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[TGS 2017]実機プレイによる解説やスマホ版の発表も飛び出した「信長の野望・大志」ステージレポート
「信長の野望・大志」は,2017年11月30日に発売を予定している信長の野望シリーズの最新作だ。小山宏行プロデューサーの実機プレイによる解説が行われたほか,同作のスマホ版が発表されるなど驚きの情報も飛び出したスペシャルステージのイベントレポートをお届けする。
実機プレイでは,細かい説明はすべて省かれ,いきなりの全国マップからスタート。領土の周りの大名の志を確認し,行動を決定していくのが基本的な動きとなるようだ。なお,画像では青色の地図でマップが描かれているが,これは戦略を練っているときの表現とのこと。戦略画面が終わるとリアルな日本地図に変化する。
富国強兵(兵糧を溜めて兵を強くする)がセオリーとなる信長のシリーズ。本作の新要素となる「商圏」は,兵糧を溜めるために必要なシステムで,商圏に進出し,ネットワークを拡大していくことで効率よく兵糧が溜められるようになっているようだ。
本作では,外交システムも変化しており,「心象」と呼ばれる数値が外交を成功させるカギとなっている。心象は「感情」と「利害」の2つのパラメータによって決定し,奏者を送ることなどで改善を図れるようだ。
続いて,本作の農業のシステムは,これまで毎月指示を与えていたものが,春夏秋冬の季節ごとに変化すると解説された。
ここまで新システムや変化されたシステムを実機プレイで披露した小山氏によると,「やることはシンプルですが,考えることが多くなったぶん,難度は上がったのかもしれません」とのこと。これまでのシリーズを遊んできたプレイヤーにとって,より楽しめる要素が増えたと言えるかもしれない。
実機プレイ後には,ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏が登壇し,挨拶と共に本作のコンセプトを語った。シブサワ氏によれば,本作のコンセプトは「大志」だという。大志の元に武将たちは行動を決定し,躍動感溢れる戦国時代を演出してくれるとのことだ。プレイヤーはその中で戦略・戦術を練り,国盗りを達成していく。
また,楽しんでほしいポイントについて,シブサワ氏は「とくにAIに力を入れており,戦国武将がそれぞれ独自の動きをしてくれます。予測不可能なことも多くあり,戦略的な部分を楽しんでもらえればと思います」とコメント。一方,小山氏は「本作は大名になって遊べるので,自分が大名になった気持ちで大きな視点で戦略を練って遊んでみてください」と話していた。
続いて既報で伝えたが,本作のiOS版とAndroids版が発表された。小山氏によると,PC版とのセーブデータの共有を考えており,それが実現できれば,外出先ではスマホで,帰宅後はPCでといった遊び方も実現可能となりそうだ。
ステージ最後のファンへのメッセージでは,小山氏は「新しい要素がいろいろと詰め込まれています。今後の信長の野望はこうなるぞといった意気込みで作っています。ぜひご期待ください」と語り,シブサワ氏は,「1983年に信長の野望の第1作を作り,今回が15作目になります。ファンの方々の応援に感謝しています。ぜひ大志を楽しんでください。23日の生放送では今日見せられなかった決戦の場面を披露するので,ぜひそちらもご期待ください」とコメント。「信長の野望・大志」ステージイベントを締めくくった。
「信長の野望・大志」公式サイト
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