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なぜ石器時代を選んだのか。「ファークライ プライマル」のチームが開発コンセプトを語る日本語トレイラーが公開
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印刷2016/03/11 11:59

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なぜ石器時代を選んだのか。「ファークライ プライマル」のチームが開発コンセプトを語る日本語トレイラーが公開

画像集 No.002のサムネイル画像 / なぜ石器時代を選んだのか。「ファークライ プライマル」のチームが開発コンセプトを語る日本語トレイラーが公開
 ユービーアイソフトは本日(2016年3月11日),同社が4月7日に発売を予定している「「ファークライ プライマル」PC / PlayStation 4 / Xbox One。原題:Far Cry Primal)の日本語トレイラーを公開した。
 今回のトレイラーは,「本作の舞台としてなぜ石器時代の世界を選んだのか」といった点を中心に,ファークライ プライマルの開発コンセプトを紹介するもの。この設定だからこそ必要になる,武器や食料を集めるという要素やルールについて,開発者達がアツく語るという映像だ。
 合わせて今回は,舞台となるオロスの背景設定や主人公「タカール」について,また,この地で敵対する3つの部族などの基本情報も公開されているので,こちらもじっくりと読み込んでおこう。


「ファークライ プライマル」公式サイト


【ようこそ、狂気に満ちた石器時代へ】
今作のファークライの舞台は紀元前1万年、狂乱の石器時代へ。凶暴な野生動物が大地を支配し、自然が脅威を奮っていた時代、人間は食物連鎖の頂点ではありませんでした。命は常に危険にさらされたもろいものであり、「生きる」ことが最優先という厳しい時代、人間は石と火、そして生活の知恵を頼りに暮らしていました。プレイヤーは経験豊かな狩人「タカール」となってこの世界を生き延び、人類を滅亡の危機から救い、食物連鎖の頂点を目指します。

【1人生き残った熟練の狩人、「タカール」】
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タカール
「ウィンジャ族」と呼ばれる狩猟グループの生き残りは、飢えに苦しみ、少人数で不毛の荒野を何か月も旅してきました。旅の目的は遠い昔に別れたウィンジャの祖先と再会し、彼らが故郷と呼ぶ伝説の狩猟場、実り豊かな希望の土地「オロス」にたどり着くこと。しかしグループは途中でサーベルタイガーに襲われ、主人公「タカール」を1人残し仲間は全員死んでしまいます。唯一の生存者となってしまったタカールは一人オロスに辿り着き、散り散りになったウィンジャ族を統率し、リーダーとして成長していきます。

【敵対する3つの部族と個性的なキャラクター達】
広大なオロスの土地にはタカール率いる『ウィンジャ族』のほかに、『ウダム族』、『イジラ族』の3つの部族が存在します。これらは互いに敵対し、オロスの主権を巡り争います。彼らは部族ごとに異なる言葉を話します。石器時代の言葉に忠実な言語にするため、言語学者と協力して作成された言語も本作の魅力の一つです。また、キャラクターの多くはオロスの自然の中で体に傷を負っていることが多く、手足を失くしていたり、体が焼けていたり、凶暴な爪で傷付けられたりしています。原始時代の人間の命は、常に危険にさらされたもろいものであることを彼らはよく理解しています。

画像集 No.010のサムネイル画像 / なぜ石器時代を選んだのか。「ファークライ プライマル」のチームが開発コンセプトを語る日本語トレイラーが公開
『ウィンジャ族』 狩猟採集民族で、森の木から川で泳ぐ魚まで、命あるもの全てが魂を持つというアニミズムの一種を信仰しています。人間は自然の一部にすぎず、優位に立つ世界の所有者ではないという考えです。
オロスに辿り着いたタカールはウィンジャ族の仲間と出会います。採集者「サイラ」はウダム族に村を襲撃されるのを目の当たりにし、死んでいく仲間の叫び声が頭の中から消えない恐怖に苦しめられています。祈祷師「ティンサイ」は異様な中に魅力を秘めた人物で激しく動物的な一面を持っており、精神に作用する植物を噛み自然界の魂と通じ合うことができます。「カルーシュ」という力強く社交的なウィンジャの戦士は、ウダム族に殺された息子を守ろうとして片方の目を失ってしまいました。死んでしまった息子と一緒に戦うことを夢見ていた彼は、復讐を誓います。野性的で危険なウィンジャの職人、「ウォガー」もまた以前にウダム族に村を襲撃された際、片腕を失っています。その後ウダム族に囚われていましたが牢屋の中で作った道具で脱出して以来、危険な罠を作ってはウダム族を仕留めることを生きがいにしています。

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カルーシュ
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ウォガー

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『ウダム族』 3つの部族の中で最も野蛮で原始的です。何世紀にも渡り、山奥の巨大な氷河に道を閉ざされた洞窟に押し込められていたため、氷河が溶けるまで旅をすることができませんでした。そのため近親交配、食料不足から食人を余儀なくされ、常に病気や死に苦しんでいます。彼らは滅亡することを恐れて繁殖に固執し、他部族と戦い続けています。
リーダーの「ウル」は全ウダムの敬意と恐怖を集めています。木の手足とほぼ全体を火傷で覆われた体が特徴的で、ウダム族の衰退の原因が理解できず、部族民の将来を憂えています。敵対する部族が同じ苦しみを抱えていないことは知っており、彼らの絶滅を望みます。ウダムの土地を侵害する者はウダムの弱みに付け込む卑怯な敵だと考えています。ウダム族の中でも最強を誇る戦士長、「ダ―」はウルとの決闘を生き延びたとして尊敬されており、自ら襲撃や拠点の防衛を率いています。「スカルファイアの熱」と呼ばれる病に苦しめられていますが、死ぬまで戦うことを止めない姿勢を見せています。

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ウル

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『イジラ族』 定住性の農耕社会を持つ部族です。革新的な農耕技術、武器としての火の使用、太陽と月の信仰にまつわる組織的な宗教などで民衆を治め、この地域で最も高度で洗練された集団といえます。また彼らは自分たちが優位な存在であり、他の部族は奴隷や資源として使うための人間以下の存在であると信じています。
日食の最中に生まれ、太陽の女神サクスリの子孫であると見なされたイジラの女族長、「バタリ」は「太陽の娘」として崇拝され、部族民は危険から守ってくれる聖なる救世主と考えています。バタリ自身も太陽の象徴として振る舞いますが、彼女の心には虚栄と妄想に取りつかれた、うぬぼれた暴君の独裁心が燃えたぎっています。「ロシャニ」は高慢で疑い深いイジラ族の戦士長です。口先が上手く、一族の中でも影響力のある者を利用して今の地位に就きました。戦闘経験はほぼ無く、ウィンジャやウダムの本当の恐ろしさを知りません。

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バタリ

【広大な世界「オロス」】
舞台となる「オロス」は多種多様な生命に満ちた広大な世界です。息を飲むような美しいレッドウッドの森が広がる谷、過酷な大河、湿潤な沼地――雄大かつ危険なオロスの土地で部族がせめぎ合っています。
西部にはタカール率いるウィンジャ族の村があり、温暖で木々が生い茂っています。北部は極寒のツンドラ地帯で永久凍土、尖った岩が多い過酷な土地です。ここを拠点にしているのはウダム族で、南へと侵略していきます。南部は湿地帯で、太陽の女神を崇めるイジラ族が森林開拓を行っています。
野生動物は気候や地形といった環境に応じて生息しています。また夜間は、昼間潜んでいた動物達が活動的になる非常に危険な時間帯となります。本作はオープンワールドであるため、自分と関係のないところで世界は動いています。歩いていると敵対勢力同志が戦っていたり、猛獣に襲われていたりする様子を目撃することがあります。また、その戦闘に巻き込まれたりすることも、本作の醍醐味です。
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