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「イケメンヴァンパイア ◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE 〜Episode.0〜」は,あなたと恋に落ちる前の吸血鬼の物語――MADE/ジャニーズJr.も登場したゲネプロの模様をお届け!
女性向け恋愛ゲーム「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」(iOS/Android)が,初の舞台化! ゲームの物語の前日譚が描かれます。MADE/ジャニーズJr.の秋山大河さん,稲葉 光さん,冨岡健翔さん,福士申樹さん達が舞台初主演。イケメンだらけの舞台の模様をお届けします!舞台で繰り広げられる吸血鬼達の饗宴
――ゲネプロレポート
今回の「イケメンヴァンパイア ◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE 〜Episode.0〜」は,舞台のためのオリジナルストーリーで,ゲーム本編ではプレイヤーが美しいヴァンパイア達と恋に落ちる物語がメインになりますが,舞台ではプレイヤーと出会う前のヴァンパイア達がどのように過ごしていたのか,彼らがどんな事件に出会ったのかを描きます。
19世紀のフランス,サン・ジェルマン伯爵はヴァンパイア達が住む屋敷の主で,彼も純血のヴァンパイア。かつて世界で活躍した偉人達に,ヴァンパイアとして永遠の命を与えています。伯爵の手によって蘇った偉人達は全員,なんらかの目的・思い残しがあり,ヴァンパイアとしての生を謳歌してますが,ある日,そこに伯爵と契約を交わしていない招かれざる客――ナポレオン・ボナパルトが訪れます。
ナポレオンは,自身にはもう思い残したことなどない,ようやく生涯を終えられたのにまた蘇ってしまうとはどういうことか,と己の身に起こったことを受け入れられず,嘆き,悲しみます。
そんな彼の存在が館に住むヴァンパイア達に微妙な影響を与える中,未解決殺人事件の犯人である「ジャック・ザ・リッパー」から殺人予告状が届き,彼らはその事件に巻き込まれていきます。
「イケメンヴァンパイア」の名にふさわしく,舞台に出てくるヴァンパイアはみんなイケメン揃いです。しかし,プレイヤーである主人公と出会う前の物語なので,物語には恋愛要素はほぼありません。登場人物の誰かが恋に落ちる展開にならないので,どのキャラクター推しのファンでも,うっとりとステージに見入ることができますし,ゲームをプレイしたことがない人でも「イケメンヴァンパイア」の世界をすぐに理解できるのが魅力です。
招かれざる客ナポレオンと「ジャック・ザ・リッパー」,舞台はこの2本を軸にして進んでいきます。発生する奇怪な出来事を推理していくのは,「シャーロック・ホームズ」シリーズをこの世に産みだした,アーサー・コナン・ドイルです。確かに彼なら,探偵役にぴったりでしょう。アーサーはゲームでも人気のキャラクターですが,舞台での活躍の場もとても多いので,ファンは期待していてください。
意外だったのは,アクションシーンの多さでした。本作ではMADE/ジャニーズJr.の面々が出演していますが,彼らはもちろん,ほかのメンバーも素晴らしいアクションを見せてくれます。イケメン達が舞台せましと派手に動き回る迫力は,ぜひ実際の舞台で感じてほしいです。
「ジャック・ザ・リッパー」事件を通じて,ナポレオンはやがて,思い残しはないと考えていた自分の生涯や,ヴァンパイアとして蘇ったことの意味に気づいていきます。伯爵の口から語られる,「ジャック・ザ・リッパー」事件の真相とは?
事件は一件落着――と思われますが,エンディングはAパターンとBパターンの2つが用意されています。果たしてどのような結末になるのか,ぜひ両方のパターンを見てください。
「俺達はイケメンなんだ!」
――キャストへのミニインタビューをお届け!
ゲネプロ終了後,合同インタビューに答えてくれたのは,ナポレオン・ボナパルト役の秋山大河さん(MADE/ジャニーズJr.),レオナルド・ダ・ヴィンチ役の稲葉 光さん(MADE/ジャニーズJr.),ヴァルフガング・アマデウス・モーツァルト役の冨岡健翔さん(MADE/ジャニーズJr.),アーサー・コナン・ドイル役の福士申樹さん(MADE/ジャニーズJr.),アイザック・ニュートン役の荒 一陽さん,テオドルス・ファン・ゴッホ役の横尾瑠尉さん,フィンセント・ファン・ゴッホ役の松本ひなたさん(Candy Boy),ウィリアム・シェイクスピア役の釣本 南さん(Candy Boy),ジャンヌ・ダルク役の東 将司さん(Grab"A"),太宰治役の竹石悟朗さん,サン・ジェルマン伯爵役の瑛(あきら)さん,そして,セバスチャン役の長谷川慎也さんです。
――ゲネプロを拝見しましたが,すごい舞台でしたね。
秋山さん:
すごく緊張しました。12人の個性を一番に伝えたいと思って稽古をしてきましたが,これが俺達の舞台だ,と言えるものが出来上がったかと思います。
――ご自身の演じた役柄と通じる部分とかはありましたか。
瑛さん:
通じる部分は……あまりないですね。僕は今回の座組の中で最年少の22歳なんですが,伯爵という,だいぶ年上の役をやらせてもらいましたし。
冨岡さん:
モーツァルトは潔癖症だけれど,俺は潔癖症じゃないしね。とは言っても通じる部分もあればそうでない部分もあって,演じ甲斐がありました。原作サイドの思いというものももちろんありますし,ゲームを遊んでいる人に愛してもらえる舞台にしたいと思っていますので,大変ですね。ちなみに,これまでにさまざまな舞台でいろいろなモーツァルトが演じられていると思うのですが,バック転をするモーツァルトはこの舞台が初めてなんじゃないでしょうか(笑)。僕も実際にこのゲームを遊んでいて,バック転はしないと思っていたんですけど。
秋山さん:
そのへんは,結構どのキャラクターも意外だったよね。
冨岡さん:
モーツァルトは怒るとすごく怖い,というのがよく分かる内容でしたよね(笑)。ゲームではあまり出していない部分なので,舞台ならではのモーツァルトを楽しんでもらえればと思います。
竹石さん:
今日,ゲネプロ前に円陣を組んだとき,「俺達はイケメンなんだ!」と暗示をかけるように叫びました(笑)。
――MADEの皆さんは2.5次元は初めてですよね。
稲葉さん:
僕らはだいたい17年くらい芸能界にいますけれど,初めてですね。
冨岡さん:
最初はすごく不安でした。
福士さん:
カツラをつけてメイクしたときは,誰が誰だかわからなかったですよ(笑)。
――メイクは大変でしたか。
秋山さん:
今日は13:00からのゲネプロのために,9:00から劇場に入ってメイクをしました。12人いるので,全員分で2時間半くらいはかかっていますよね。
長谷川さん:
僕は人生で初めてコンタクトを入れたので,メイクもそうですが,コンタクトを入れるのにすごく時間がかかって大変でした。
――キャラクターの中では,誰が好きですか。
稲葉さん:
僕はレオナルド。自分推しです(笑)。
秋山さん:
ヴィンセントかなぁ。
松本さん:
でもヴィンセントは,夜はめっちゃ激しいんですよ。あ,吸血鬼なので,吸血がですよ(一同爆笑)。
秋山さん:
男しかいない座組なので,会話がこんな感じばかりで。完全に男子校のノリでしたね。楽しかったです。
福士さん:
ゲームではアーサーが一番人気と聞いていたので,結構プレッシャーでした。アーサーは女たらしということなので,それっぽさを出すため,今回の舞台では必ず1回以上全員に触ることを,とりあえず目標にしていました。
――稽古の思い出とかはありますか。
秋山さん:
殺陣の稽古ですね。あとは稽古が終わったあとにみんなでご飯を食べにいって,役作りとかいろいろと話し合ったりしました。
冨岡さん:
「僕はこういう感じにセリフを言いたいんだ」というのは全員あったんで,それぞれの思いを吐き出してましたよね。稽古の期間は1か月ちょっとだったけど,かなり濃かったです。
秋山さん:
南くん,めっちゃ語りますよね。
釣本さん:
僕は,お芝居のこととなるともうずっと喋っていますね……。
――ジャニーズだけじゃない,いろいろなイケメンが集まりました。
冨岡さん:
新しい時代だなと思いましたよ。まさに,平成最後の大仕事という感じになりました。
秋山さん:
令和でもまたやりたいね。
――最後にメッセージをお願いします。
秋山さん:
この舞台はゲームのストーリーよりも以前のお話で,この舞台を見て「イケヴァン」をやってみたいと思ってもらえるよう,僕たちも頑張るので,よろしくおねがいします!
――どうもありがとうございました。
◆公演概要◇タイトル:イケメンヴァンパイア ◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE 〜Episode.0〜
◇原作:CYBIRD「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」
◇キャラクターデザイン/原画:山田シロ
◇脚本監修:鈴木リコ(CYBIRD)
◇脚本:三浦香
◇脚色・演出:大関真(SET)
◇公演日程:
2019年4月12日(金)〜16日(火) EX THEATER ROPPONGI
◇協力:ココジャパン/サンミュージックプロダクション/ジャニーズ事務所/スーパーエキセントリックシアター/テクニカルアクターズクラブ/テレビ朝日ミュージック/テンカトル/トルチュ/BACSエンターテイメント/GFA/JAE(50音順)
◇プロデューサー:小林諸生(SET/シーメディア)/山田泰彦(サンライズプロモーション大阪)/船津崇(CYBIRD)
◇総合プロデューサー:大関 真(SET)
◇企画・制作:スーパーエキセントリックシアター
◇後援:テレビ朝日
◇主催:イケメンヴァンパイアTHE STAGE製作委員会
(C) CYBIRD/イケメンヴァンパイアTHE STAGE製作委員会
「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」公式サイト
「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」ダウンロードページ
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(C)2017 CYBIRD
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