ベアーズスタジオは本日(2015年1月22日)付けで,アドベンチャーゲーム
「ドグマツルギー ouverture」(
PlayStation Vita/
iOS/
Android)の物語を一部公開した。
物語の主人公は,高校の非公認サークル「魔術部」に所属する
湊ツカサ(CV:逢坂良太)。彼らは,新宿の古書店を訪れ,そこで店番をしていた少女リルカから,部長が注文したいわくつきの本「ドグマツルギー」を受け取るのだが,その直後,東京を襲う大地震に巻き込まれてしまうという。地震をきっかけに新宿は赤い霧に包まれ,謎の化け物が出現するようになってしまったのだ。
ほかにも,本作の雰囲気が分かる
イベントCGや,
主人公達の詳細なプロフィールも公開されたので,合わせて紹介しよう。
ストーリー
10月も半ば。秋風が吹く放課後。
高校のオカルト研究会、通称『魔術部』に所属する湊ツカサたちは、新宿の路地裏の地下にある古書店『くるぶし』を訪れる。目的は部長・射場アヤネが注文した本の受け取りだ。その本は『ドグマツルギー』と呼ばれ、オカルトマニアの間では知る人ぞ知るいわくつきの一品らしい。
訪れた古書店にいつもの店主はおらず、見知らぬ少女が店番をしていた。少女はリルカと名乗り、アヤネに古書『ドグマツルギー』を手渡す――その直後、東京を謎の大地震が襲い、ツカサたちは店内に閉じ込められてしまう。
地震をきっかけに様変わりした新宿は、赤い霧に包まれ外部とは隔絶していた。混乱するツカサたちに、化け物の無慈悲な足音が迫る。
目をそむけたくなるような惨劇を乗り越え、生き残るためには、進むしかない。『ドグマツルギー』に記された手がかりを頼りに。
キャラクター紹介
湊ツカサ
CV:逢坂良太
本作の主人公。お人好しで、押しには弱い、いたって普通の高校二年生。やると決めたことは貫く気概を持っているが、そんな場面はあまり来ないので、日々マイペースに過ごしてきた。幼馴染に引っ張られる形で魔術部に入部したものの、オカルトにはあまり興味がない。
佐木ユウナ
CV:坂本麻美
ツカサのクラスメイトで、幼馴染でもある少女。表情豊かで猫のように気紛れな性格をしており、いつもツカサを振り回している。オカルトでは、特にエクソシストにまつわる話に興味を持っているものの、本質的な部分には踏み込まず、いわゆる神父萌えを楽しんでいる。
射場アヤネ
CV:古川由利奈
高校非公認サークルである魔術部の部長を務める高校3年生。容姿端麗、成績優秀だが、生粋のオカルトマニアなため、周囲からは変人扱いされている。魔術部を正式な公認サークルにするために、五人目の部員を絶賛募集中。親が金持ちなのをいいことに、オカルトグッズの収集に大金をつぎ込んでいる。
垣谷ハル
CV:大坪由佳
魔術部に所属する一年生。とても控えめな性格で、自己主張をほとんどしない。小動物的な見た目もあいまって、魔術部では先輩たちに可愛がられている。占い全般が大好きで、毎朝欠かさずテレビの占いをチェックしている。ちなみに、本人による占いは当たった試しがないらしい。
淵上ナツキ
CV: 中谷亜美
ツカサたちの通う高校の教師で、魔術部の顧問をつとめている。生真面目な性格と真摯にものごとと向き合う姿勢から、多くの生徒に慕われている。アヤネにはなにか弱みを握られているらしく、なかば強引に魔術部の顧問にさせられた経緯がある。気苦労が絶えない28歳。
リルカ
CV:田村奈央
ツカサたちが訪れた古書店『くるぶし』で、店番をしていた少女。