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F∞Fが一時活動休止!?　アイチュウたちの絆を描く「アイ★チュウ ザ・ステージ 〜Rose Ecarlate〜」公開ゲネプロをレポート

2019/04/22 15:53 　アイドルの卵“アイチュウ”を育成する学園「エトワール・ヴィオスクール」を舞台に，夢に向かってひた走るユニットメンバーたちをサポートしていく恋愛アプリ「アイ★チュウ」（iOS / Android）。本作を原作とした舞台「アイ★チュウ ザ・ステージ 〜Rose Ecarlate〜」の公演が，2019年4月21日から行われている。

　今作は「エトワール・ヴィオスクール」の二期生ユニットが初登場する舞台化シリーズ最新作だ。4月21日〜4月29日に東京（シアター1010）で全11公演，5月10日〜5月12日に大阪（サンケイホールブリーゼ）で全4公演が上演される。


　本稿では，4月20日のゲネプロ公演の模様をレポートしていく。一部内容などを含む記述や写真も含まれるので，ネタバレをさけたい人は観劇後に読むことをオススメする。

■公演スケジュール
【東京】
期間：2019年4月21日（日）〜4月29日（月・祝）全11公演・4/24休演
会場：シアター1010
【大阪】
期間：2019年5月10日（金）〜5月12日（日）全4公演
会場：サンケイホールブリーゼ

■キャスト
F∞F（ファイヤーフェニックス）
川井雅弘（愛童星夜 役）
大原海輝（湊 奏多 役）
小波津亜廉（御剣 晃 役）

Lancelot（ランスロット）
吉岡 佑（轟 一誠 役）
坂垣怜次（赤羽根双海 役）
黒貴（三千院鷹通 役）

RE:BERSERK（リ・ベルセルク）
吉田大輝（エヴァ・アームストロング 役）
伊地智頼統（山野辺 澪 役）
雨坂亮汰（十文字 蛮 役）

POP’N STAR（ポップンスター）
設楽銀河（華房 心 役）
前嶋 曜（神楽坂ルナ 役）
古賀 瑠（及川桃助 役）

ORIGINAL CAST
大神拓哉（中田 忍 役）
大場達也（池袋太陽 役）
和泉宗兵（黒野幕男 役）
船橋拓幹（アシスタント 役）

SPECIAL GUEST（日替わり）
石渡真修 / 宮城紘大 / 佐川大樹 / 結城伽寿也 / 登野城佑真 / 須永風汰 / 田中晃平 / 綾切拓也 / 神越 将 / 菊地 燎 / 山内圭輔 / 荒 一陽 / 岸本卓也

■スタッフ
原作：恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」（リベル・エンタテインメント）
脚本・演出：伊勢直弘
音楽：早川大地
美術：加藤藍子
衣装：木鋪ミヤコ
衣装制作：大屋博美
ヘアメイク：片山昌子
振付：Tsuuu（HIGH ENERGY）
主催：アイ★チュウ　ザ・ステージ製作委員会（リベル・エンタテインメント/ビクターエンタテインメント/キョードーファクトリー/足立区シアター1010 指定管理者（東京公演））
制作：エルアンドエル・ビクターエンタテインメント/キョードーファクトリー
協力：キョードー大阪（大阪公演）、サンケイホールブリーゼ（大阪公演）

アイチュウたちの絆が試される
ゲネプロ公演をレポート

　最新映画「赤薔薇の英雄（ヒーロー）」の出演と，テーマ曲タイアップのオファーを受けたF∞F。しかし，学園に現れた特別講師・黒野幕男によって白紙にされてしまう。さらに3人は，黒野から“それぞれの答え”を見つけるまでソロで活動するように指示される。

　黒野幕男の指示で，滉はモデル，奏多は役者，星夜はソロ活動を始めるが，それが彼らを苦しめることに……。名前からして怪し過ぎる黒野の目的は一体？

　宙に浮いた状態になった映画の話は，同じ3人組ユニットであるLancelot，RE:BERSERK，POP’N STARが公開オーディションで競うことに……。また，星夜もオーディションを勝ち取ったらF∞Fでのユニット活動を認めてもらう条件で，ソロでの参戦を決めるのだった。

バラバラになってしまったF∞Fを気づかう，アイチュウたちの絆が描かれる（とても尊い）

　オーディション出場のチャンスは掴んだものの，落ち込んだ様子のF∞Fが気になってほかのユニットもなかなか本気になれない。そのなかにはF∞Fに役を譲ろうと提案する者もいたが，心たち各ユニットのリーダーはそれは彼らのためにならないと諭し，真剣にオーディションに挑むことになる。
　F∞Fの危機を通して，彼らだけでなく各ニット同士，そしてアイチュウ全体の絆をあらためて感じることができた。

　ソロを経験しているからこそ，仲間の大切さを実感した心。ルナと桃助も，そんな彼を信頼している

　マスターであるエヴァとサーバントたちの間には，揺らぐことのない繋がりがある

　高校時代からの友達であるLancelot。喧嘩するほど仲がいいという言葉がぴったりだ

　一方，星夜は孤独に耐えながら，ユニット活動再開のために1人でオーディションで戦っていた。そんな彼のもとに奏多と滉が訪れ，F∞Fとして活動したいという強い気持ちを互いに再確認する。健気な星夜の姿に，客席からはすすり泣く声が漏れていた。

　しかし，彼らには黒野幕男からさらなる試練が課せられて……。F∞Fは活動再開できるのか，映画の出演＆主題歌を勝ち取るのはどのユニットなのか，最後まで目が離せない展開になっている。


　なお本公演では，日替わりゲストとして三期生のメンバーが登場する。ゲネプロではI♥B（アイビー）のドラマー“ラビ”（須永風汰さん）が出演。ドラムスティックの代わりに菜箸を持って登場するなど，F∞Fとコミカルな会話で場を和ませた。登場するメンバーごとに，いろいろなかけ合いが楽しめそうだ。

　ラビは，I♥Bのメンバー。ゲネプロでは，アカペラで歌ってくれる場面も

　華やかなライブパフォーマンスも，本公演の見どころだ。各ユニットがそれぞれの曲を，キレのあるダンスとともに披露してくれた。
　衣装の再現度も高く，とくに細部の装飾まで丁寧に作られたRE:BERSERKの衣装はゴージャスで見とれてしまう。観劇する際は，ぜひ注目してほしい。

　F∞Fは物語と歌う楽曲の歌詞がリンクしていて，聴いていてジーンとくる

　圧倒的なパフォーマンスで観客を自分たちの色に染め上げるRE:BERSERK

　大人の色気を発揮するLancelotに，客席からは黄色い悲鳴も！

　POP’N STARはアイドルらしさ全開のキュートなパフォーマンス

　また本公演では，ユニット同士がステージでパフォーマンスバトルをするシーンも。それぞれの個性を発揮しつつ，バチバチと火花を散らす姿は見ごたえ抜群だ。


　詳しくは言えないが，劇中には声や拍手で想いをアピールしたり，コール＆レスポンスをしたりして推しユニットに愛を伝える場面が用意されている。観劇に行く際は，喉の調子を整えて万全の状態で挑むことをオススメしたい。
　残念ながら会場に行けない人も，DVD発売が決まっているのでご安心を。バックステージ映像や日替わりゲスト全収録など，観劇した人にも嬉しい内容となっているのでぜひ予約しよう。

※会場で予約すると特典としてオリジナルポーチ，ステージブロマイド（DVDとともに発送）がつく

「アイ★チュウ ザ・ステージ 〜Rose Ecarlate〜」公式サイト

「アイ★チュウ」公式サイト

「アイ★チュウ」ダウンロードページ

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