4Gamer 女子部（仮）
イベント
1周年記念キャンペーン情報も公開に。制作秘話が語られた「あやかし恋廻り 第1回ファンミーティング 娯の章」の模様をお届け
ボルテージより配信中のアプリ「あやかし恋廻り」（iOS / Android）は，前世からの縁で結ばれた妖たちとのドラマチックな恋が体験できる明治ロマンファンタジー。そんな本作のイベント「あやかし恋廻り 第1回ファンミーティング 娯の章」が，2019年7月13日に日経ホール（東京）で開催された。初めてのファンミーティングとなった本イベントには，北御門煌牙役の福山 潤さん，穏月役の立花慎之介さん，影丸役の代永 翼さん，楽久役の野上 翔さん，結楽役の永塚拓馬さんが出演。制作秘話の発表や朗読劇など，ファンにはたまらない内容が詰まっていた。昼夜2公演行われたうち，本稿では昼の部の模様をレポートしていこう。
 |
イベントの進行は，付喪神の兄弟を演じる野上さんと永塚さんが担当する。まずは1周年を記念して鏡開きが行われることに。しかし，運ばれてきたのは超コンパクトサイズの樽で，キャスト陣が総ツッコミして会場をわかせた。
小さな樽の前に，福山さん，立花さん，代永さんが寄り添う姿はまるで，結婚式でよく見る“はじめての共同作業”のように見えた（筆者だけかもしれない）。そして，永塚さんの「せーの」のかけ声のあとに，観客たちが「よいしょー！」と返す。この声にあわせて樽が割られ，無事に鏡開きを成功させた。
 |
すると，樽で鼓を打つような仕草を始めた立花さんを筆頭に，福山さんや代永さんまで自由に動き回ってしまう。先輩陣のお戯れに，司会の野上さん，永塚さんがタジタジになる場面も。こういうときは……という先輩からのアドバイスも受けた野上さんが，気にせずガンガン進めると宣言。キャスト陣の仲のよさを感じる1コマとなった。
続く「あやかし恋廻り外伝」では，キャラクターのデザインやネーミングなど作品の制作秘話を聞くことができた。スクリーンに6つの秘話が表示され，キャスト陣が気になるものを選んでいく。
「1番見た目が変わったのは？」では，葵（CV：堀江 瞬）のツンデレ要素を見た目で表すために，最初はクール系の美人をイメージしたデザインだったというエピソードが語られた。しかし，彼の本質である優しく世話焼きな部分を表現するために，今のかわいらしいデザインになったそうだ。
また，凪千（CV：小野友樹）の猫のデザインはもっと本物に寄せる予定だったが，グッズ化の計画が持ち上がり今のキュートな姿になったという。現在の姿もステキだが，機会があったら元のデザインも見てみたいと筆者は思った。
さらに，キャスト陣が演じるキャラクターの制作秘話も。代永さん演じる影丸は，最初の名前は宵丸だったそうだ。それは各章の名前が「朱」「青」「緑」から，時間を表す今の形「暁」「暮」「宵」になり，「宵」がかぶるということで変更したとのこと。
また，楽久と結楽はもっと幼い設定だったが，本作のテーマの1つでもある恋を楽しんでもらうため，プレイヤーが恋愛感情を抱きやすい年齢まで上げたそうだ。デザインや名前など，スタッフのキャラクターに対するこだわりや想い，愛を感じることができた。
次は，「言って欲しかったその台詞ランキング」のコーナーへ。本作はパートボイスのため，作中ではボイスとして入れたかったけど，なくなく諦めたセリフが多々あったようだ。このコーナーでは，出演キャスト陣が演じるキャラクターを対象に，スタッフ陣が選んだ“言ってほしかったその台詞”が，それぞれランキング形式で発表された。
自分の主である由利藤一郎（CV：野島健児）について語る穏月や，兄弟の絆を感じさせる楽久と結楽など，各章の本編ストーリーやイベントストーリーから印象的なセリフの数々がランクインする。そんななか，各キャラの第2位はキャスト陣が予想することに。
福山さんは，甘味好きの結楽では「およそ200年後にタピオカがくる」，家計を支える楽久のときは「兄上，これからは小豆相場です」など，思わず「そんなセリフあった!?」とツッコミたくなる回答を連発。ほかのキャスト陣もそれに続き，キャラの特徴をつかみつつ，どこかズレた回答をするという大喜利状態となり，会場は笑顔に包まれた。
 |
 |
 |
スペシャル朗読劇「看病の仕方も十妖十色」では，夏風邪をこじらせた主人公のお見舞いを計画する妖たちの物語を楽しむことができた。ちなみに，キャスト陣たちが共演して本作の朗読劇を披露するのは，今回が初めてだという。
 |
暇つぶしで町を歩いていた影丸は，煌牙，穏月，楽久，結楽が一緒にいるところを偶然見つける。彼らの話を遠くから聞いていると，風邪を引いた主人公のお見舞いに行くことが分かった。また，どうやら彼らは妖であるがゆえ，人間の看病の仕方が分かっていない様子だ。
どれも耳を疑いそうな発言ばかり……。しかも結楽と煌牙は，自分の好物である甘味や牛鍋を食べさせようとしている。普段はツッコミ役である穏月でさえ「自分の妖術で凍らせて熱を冷ます」とトドメを刺しかねない発言をするため，影丸は渋々ながらもアドバイスをすることに。
方向性がちょっとズレている彼らのコミカルな部分もありつつ，主人公を想う優しい気持ちが伝わってくるステキな朗読劇だ。
 |
イベントの最後に福山さんは，「今日は皆さんが温かく迎えてくれたおかげで，たくさんボケさせていただきました（笑）。これからの1周年を，一緒に盛り上げていただけたら幸いです。楽しくわいわいと，このコンテンツを育てていけたらと思いますので，これからもよろしくお願いします」と挨拶。キャスト陣と客席全員で記念撮影をし，楽しいイベントは終幕となった。
「あやかし恋廻り」では，1周年記念キャンペーンが9月より開催される予定だ。ほかにも一部イベントのフルボイス化やコラボカフェの開催など，ますます盛り上がりを見せていく本作に注目しよう。
 |
 |
「あやかし恋廻り」公式サイト
「あやかし恋廻り」ダウンロードページ
「あやかし恋廻り」ダウンロードページ
(C) ボルテージ
(C) ボルテージ
関連タイトル
注目の記事
つぶやく