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印刷2018/03/29 13:04

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【PR】「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」を快適にプレイしたいなら,「Core i7-8700K」搭載の推奨PCで決まり! ――その理由は?

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 2018年3月7日,PC版「FINAL FANTASY XV」である「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」が,ついに発売となった。
 ゲーム機版にない,PC版ならではの特徴は,システムのスペックに合わせてグラフィックス設定をカスタマイズできるところだ。とくに,公式ベンチマークソフト「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下,公式ベンチ)で選択できる「高品質」プリセットは,ゲーム機を圧倒する映像と,同時に相当に高い描画負荷で発売前から話題になっていたため,プレイにあたってPCを買い換えるかどうか検討中という人も少なくないだろう。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION体験版より
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 では,FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONをプレイするには,どんなPCを入手すればいいのだろう? 今回はCPUとGPUの観点から検討してみたい。


PCならではの高いグラフィックス品質を得るには高速なGPUと第8世代Coreプロセッサの選択がベター


スクウェア・エニックスのFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION公式Webページを開くと,「Native 4K(最大8K)」と「HDR10」の文字が迎えてくれる
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 PC版FINAL FANTASY XVを説明するうえで欠かせないキーワードになっているのが,「Native 4K(最大8K)」,そして「HDR10」である。
 前者は,3840×2160ドット表示に標準対応しており,ディスプレイデバイスさえ用意できれば7680×4320ドット表示にすら対応できるということ,後者は,一般的なディスプレイだと明暗を256段階で表現するところを1024段階(の「10」bit)で表現できることをそれぞれ示す。とくにNative 4Kのほうは,PlayStation 4 Proだと引き伸ばし処理での4K表示になるところが,PC版では引き伸ばしなしに表示できるという意味で,インパクトが大きい。

公式ベンチより
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 ただ,誤解を恐れずに言うのであれば,FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONのグラフィックスにおいて真に重要なのは,そのどちらでもない。

 そもそも,公式ベンチで最も高いグラフィックスが得られる品質になる「高品質」プリセットを選択のうえ,ゲーム側の表示解像度を3840×2160ドットにすると,2018年3月時点で最高性能を持つゲーム用GPU「GeForce GTX 1080 Ti」(以下,GTX 1080 Ti)の搭載環境でも,「PCならではの,快適なプレイ環境」には及ばない。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONがマルチGPU構成に対応していないことも考えると,この謳い文句がゲーマーにとって現実のものとなるのは,次世代GPUが登場してからになるだろう。
 また,HDR10はPlayStation 4版でも対応しているので,PC版ならではの要素ではなかったりする。

GTX 1080 Ti搭載環境で公式ベンチマークソフト「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を実行した結果。スコアの最高指標「非常に快適」のラインは1万2000だが,遠く及ばない。ちなみにこの4047というスコアは,上から5番めにあたる「普通」なレベルである(※テストに用いたPCのスペック詳細は本稿の末尾に掲載しています。ベンチマークスコアは4Gamerが取得した結果であり,すべての環境で同じ数字が出ると保証するものではありません)
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 では何がより重要なのかというと,ズバリ,「高いグラフィックス設定プリセット」のほうだ。
 PC版FINAL FANTASY XVでは,PCならではの高いグラフィックス品質を実現するにあたり,NVIDIAのゲーム開発支援フレームワーク「GameWorks」を採用している。そして,GameWorksを活用してグラフィックス表現のブラッシュアップを行うと,当然のことながら,そのグラフィックスはGeForceへ最適化されることになる。

 下にまとめたのは,FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONの体験版に用意される4つのグラフィックス設定プリセット「低」「標準」「高」「最高」でゲームの見栄えがどれだけ変わるかを示したものが2セットと,GameWorksの1機能である「HairWorks」の有効/無効切り換えで,やはり見栄えを比較したものが1セットだ。これらを見てもらうと,高いプリセットを選び,かつGameWorksを利用するにはGeForceを選ぶべきだというのが理解できるのではないだろうか。

ガーディナ渡船場から砂浜を臨むシーン。「低」では影や海面の映り込みがあっさりしているが,「標準」ではそこがまずリッチになり,映像の立体感が増す。「高」では全体にディテールの表現力が増している。そして「最高」になると,影の解像度が一段上がり,また,砂浜の凹凸を踏まえた影表現になっているのが分かるだろう
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レストストップ・ランガヴィータから道路沿いに遠くを見たシーン。「低」と比べて「標準」では全体のディテールが向上し,「高」では草むらの表現力が明らかに増す。「最高」だと舗装路上の白線がさらにフォトリアルとなり,中景では樹木の表現が豊かになっている
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大型Mobであるクジャタ。左がHairWorks無効時,右が有効時だが,違いは一目瞭然だ。HairWorksを有効にすると,アゴ髭や背中のたてがみが忠実に描画され,毛のふかふか感が向上している
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 そしてもう1つ,より重要なポイントとなるのが,高いグラフィックス品質設定は,「Native 4K」以外の,具体的には1920×1080ドットといった一般的なゲーム解像度と組み合わせられるということである。

 今回は,2018年3月時点で最も高いゲーム性能を期待できる6コア12スレッド対応CPU「Core i7-8700K」を用意。それとミドルハイクラス以上のGeForceを組み合わせて,解像度を1920×1080ドット,公式ベンチのグラフィックス設定プリセットを「高品質」でそれぞれ固定のうえ,公式ベンチを実行してみることにした。その結果はグラフ1のとおりだ。

※テストに用いたPCのスペック詳細は本稿の末尾に掲載しています。テスト方法は,解像度を絞っているのを除き,4Gamerのベンチマークレギュレーション21.0準拠です。ベンチマークスコアは4Gamerが取得した結果であり,すべての環境で同じ数字が出ると保証するものではありません
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 スコアと,スクウェア・エニックスが示す指標の関係は下に示したとおりで,見比べると,GTX 1080 Ti搭載時に上から2つめの指標「とても快適」のラインをクリアできているのが分かる。これであれば「高品質」プリセットで満足にプレイできるというわけだ。

 さらに,「GeForce GTX 1080」「GeForce GTX 1070 Ti」と「GeForce GTX 1070」(以下順に,GTX 1080,GTX 1070 Ti,GTX 1070)も「快適」の枠内に,「GeForce GTX 1060 GB」(以下,GTX 1060 6GB)でも「やや快適」の範囲に入ってくる。4K解像度設定時と比べて,ぐっとスコアが上がり,指標も良好になっているのである。

  • 12000〜:非常に快適
    (非常に快適に動作することが見込めるため,高いフレームレートで動作し,より高いグラフィックス設定が可能な余地もあるとされる)
  • 9000〜11999:とても快適
    (とても快適に動作することが見込めるため,高いフレームレートで動作し,より高いグラフィックス設定が可能な余地もあるとされる)
  • 6000〜8999:快適
    (快適に動作することが見込めるため,より高いグラフィックス設定を行っても快適に動作するであろうとされる)
  • 4500〜5999:やや快適
    (標準的な動作が見込めるとされ,余裕を感じる場合は,より高いグラフィックス設定も推奨される)
  • 3000〜4499:普通
    (標準的な動作が見込めるとされる)
  • 2500〜2999:やや重い
    (部分的に動作が重くなるため,グラフィックス設定を下げることが推奨される)
  • 2000〜2499:重い
    (全体的に動作が重くなるため,グラフィックス設定や解像度設定を下げることが推奨される)
  • 0〜1999:動作困難
    (動作に必要な性能を持っていないとされる)

 グラフ2グラフ1のスコアを取得しつつ計測した平均および最小フレームレートをまとめたものだが,ここでは,GTX 1080 Ti搭載環境で最小フレームレートは60fpsを超えてきた。これなら「ゲーム中に画面がカクつく」不安はほぼ無用だ。

 また,GTX 1080とGTX 1070 Ti,GTX 1070でも最小fpsは40fps台を確保できた。FPSやTPSほどには瞬間瞬間で的確なアクションを求められるわけでもないRPGなら,30fps前後の最小フレームレートを確保できていれば問題ないので,こちらも十分な数字が出ていると言える。GTX 1060 6GBでもギリギリOKのラインと言っていいだろう。

※テストに用いたPCのスペック詳細は本稿の末尾に掲載しています。テスト方法は,解像度を絞っているのを除き,4Gamerのベンチマークレギュレーション21.0準拠です。ベンチマークスコアは4Gamerが取得した結果であり,すべての環境で同じ数字が出ると保証するものではありません
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Core i7-8700K
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 ここで重要なのは,「ゲーム側が要求する一定水準を超える限りにおいて,CPUのスペックは平均フレームレートをさほど左右しない。しかし最小フレームレートはその限りではない」という事実である(関連記事)。

 つまり,要所要所でカクカクするようなことのない,体感レベルでの快適なゲームプレイを考えた場合にはCPU性能にもこだわる必要があるわけだが,今回テストに用いたCore i7-8700Kは,開発コードネーム「Coffee Lake-S」(コーヒーレイクS)と呼ばれてきた第8世代Coreプロセッサの最上位モデルとなる,6コア12スレッド対応製品だ。
 HEDT(High-End DeskTop)と呼ばれる特殊市場向けCPUであるCore Xシリーズを除く,一般的なデスクトップPC向けIntel製CPUとして初めて6コアを搭載する製品シリーズのうち,最もスペックの高いプロセッサと言ってもいいだろう。

 しかも,その動作クロックは定格3.7GHz,自動クロックアップ機能「Intel Turbo Boost Technology 2.0」有効時の最大で4.7GHzと,非常に高い。
 CPUは,決められた熱設計の枠内で動作させる必要があるため,CPUの物理コア数が増えれば増えるほど熱源が増え,動作クロックを上げにくくなる。にも関わらずCore i7-8700Kの最大動作クロックは,一般的なデスクトップPC向けIntel製CPUとして過去最も高いのである。現在のところ,FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONをプレイするにあたってCore i7-8700K以上に適したCPUはないと言って過言ではないだろう。

Intelが示す「第8世代Coreプロセッサの持つ,ゲームにおける効能」
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FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONをプレイできる「推奨PC」5モデルの特徴をチェック


 以上,Core i7-8700Kを軸に据えたうえで,GPUを交換することでFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONの体感性能がどう変わりうるかを見てきたわけだが,まさに今回試した「Core i7-8700KとさまざまなGPU」による組み合わせで,国内のゲームPCブランドはさまざまに「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION推奨PC」を展開している。

 本稿では最後に,GALLERIA(サードウェーブ)とG-Master(サイコム),G-GEAR(Project White),G-Tune(マウスコンピューター),LEVEL∞(ユニットコム)から販売されているBTO対応の推奨PC計5製品を並べ,その特徴を簡単に紹介してみたい。また,スクウェア・エニックスが検証しているのはあくまでもBTO標準構成だが,4Gamerとして,「購入時に予算があれば検討したいBTOオプション」も並記してみたいと思う。「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONをプレイするためのPC」を探している人はチェックしてもらえれば幸いだ。

※各社のPC画像はいずれもイメージです。BTO構成とその価格は原稿執筆当時のもので,将来的にも変更がないと保証するものではありません。


ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION 推奨パソコン GALLERIA ZZ


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製品情報&販売ページ
  • メーカー:サードウェーブ
  • BTO標準構成価格:27万9980円(税込30万2378円)
  • CPU:Core i7-8700K
  • マザーボード:Intel Z370チップセット搭載,ATX
  • メインメモリ:PC4-21300 DDR4-SDRAM 8GB×2
  • GPU:GeForce GTX 1080 Ti(グラフィックスメモリ容量11GB)
  • ストレージ:SSD(容量500GB,Serial ATA 6Gbps接続)+HDD(容量2TB,Serial ATA 6Gbs接続,回転数未公開)
  • 光学ドライブ:搭載(DVDスーパーマルチ)
  • LAN:1000BASE-T
  • 電源容量:定格800W(Enhance Electronics製「EPS-1780GA1」)
  • 公称本体サイズ:約207(W)×520.7(D)×450.2(H)mm
  • 公称重量:約13.9kg
  • OS:64bit版Windows 10 Home

 Core i7-8700KとGTX 1080 Tiを組み合わせ,メモリアクセス速度を標準より引き上げ,さらにストレージもCドライブにSSD,DドライブにHDDを搭載することで速度と容量を稼ぎつつ,できる限り価格対性能比の高さに振っている製品だ。
 バランスの取れた構成なので,そこからさらにBTOでカスタマイズを狙うなら,CPUクーラーの簡易液冷化(+税込5400円)と,3スロット仕様の大型クーラーを搭載し,かつクロックアップ設定がなされたGTX 1080 Tiカード(+税込1万2960円)の採用で静音化&高性能化を図るというのが面白そうである。


G-Master Hydro Z370-XV


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製品情報&販売ページ
  • メーカー:サイコム
  • BTO標準構成価格:税込24万4270円
  • CPU:Core i7-8700K(※簡易液冷クーラー標準搭載)
  • マザーボード:ASRock「Z370 Extreme4」(Intel Z370,ATX)
  • メインメモリ:PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
  • GPU:GeForce GTX 1070 Ti(グラフィックスメモリ容量8GB ※簡易液冷クーラー標準搭載)
  • ストレージ:SSD(容量500GB,Serial ATA 6Gbps,Micron Technology「MX500」(CT500MX500SSD1))
  • 光学ドライブ:搭載(ASUSTeK Computer「DRW-24D5MT+」,DVDスーパーマルチ)
  • LAN:1000BASE-T
  • 電源容量:定格750W(Cooler Master Technology製「V750 Semi-Modular」)
  • 公称本体サイズ:約232(W)×531(D)×451(H)mm(Fractal Design製「Define R5 Black」,サイコム独自天板防塵フィルター搭載)
  • 公称重量:未公開
  • OS:64bit版Windows 10 Home

 Core i7-8700KとGTX 1080 Tiをただ搭載するだけでなく,いずれにもサイコムオリジナルの簡易液冷クーラーを組み合わせてあるという,静音指向の製品だ。しかも,採用するハードウェアはほぼすべてが自作PC市場で実績のある製品と,安心感も高い。自作PCの経験がある人ほど,「吊るし」の状態における完成度の高さが分かるのではないだろうか。
 ストレージがSSDのみという一点のみ玉に瑕なので,予算に余裕があればBTOで容量2TBクラスのHDD(+税込8980円〜)を追加し,Dドライブとしたい。


G-GEAR ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION 推奨パソコン | ハイエンドモデル


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製品情報&販売ページ
  • メーカー:Project White
  • BTO標準構成価格:17万9800円(税込19万4184円)
  • CPU:Core i7-8700K
  • マザーボード:ASUSTeK Computer「TUF Z370-PLUS GAMING」(Intel Z370,ATX)
  • メインメモリ:PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
  • GPU:GeForce GTX 1070 Ti(グラフィックスメモリ容量8GB)
  • ストレージ:SSD(容量500GB,Serial ATA 6Gbps)
  • 光学ドライブ:搭載(DVDスーパーマルチ)
  • LAN:1000BASE-T
  • 電源容量:定格550W(Channel Well Technology製)
  • 公称本体サイズ:約190(W)×475(D)×435(H)mm
  • 公称重量:約12kg
  • OS:64bit版Windows 10 Home

 高い接客品質に定評あるPCショップ「TSUKUMO」(ツクモ)の推奨モデルは,Core i7-8700KとGTX 1070 Tiを搭載のうえ,できる限り安価に仕上げてきたという理解でいいだろう。コスト最優先のときに有力な選択肢となるはずだ。
 標準構成のストレージは容量500GBのSSDのみなので,BTOでのカスタマイズを考えているのであれば,Dドライブとして容量2TBクラスのHDD(+税込1万260円〜)追加がお勧め。さらに予算があれば電源ユニットの大容量化(+税込4320円〜)やCPUクーラーの大型化(+税込3150円)も検討すると,長く使ううえでの安心感がアップするだろう。


NEXTGEAR i670PA1-15


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  • メーカー:マウスコンピューター
  • BTO標準構成価格:18万9800円(税込20万4984円)
  • CPU:Core i7-8700K
  • マザーボード:Intel Z370チップセット搭載,ATX
  • メインメモリ:PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
  • GPU:GeForce GTX 1080(グラフィックスメモリ容量8GB)
  • ストレージ:HDD(容量2TB,Serial ATA 6Gbps,回転数7200rpm)
  • 光学ドライブ:非搭載
  • LAN:1000BASE-T
  • 電源容量:定格700W
  • 公称本体サイズ:約190(W)×543(D)×450(H)mm
  • 公称重量:約10.1kg
  • OS:64bit版Windows 10 Home

 ゲーマー向けPCブランドであるG-TuneのミドルタワーモデルとなるNEXTGEARの推奨モデルは,Core i7-8700KとGTX 1080を組み合わせたうえで,とことん低コストというコンセプトの製品に仕上がっている。少しでも高い3D性能を安価に手に入れたい場合は一考したい。
 今回取り上げる5製品のうち,唯一CドライブがHDDとなっているため,日常利用の快適性も追求したい場合は,BTOでCドライブを容量240GB以上のSSD(+税込1万2744円〜)へ変更のうえ,標準のHDDをDドライブへ変更するといったところを検討するといいだろう。


LEVEL-R037-i7K-XNA-XV[Windows 10 Home]


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  • メーカー:ユニットコム
  • BTO標準構成価格:21万4980円(税込23万2178円)
  • CPU:Core i7-8700K
  • マザーボード:Intel Z370チップセット搭載,ATXフォームファクタ
  • メインメモリ:PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×2
  • GPU:GeForce GTX 1080 Ti(グラフィックスメモリ容量11GB)
  • ストレージ:SSD(容量480GB,Serial ATA 6Gbs)+HDD(容量2TB,Serial ATA 6Gbps,回転数未公開)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
  • LAN:1000BASE-T
  • 電源容量:定格700W
  • 公称本体サイズ:約190(W)×477(D)×432(H)mm
  • 公称重量:未公開
  • OS:64bit版Windows 10 Home

 パソコン工房のゲーマー向けPCブランドであるLEVEL∞(レベル インフィニティ)は,Core i7-8700KとGeForce GTX 1080 Tiを組み合わせ,さらにストレージはCドライブがSSD,DドライブがHDDで,速度と容量のいいとこ取りを図っている。
 端的に述べてバランスはとてもいいので,「スペックをずらずら並べられてもよく分からない」という場合は,本製品を“吊るし”のまま購入してしまっても,後悔しないだろう。その意味では非常に無難な構成と言えるが,ここからさらにカスタマイズするなら,CPUクーラーの簡易液冷化(+税込7538円)による静音化がいい選択ではなかろうか。


4Kテレビやゲーマー向けデバイスが当たるかも。Intel主催の推奨PC購入キャンペーン開催中


 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONの発売に合わせて,Intel公式ファンクラブであるIntel Club Extremeは,ゲームPC購入キャンペーンを実施中だ。
 具体的には,Core i7-8700Kと,GTX 1060 6GB以上のGeForceを搭載するIntel Club Extreme指定のゲームPCを5月13日までのキャンペーン期間内に購入すると,もれなく「購入特典シリアルカード」がもらえるというものになっている。

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 カードに書いてあるコードを5月31日までに特設ページで入力すると,Steam版FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONで利用可能なゲーム内アイテムをもれなく入手できるうえ,以下の賞品が当たる抽選に参加することも可能だ。

●推奨PC購入で抽選に参加できる賞品
  • [4Kコース]東芝製液晶テレビ「REGZA M510X」(40インチ,解像度3840×2160ドット):1名
  • [周辺機器コース]Razer製日本語キーボード「Razer Ornata Chroma」+Razer製ワイヤードマウス「Razer Lancehead Tournament Edition」+Razer製マウスパッド「Razer Goliathus Cosmic Extended Speed」:15名
  • [サウンドコース]Creative Technology製サウンドバー「Sound BlasterX Katana」+Creative Technology製USB&アナログ接続対応ワイヤードヘッドセット「Sound BlasterX H7 Tournament Edition」:5名
  • [配信セットコース]Razer製LEDリングライト「Razer Kiyo」+Razer製USB接続型マイク「Razer Seirēn X」+SplitmediaLabs製配信ソフト「XSplit Broadcaster」(ライフタイム版):5名

 この機会にゲームPCの新調をぜひ検討してみてほしい。

※前段で紹介したNEXTGEAR i670PA1-15は、キャンペーン対象外です

Intel Club ExtremeのゲームPC購入キャンペーン特設ページ



●テストに用いたPCの主なスペック
  • CPU:Core i7-8700K(6C12T,定格3.7GHz,最大4.7GHz,共有L3キャッシュ容量12MB)
  • マザーボード:ASUSTeK Computer ROG STRIX Z370-F GAMING(Intel Z370,BIOS 0607)
  • メインメモリ:サンマックス・テクノロジーズ SMD4-U16G28M-21P-D(PC4-17000 DDR4 SDRAM 8GB×2,DDR4-2666の17-17-17-39設定で利用)
  • グラフィックスカード:GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition(グラフィックスメモリ容量11GB),GeForce GTX 1080 Founders Edition(グラフィックスメモリ容量8GB),GeForce GTX 1070 Ti Founders Edition(グラフィックスメモリ容量8GB),GeForce GTX 1070 Founders Edition(グラフィックスメモリ容量8GB),GeForce GTX 1060 6GB Founders Edition(グラフィックスメモリ容量6GB)
  • ストレージ:Samsung Electronics SAMSUNG SSD 850 EVO(MZ-75E500,500GB)
  • 電源ユニット:SilverStone Technology SST-ST1200-G Evolution(定格1200W)
  • OS:64bit版Windows 10 Pro(Build 16299.248)
  • チップセットドライバ:Intel Chipset Software 10.1.1.42
  • グラフィックスドライバ:GeForce 391.01 Driver

(テキスト:賈 大龍,実機検証:宮崎真一)
  • 関連タイトル:

    第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

  • 関連タイトル:

    FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

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