C）2016 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, The Division logo, the Soldier Icon, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

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