インタビュー
「スターリィパレット」のスマホ版がついにサービス開始! 星野紅葉役の鈴木裕斗さんのインタビューとプレイレポートで魅力を紹介
本作は,聖華学園アイドル部に所属する9人の男子学生たちが,さまざまな困難に立ち向かいながら成長する姿を描く“青春系リズムゲーム”だ。プレイヤーはアイドル部のマネージャーとなって,男子学生たちのアイドル活動をサポートしていく。
今回4Gamerは,メインキャラクターの1人である星野紅葉(ほしの くれは)を演じる鈴木裕斗さんに本作に懸ける思いやその魅力などを聞いてきたので,ゲームの先行プレイレポートと合わせてお届けしよう。
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“青春系リズムゲーム”「スターリィパレット」のiOS/Android版がサービスイン。記念のキャンペーンもスタート
DMM GAMESとDMM.com OVERRIDEは本日,スマートフォン版「スターリィパレット」のサービスを開始した。本作は同名アイドルプロジェクトを題材とした“青春系リズムゲーム”だ。サービス開始を記念して,期間限定ガチャやログインプレゼント,キャンペーンなどが始まっている。
「スターリィパレット」公式サイト
星野紅葉役の鈴木裕斗さんにインタビュー
4Gamer:
スマホ版リリースを迎えたいまの心境を聞かせてください。
「ついにここまで来たんだ!」という気持ちです。最初にお話をいただいた3年くらい前から,演じている僕たちもこの日を心待ちにしていました。開発が止まっていた時期もありましたから,待っていてくれたファンの皆さんに届けられることへの喜びも感じています。
4Gamer:
鈴木さんが担当する星野紅葉とはどんな男の子なんでしょう。演じてみた際の印象も教えてください。
鈴木さん:
紅葉くんは,明るくて皆を引っ張っていく存在です。これまで僕は,いわゆるセンターの「イメージカラーは赤!」みたいなキャラクターより,違うカラーの役や“濃い色”のキャラクターが多かったので,そういったところでもプレッシャーや緊張感もありました。
4Gamer:
公式サイトのキャラクター紹介を見ましたが,たしかに“ザ・主人公!”という印象でした。
鈴木さん:
でも,ただ明るいだけじゃなく,周りの人の細かいところまでをよく見て,そして考えている男の子でもあるんです。
登場人物は思春期の男の子たちということもあって,紅葉くんだけではなく皆がそれぞれ大きな“何か”を抱えています。ストーリーは比較的王道のアイドルものではあるのですが,そういった繊細なところも描かれているので,しっかりと演じなければいけないと思いました。
4Gamer:
ストーリーでどのような会話や絡みが楽しめるのか,期待が高まります。
鈴木さん:
個別の物語ももちろんですが,先輩後輩だけではない,登場人物たちのさまざまな関係性を楽しんでいただけると思います。期待していてくださいね。
4Gamer:
紅葉くんを演じてみて,鈴木さんがご自身と似ていると感じた部分はありましたか。
鈴木さん:
あまり人見知りせずに,いろいろな人とコミュニケーションが取れるところでしょうか。
有墨 昴(ありずみ すばる)役の伊原 辰さんと向日 葵(むこう あおい)役の河本啓佑さんと一緒にAGF2018のミニライブでパフォーマンスした際(※),「アイドルだからハイタッチしましょう!」みたいに僕から提案したんですが,紅葉くんも1年生ながら先輩たちに物怖じせず主張できる子なんです。そういうところは似ているかもしれませんね。
※11月11日に行なわれたAGF2018(アニメイトガールズフェスティバル2018)の「DMM GAMES 新作タイトル合同発表ステージ」にて,stirRhythmの「Give me 5」(3人ver)を披露した
4Gamer:
では,もしご自身が紅葉くんと同じアイドル部の一員だったら,どんなアイドルになると思いますか。
鈴木さん:
紅葉くんと同じく,人と一緒にいるのが好きなので,励まし合って一緒に立ち上がりながら,明るく皆を引っ張っていく力を持った人になりたいですね。
ただ,自分は打たれ弱くて,壁にぶつかると「ああ……」となってしまうところがあるので,実際は気持ちの浮き沈みの激しいアイドルになるかもしれません(笑)。
4Gamer:
(笑)。紅葉くん以外で,気になるキャラクターはいますか?
鈴木さん:
蒼井翔太くんが演じる櫻井桃真(さくらい とうま)くんですね。唯一の中学生で見た目がとても可愛い男の子なんですが,すごく達観していて,アイドルとしても人間としても“見せ方”がすごく上手な人なんです。
蒼井くんが,歌や演技でしっかりと桃真くんの人物像をつくり上げていて。楽曲,ビジュアル,ストーリーどれも目を引くような,大きな存在感のある男の子だと思います。紅葉くんもきっとそう思っているんじゃないでしょうか。
4Gamer:
ではゲームシステムの話も聞かせてください。実際にプレイはされましたか。
「スタパレ」の生放送のときにリズムゲームをプレイしたんですが,まあ僕は下手くそで(笑)。でも操作はシンプルだし難度も選べるので,初心者の方でも楽しめるつくりになっているなと感じました。
あと,収録楽曲数がとにかく多くて,それぞれにジャケットイラストや衣装なども用意されているので「ひとつひとつ細かく作られているんだ」と感動しましたね。
4Gamer:
楽曲はとても気になります。
鈴木さん:
多くの楽曲で作詞を担当したKOTOKOさんをはじめ,制作陣には豪華な顔ぶれが揃っているので,クオリティの高さは推していきたいポイントです。
ラップやラテンなど曲調もバラエティに富んでいて,男性が聴いても「カッコいい」と思ってもらえるような曲もたくさんありますよ。老若男女問わず,楽曲からタイトルに興味を持っていただける人も多いんじゃないかなと期待しています。
4Gamer:
男性ファンが増えると嬉しいですよね。
鈴木さん:
はい。楽曲だけではなく振り付けも面白いので,こちらも楽しんでほしいです。
格好良いだけじゃなく,面白くて真似したくなるような要素もあって。例えばGive me 5は,RADIO FISH(※)の「PERFECT HUMAN」の振り付けをした方が担当してくれたんです。AGF2018で披露したときも,噴水広場を歩く男性に足を止めてもらえたんじゃないかなと(笑)。
あとレコーディングのとき,「グルーヴ感が大切!」とアドバイスをいただいて歌ったので,いい感じでノリノリになりながらプレイすると,ゲームを楽しみながら楽曲の魅力にも気付いていただけるかなと思います。
※お笑いコンビのオリエンタルラジオを中心に結成されたダンス&ボーカルユニット
4Gamer:
ホーム画面もすごく可愛くて魅力的です。
鈴木さん:
ちびキャラをタップするとセリフが出てくるんですよ。全体的にボイスの量はすごく多いので,さまざまな場面で聴けるという楽しみもあると思います。フルボイスとなるメインストーリーの収録にも熱を込めて挑みましたので,いろいろな角度から楽しんでいただけると嬉しいですね。
4Gamer:
ゲームをプレイする人に向けて,なにかアドバイスはありますか。
鈴木さん:
僕は下手なので参考にならないかもしれませんが(笑),先ほどもお伝えしたとおり,初心者にも易しいつくりだし,いろいろな楽曲をプレイすることによって,新たに好きになる曲もたくさん出てくるんじゃないかなと思います。
楽曲はひとつひとつ丁寧に作られているので,それを楽しみながらリズムゲームをプレイしてもらうのが一番ですね。
4Gamer:
最後に読者やファンに向けてメッセージをお願いします。
鈴木さん:
ストーリーは登場人物たちをしっかり掘り下げた物語が描かれていて,ゲーム部分も気軽にさまざまな楽しみ方ができるものとなっています。いろいろな人たちに刺さるよう工夫もされているので,一度プレイしていただければ魅力が伝わると思います。
ずっと待っていてくれたファンの皆さんにも,きっと「待ち続けていて良かった」と言っていただけるような仕上がりになっているので,たくさんの人がプレイして,アイドルたちを愛していただけたら嬉しいですね。
4Gamer:
本日はありがとうございました!
鈴木裕斗さんのサイン入りCDをプレゼント!
インタビュー後に鈴木裕斗さんからいただいた,「Give me 5」のサイン入りCDを1名様にプレゼント。2018年11月24日掲載の「Weekly 4Gamer」内で募集を行う予定なので,こちらもお楽しみに!
※Give me 5の試聴動画(ショートサイズver.)は[こちら]
「スターリィパレット」先行プレイレポート
ここからは,リリース前の「スターリィパレット」をプレイした感想を簡単にお伝えしつつ,制作スタッフから説明を受けたゲームシステムについて紹介しよう。
教室のようなデザインとちびキャラが可愛いホーム画面は,インタビューにもあるとおり,キャラをタップするとセリフが楽しめる。
画面下部のアイコンだけではなく,イベントが表示されているホワイトボードのほか,PC,電話,本棚,黒板といった“タップできそうなところ”もメニューボタンとなっていて,とても可愛く,楽しい仕掛けもあるホーム画面となっていた。
リズムゲームは,4つのレーンに流れてくるリズムアイコンをタイミングよくタップするというシンプルなもの。デッキにセットしたメンバーがちびキャラとして登場し,曲に合わせてダンスして盛り上げてくれるのがとても可愛い。
リズムゲームが得意ではない筆者でも,とくに説明がなくても遊ぶことができた。本作には,一度クリアした楽曲をオートでプレイできるモードも用意されているとのことなので,「リズムゲームが苦手だからイベントをこなせないかも……」という人でも安心してプレイできるだろう。途中でゲームオーバーになることなく,1曲最後までプレイできるのも,リズムゲーム初心者には嬉しいポイントだ。
また,時間がないプレイヤー向けには,消費スタミナを2倍や3倍にすることで,その分の報酬が増加するというシステムもあるそうだ。
ストーリーは「メインストーリー」「サイドストーリー」「シークレットストーリー」「イベントストーリー」の4種類がある。
メインストーリーは,アイドル部の仲間たちが,さまざまな出来事と向かいあって成長する姿を描いた,本作の中心となる物語だ。プレイヤーランク,楽曲クリアなどの条件によって新しい物語が開放される。サイドストーリーでは,メインストーリーでは語られない,各メンバーの夢や悩みといった部分に焦点を当てた物語が楽しめる。物語を読みたいメンバーをリズムゲームで使い,親密度を上げることで開放されるとのことだ。
シークレットストーリーとイベントストーリーはそれぞれ,各カードのイラストにちなんだものと,期間限定イベント向けに用意されるものとのことで,こちらも気になるところ。
短い時間での試遊ではあったが,メニュー画面やリズムゲーム部分などが感覚的に把握しやすいつくりとなっているため,ストレスなく快適に楽しめる印象だった。さまざまなプレイスタイルに合わせて遊べる工夫がされているようなので,「リズムゲームは苦手」「イベントに時間が取られる」といったところで敬遠してしまう人にもぜひトライしてみてほしい。
「スターリィパレット」公式サイト
(C)DMM.com OVERRIDE Co.,Ltd. /(C)DMM GAMES
(C)DMM.com OVERRIDE Co.,Ltd. /(C)DMM GAMES
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