目指すは地球の裏側!?　スマホ向けアクションゲーム「オラッ！ディグダグ　ホレゆけ！ブラジル」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1191回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向けアクションゲーム「オラッ！ディグダグ ホレゆけ！ブラジル」（iOS / Android）を紹介する。本作は，バンダイナムコエンターテインメント作品の二次創作が行える「カタログIPオープン化プロジェクト」によって生まれたタイトルだ。

アプリの価格は無料で課金要素もない。タイトルBGMには，オリジナル版「ディグダグ」のコンポーザーである慶野由利子氏の書き下ろし楽曲が提供されている。往年のファンには見逃すことのできない作品だろう

「オラッ！ディグダグ ホレゆけ！ブラジル」ダウンロードページ

「オラッ！ディグダグ ホレゆけ！ブラジル」ダウンロードページ

　本作の目的は，ディグダグ（ホリ・タイゾウ）に扮する主人公を操作し，地球を掘り進めることでさまざまな国に到達することだ。ゲームを開始するとディグダグが自動で真っ直ぐ進み始めるのだが，画面をホールドし続けている間は左方向に旋回する。地中に潜んでいるプーカァやファイガーなど，おなじみの敵キャラクターに当たるとゲームオーバーとなるので，うまく避けながら目的地を目指そう。

敵キャラクターだけでなく岩に当たってしまってもゲームオーバーだ

　画面上部には，酸素残量を示すAIRゲージと空腹を示すFOODゲージが表示されている。これらは時間とともに減少していき，どちらかがなくなった時点でゲームオーバー。地中には，AIRゲージを回復できる酸素や，FOODゲージを満たす各種野菜が埋まっているので，適度に補給しながら進んでいこう。

オリジナル版のベジタブルターゲットを彷彿とさせる野菜は貴重な食糧だ

　このほかにも，移動スピードがアップするスコップなど，地中にはさまざまなものが埋まっている。「マッピー」でニャームコ一味が盗み出したモノが得点アイテムになっているなど，細かいネタが仕込まれている部分も往年のファンにとっては嬉しいところだ。

ニャームコ一味の盗品に混ざって，ギャルボスなんかも登場する。超高得点アイテムなので見逃すな！

　ゲームスタート時には，ラッキースポットと呼ばれるスペシャルフラッグを模したゴール地点が設定されており，画面上部に表示された矢印を追うことでたどり着けるようになっている。ただし，本作には実際の位置や国土面積などを考慮したゴールポイントが，実に227種類も用意されており，指定されたラッキースポット以外に到達してもゴールとして認められるようになっている。

世界中を自由に“ホリススム”というのも，本作の楽しみ方のひとつだ

　往年のファンはもちろんのこと，ディグダグやミスタードリラーを知らない人でも楽しめる本作。到達した国や場所は記録されるほか，細かなプレイデータもタイトル画面で確認できるので，到達国のフルコンプリートを目指してみるのも面白いかもしれない。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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