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2×3マスのフィールドを制す“デュエル”。デジタルTCG「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」βテストをレポート
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印刷2016/08/20 00:00

プレイレポート

2×3マスのフィールドを制す“デュエル”。デジタルTCG「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」βテストをレポート

 ディー・エヌ・エーは,同社初となるスマホ向けデジタルトレーディングカードゲーム「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」iOS / Android)のβテスト(Android限定のオープンβテスト)を,8月5日〜8月15日の期間で実施した。
 4Gamerもこのテストに参加したので,本稿ではゲーム内容について紹介しつつ,プレイインプレッションをお伝えしよう。

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「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」公式サイト



2×3マスのフィールドを活用するデュエル!


 本作は,互いに30枚のカードからなるデッキを使用し,相手のライフポイントを削り切ったほうが勝利するというスマホTCG定番のルールを採用しているが,両陣営それぞれのカードを出す場(フィールド)が縦2×横3マスで構成されており,戦術の幅を広げている。ただカードを場に出せば良いというわけではなく,どのマスに配置するかで戦況の行方が左右されるのだ。

 たとえば,自陣営に配置したユニット(カード)の前方に敵陣営のユニットが存在する場合,まずそのユニットを排除しなければ,「ガーディアン」(プレイヤー)に攻撃を仕掛けられない。加えてユニットは,必ず前列>後列の優先度で攻撃を行うことになる。前列または後列のみで発動する特殊効果を持っている場合もあるため,どのようにユニットを配置していくかが重要なのだ。

自陣営に配置したユニットの前方に敵陣営のユニットがない場合,ガーディアンにダイレクトアタックを加えられる
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 カードによっては,任意のマスを「海洋」「砂漠」といった地形に変更させる効果がある。たとえば「海馬 ヒッポキャンパス」は,一見平凡なスペック(3マナ:ATK3/HP2)のユニットだが,海洋のマスだと「速攻」が発動し,コストパフォーマンスが高くなる。前列/後列だけでなく,このように地形を活用することもデュエルを有利に進めるカギとなっており,ゲームの戦術性をより深めている。

任意のマスを「海洋」「砂漠」といった地形に変更させるカードを使用することで,ユニットの性能を最大限に引き出せる
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多彩な勢力と,個性豊かなガーディアン


 本作には「オリンポス」「アスガルド」「トリニティ」「ルクソール」「イズモ」という5つの勢力が存在し,選んだ勢力のカードが使用できるようになっている。プレイヤーの分身となるガーディアンは,各勢力に5人ずつ用意され,それぞれ「ガーディアンパワー」という固有の能力を持ち,デュエル中に2マナを支払うことで,1ターンにつき1度だけ発動できる。

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勢力選択
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ガーディアン選択

 ちなみにβテストでお気に入りだったガーディアンは,オリンポスの“アテナ”だ。彼女は「自ユニット1体に速攻を持たせる」というガーディアンパワーを持っており,筆者のプレイスタイルとの相性が非常に良かった。ガーディアンパワーは当然ガーディアンと同じ数が存在……つまりプレイヤーにとっては15個の選択肢があるわけで,構築したデッキに合わせてガーディアンを選ぶのか,それとも見た目などでお気に入りのガーディアンを決めてからデッキを構築していくのか。そんな嬉しい悩みも本作の醍醐味となっている。


物語を楽しみながら練習できる「ストーリー」

そして詰め将棋的な「パズルバトル」も!


 ここまで読んで,「覚えることが多すぎる……」と心配するかもしれない。各勢力の物語を楽しめる「ストーリー」モードが実質的にチュートリアルの役割も担っているので,正式リリース後,とくにTCG初心者はこちらから始めてみるといいだろう。

各勢力に用意されている「ストーリー」モード。各ガーディアンを主軸とした物語が展開し,NPCとのデュエルを通じて基本的なプレイを学べる
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 詰め将棋的な「パズルバトル」モードも練習に持ってこいのコンテンツで,こちらでは特定の条件を満たしたうえで一定ターン数内に勝利するなど,特殊なデュエルが楽しめる。各カードの効果や,ガーディアンパワーの有効性を段階的に理解できる絶妙な難度が設定されているので,「ストーリー」モードと合わせてプレイしておきたい。

デュエルは一定ターン数内に勝負を決めなければならないパズルバトル形式。少しずつ難度が高くなっていくので,本作におけるカードバトルへの理解を無理なく深められるはずだ
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ほかのプレイヤー達と腕を競う「コロシアム」

「イベントマッチ」は正式リリース後のお楽しみ?


 βテストのときは全容が明かされなかったが,「コロシアム」(ランクマッチ)でほかのプレイヤーとのデュエルを楽しむことができた。「あと○日」と記載されていたので,正式版では,おそらく一定期間ごとに開催される/更新されるPvPコンテンツなのだろう。

試しに筆者が挑んでみたところ,35勝0敗という好成績でSランクに到達できた。なお,Sランク以上に到達したプレイヤーは順位が表示されるようだ
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 また,「イベントマッチ」というコンテンツが用意されているのも確認できたが,βテストでは実際に体験できなかった。正式リリース後のお楽しみということだろうか。どういった内容になるのか期待しておこう。


筆者が選んだ注目カードを紹介!


 最後に,βテストを通じて筆者が「これだ!」と感じた注目のカードを紹介しよう。

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英智神 アテナ
オリンポス勢力の専用カード(☆4)。個人的には「☆5では?」と感じたほど強力な効果「前列の全自ユニットは速攻を持つ。」がある。自陣営の前列にユニットが残っていれば,このカードだけで勝負を決めてしまえるレベル。筆者はこのアテナを主軸とした“速攻デッキ”を愛用し続けた。

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聖堂領の格闘教官
トリニティ勢力の専用カード(☆3)。3マナ2/3という標準的なスペックでありながら強力な効果「鉄壁」を持ち,実質的なスペックは2/4以上である。早めに場に出すことで相手に不利なトレードを強制させられる。マナブーストに成功し,もし2ターン目に出せれば,こちらは大きなアドバンテージを得られる

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アマテラスの恩光
イズモ勢力の専用カード(☆4)。たった4マナで盤面をリセットできてしまうという強力な効果を持つ。周囲のカードの強さや,コンセプト次第でデッキに組み込むかどうかを考えるカードだが,コントロール型のデッキであれば,ほぼ組み込まれるだろう

 以上,この3種類がβテストで筆者が注目したカードだ。ただし,各カードはあくまでもβテストのものなので,正式リリース後も同じであるとは限らない。カード選びの参考程度にしてもらえると幸いだ。

「デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)」公式サイト

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