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  • セガ
  • 発売日:2014/11/13
  • 価格:6170円(税別)
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電撃文庫 FIGHTING CLIMAX

電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
公式サイト http://climax.sega.jp/
発売元・開発元
発売日 2014/11/13
価格 6170円(税別)
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このゲームの読者の評価
60
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  • 格ゲーとしてもキャラゲーとしても雑 30
    • 投稿者:MYTH OF FIST(男性/30代)
    • 投稿日:2015/04/17
    良い点
    ・電撃文庫作品の格闘ゲーム
    ファンにとってはやはりここが重要だろう。

    ・ステージ
    セガの有名なゲーム作品がステージ背景となっている。電撃文庫のキャラクターがそこに立っていても違和感が無いのは素晴らしい。

    ・BGM
    セガらしさがありながら、アニメチックな雰囲気もあり、絶妙な仕上がりとなっている。

    ・コレクション要素
    ゲーム内のポイントでキャラクターのカラーバリエーションやオンラインにおける称号、各キャラクターにセット出来る原作者・イラストレーター・声優のサインなどを購入出来る。特にサインはファンにとっては非常にアツいコレクションとなる筈だ。

    ・簡単操作
    格闘ゲームにしては比較的簡単なコマンドとなっている。初心者でも気軽に出来るだろう。

    ・切り札
    各キャラクターの持ち味、とも言えるこのシステムは中々面白い。女子高生が自販機を蹴飛ばすのには笑った。

    ・原作の絵が会話シーンで動く
    原作ファンにとって嬉しい要素だろう。

    ・オンライン
    動作は問題無いし、プレイヤーマッチの部屋の種類も一通り揃っている。

    ・原作の試し読みが出来る
    ここから興味を抱いて原作を購入する人も居るだろう。
    悪い点
    ・退屈なコンボゲー
    操作は簡単で技も少なくシンプルである事から初心者は比較的覚え易いが、慣れてしまえば同じコンボを繰り返すだけの単調な作業を強いられる。

    ・粗悪なキャラクターバランス
    メインキャラクターはバランスが悪い。そしてそれ以上にサポートキャラクターのバランスが悪い。強いキャラクター同士の組み合わせを相手にしたら、手も足も出ない事は間違い無い。勝つには自分も強キャラでお決まりの作業を行う事。弱いキャラに居場所は無い。

    ・アーケードモード
    話の内容は簡素でも良いが、キャラクターの魅力をより引き出す努力はすべきだ。

    ・ドリームデュエル
    電撃文庫作品の各キャラクター同士の会話が楽しめる···が、各キャラクターが絡む相手は限られているし、正直どうでも良い内容のものが多い。幾らライトであっても一応「小説」が元であるのに、ストーリー性も皆無である。こんなものを誰が期待していたのか?

    ・ドット絵の枚数の少なさ
    明らかに少ない。ストリートファイターIIIの様にヌルヌル動けとまでは言わないが、せめてアルカナハート3程度の動きは実現して欲しい。

    ・メインキャラクターの少なさ
    電撃文庫作品のキャラクターはたったの12人。セガのゲストキャラクターを合わせても総勢14人。スーパーストリートファイターIIよりも少ないのは格闘ゲームとしては残念だし、キャラゲーとしてはもっと残念な筈だ。サポートキャラクターは結構多いが、あくまでサポートである。
    総評
    電撃文庫作品のファンにとっては最高のゲームとなる筈だった。
    電撃文庫のキャラクター達がアツいバトルを繰り広げる事を期待していただろう。
    格闘ゲームのファンにとってはそれなりに注目のタイトルだっただろう。
    セガ発売の2D格闘と言うテーマはインパクトがあった。
    しかし蓋を開けてみればどうだ。
    カクカク動く電撃文庫のキャラクター達が大して面白くもない単調な作業を繰り返しているだけのサムい風景を、フランスパンとセガは我々に提供して来たのだ。
    しかも電撃文庫のメインキャラクターはたったの12人。
    家庭用の楽しみであった筈のドリームデュエルはGOD EATER 2のキャラクターエピソード並みの粗末な仕上がりで、その上ストーリー性が無い。
    オンラインの動作は問題無いのに悪いキャラクターバランスが気軽にオンラインへ向かいたい初心者の楽しみをへし折る。
    このゲームは、細やかなファンサービスと絶妙な嫌がらせで出来ている。
    インジャスティスとはまるで正反対だ。
    俺はこの作品は他人にオススメしない。
    電撃文庫のゲームとしても、セガとフランスパンがタッグを組んだ格闘ゲームとしても、悲劇的だからだ。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 3 2 3
  • 格ゲー初心者におすすめ、だがキャラ目当てなら要吟味 75
    • 投稿者:panda(男性/20代)
    • 投稿日:2014/11/26
    良い点
    難しいコマンドがほぼない
    キャラのアクションが原作に忠実
    小ネタも多い
    ドリームデュエルなどの掛け合いが楽しい
    プレイアブルキャラには原作小説の試し読みがあるので知らない作品でも多少安心
    悪い点
    BGMの変更に自由度がない
    アニメ化されている作品からの登場が多いにも関わらず主題歌などは未収録
    電撃作品モチーフのフィールド(背景)がない
    バーサスモードでキャラを選ぶとき、間違えて選んでしまって戻したい場合のボタンがselectボタンになっているなど多少混乱させられる
    ドリームデュエルやストーリーモードのボリュームが少ない(1キャラ当たり)
    総評
    初心者向け格ゲーとしてはこれ以上ない程親しみやすいだろう作品。どれか1キャラでも気になったら、下調べをして購入するのをお勧めする。
    このゲーム、比重としては 格闘>キャラ の印象。確かにアクションには小ネタが多く作りこみも良い。サポートキャラの組み合わせによっては一部演出が変わる程。
    ただ、ストーリーにもドリームにもクロスオーバー的魅力に乏しい(主にボリューム面)ので格ゲーとしてもやりこむ覚悟が必要だ。

    あ、オンラインは猛者だらけなので、心折れないでね。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 2 5 4 2
  • アーケード版と遜色ない格ゲー体験をVitaで! 75
    • 投稿者:井伏椒魚(男性/40代)
    • 投稿日:2014/11/25
    良い点
    ・Vitaでも非常に遊びやすいゲームシステム、操作系統
    ・ロード時間が皆無でまったく待たされない
    ・対戦相手との相性もあるが普通に遊べる水準のオンラインモード
    ・充実したオフライン要素
    ・入力のフレーム数まで表示されるトレーニングモードの充実っぷり
    ・アーケード版にはない新規キャラ、新規グラフィックの追加
    ・アーケード版と同じOPムービー、OP曲に変更可能

    アーケード版でできることはほぼそのままできる。
    携帯ハードなのでプレイする場所や時間を制限されず、アケコンを使わないので
    夜間でも騒音を気にすることなくプレイできるのは非常にありがたい。
    変な処理落ちなどもなく、慣れればアーケード版と同じコンボが可能。
    画面タップにもキー入力を割り振れるので、キー設定の自由度は思いのほか高い。

    対戦前の演出を補完する会話劇を収録したドリームデュエルモードや
    原作小説の試し読みコーナー、各声優のコメント音声なども収録されている。

    各ステージはセガの代表作品をモチーフとしており
    それぞれの作品で作曲を担当したスタッフみずからBGMを書き下ろしている。
    そういう意味ではセガフリークにもオススメな一本。
    悪い点
    ・キャラのドット絵が潰れている(Vitaの解像度が原因)
    ・ランクマッチはランダムマッチングのみ、対戦中の謎の切断あり
    ・プレマは部屋名設定不可、プライベートスロット無し、招待不可
    ・チャレンジモード関連のトロフィー条件が難しい

    キャラクターのグラフィックが解像度の問題で省略されていること以外は
    PS3版と同じ仕様なので、Vita版固有の悪い点ではない。
    有線接続のPS3版でもオンラインモードの不具合、ラグは発生するらしい。

    参戦作品に興味がない場合、さらに減点になる可能性がある。
    それくらいキャラ主体のゲームであるし、好きじゃないならやるべきではない。
    総評
    「携帯ハードで格ゲーってここまで楽しめるんだ」という驚きがあった。
    全体的にコマンドが簡単(昇竜コマンドがない)なゲームだからこそだろうから
    他の格ゲーも同じように楽しめるかどうかは定かではない。

    BGMや登場キャラについてよく批判されるが、本作は原作小説ベースであるため
    アニメ版の主題歌やBGMが流れないのは当たり前。的外れな批判である。
    キャラクターの見栄えや原作での性能を考慮し、泣く泣くサポートキャラに回した
    主人公がいることなどが予約特典の小冊子で解説されていた。
    電撃キャラではないアキラがラスボスとして参戦していることについては
    電撃作品のファンに対する配慮としてもじゅうぶんなものだったと言えるだろう。
    そのあたりを合理的に解釈すれば、決してマイナスポイントにはならない。

    参戦作品が好き、出演声優が好き、格ゲーが好き…入り口は様々だと思うが
    どれかが好きなら満足させてくれる良いゲームに仕上がっている。
    これでオンライン周りの仕様が及第点なら評価はもっと高かっただろう。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 4 4 3 5
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