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Shadows: Awakening
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| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2018/08/31 |
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このゲームの読者の評価
65
- 読者レビューについて
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見た目に反してストーリー重視のヒロイックサーガ 65 - 投稿者：キリコ（女性/30代）
- 投稿日：2020/11/16
- 良い点
- ■ストーリー
主人公を三人から選び、シナリオ進行により二者択一でパーティーメンバーを選択します。
選んだキャラごとにメインクエストが進行し織り成すストーリーが上手く重なり、壮大な運命と敵へ挑んでいく、古き良きファンタジーらしいシナリオになっています。
■パズル
かなり難しいです。
こんなのノーヒントで分かるか！とたまにイライラしてしまうほど。
そんなパズルがほぼマップごとに次々と配置され、単調になりがちなゲームプレイに良いアクセントとなっていました。
■戦闘アクション
PoEとかグリムドーン、トーチライトなんかをイメージしてもらえれば、戦闘のイメージはほぼ当たっています。
※ただ、キャラビルドについてはほとんど存在しないと言っていいので、あくまで戦闘の操作方法が似ているという意味です。
アクションRPGを謳ってはいるものの、あまり難しい操作は要求されず、私は実は一度も戦闘不能になることなく攻略できてしまいました。
難易度エクストリームを選ぶとマゾとしかいえない難易度になりますが、楽しいかどうかは…ｗ
■ボリューム
本作最大の魅力はボリュームなんじゃないかと思えるほど意外な長編RPGになっています。
作品に飽きさえしなければグラインド無しに30時間程度は1周クリアで遊べます。
（私の場合、エヴィア主人公、サブクエ全消化で33時間でした。）
またマップの風景も森とか山とか溶岩とか良い感じでRPGしていて、そのほぼ全てにパズルが入っているので私は飽きずにプレイできました。
とはいうものの、戦闘自体が単調で特にマップの背景が変わってもすることに大差はないので、飽きやすいか飽きにくいかでいえば飽きやすいと批判することは可能でしょう。 - 悪い点
- ■自由度がない
本作は敵がリポップしないためキャラの育成が行えず、行先もクエストマーカーで指定されて一本道。
戦闘のゲームバランスは全消化を前提としていて、プレイヤーはクリエイター側の都合に沿った形で進行せざるをえないタイプのゲームです。（反対にだからこそ無茶なゲームバランスにはなっていないのですが）
私としては、時にはプレーヤーに挫折を与えるようなボスがいて、それを倒すためにレベル上げ！装備掘り！と頑張って、やっと撃破！みたいなカタルシスもRPGには必要なんじゃないかなと思います。
正直、こんな形でプレイを束縛するのなら、奇をてらうことなく、普通にディアブロライクでハクスラさせてくれた方が楽しかったかもしれません。
■マラソンが多い
クエストマーカーがバグって明後日の方へ導かれたり、同じマップ（撃破済みなので敵もいない）を延々マラソンさせられたりするシーンが目立ちます。
せめてファストトラベルをもう少し充実させてくれれば…。
■ロードが多い
プレイ開始からプレイ中に至るまでやたらロードが多いです。
マップごとに読み込むためだと思います。
■日本語無し
私はHumbleChoiceからなので海外版のキー購入のためか日本語オプションはありませんでした。
が、他の方のスクリーンショットを見ると日本語化されているので、方法はあるのかもしれません。
これぞファンタジー！というような英語表現でサクサクとセリフが飛んでいくため、この手のゲームに慣れた方じゃないと英語版でのプレイは難しいかもしれません。 - 総評
- 本作の評価は正直真っ二つに割れています。
実績開放のグローバルデータを見ると、2つ目の実績を開放したプレーヤーが1つ目を開放したプレーヤー（つまりインストールし起動したプレーヤー）のうち既に半数しかいないこと、そして一周クリアでさえ7％の人しか達成していないことがわかります。
この数字は「期待外れだった」というプレーヤーが多かった事実を端的に示していると言うしかないでしょう。
しかし、では本作はいわゆるクソゲーなのか？というと私はそれも違うと思います。
本作はしっかりしたストーリーライン、計算された戦闘難度、またチャレンジングなパズルパートを持っていて、十分に遊べるクオリティを有しています。
問題だったのはそのディアブロライクな見た目だと思います。
本作をパッと見たプレイヤーの大多数がディアブロライクなハックアンドスラッシュを想像すると思います。
しかし実際はほとんど重なる部分がないといっていいくらいプレイフィールは異なります。本作にハクスラ要素はほぼ存在しないです。
良い武器を拾って、育成して、というプレイを期待して裏切られたプレーヤーからすれば期待外れということになるでしょう。
私は、チマチマとマップを踏破するようなRPGが好きで、それなりにしっかりしたストーリーラインを期待する昔ながらのゲーマーには、本作は十分にお勧めできると思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 4 5
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