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「ドールズフロントライン」のオーケストラコンサート「人形×彼岸花」をレポート。おなじみの楽曲に加え,日本未実装イベントの楽曲も次々とお披露目
本稿では,当日2回行われた公演のうち,昼公演の模様をレポートしよう。
「ドールズフロントライン」公式サイト
「ドールズフロントライン」4Gamer内サテライトサイト
2曲めは,グリフィン司令部のテーマ「Day 1」。原曲のエレクトロ調の音色が弦楽器の柔らかなそれに置き換えられ,リズミカルに楽曲を紡いでいく。曲が進むにつれ,パーカッションを交えて盛り上がっていくのも印象的だ。
3曲めの「For the Record」は,第五戦役「火種」のBGM。原曲は独特の緊張感をもたらすリズムが印象的だが,それをコーラスとパーカッションをアクセントにしたアレンジで披露した。
4曲めは,大型イベント第3弾「深層映写」の中国版に使われたインターミッション曲「Synthesis Catalyst」。ピアノのイントロから静かに始まり,次第に盛り上がっていく展開で,原曲の印象的なディレイも見事に再現していた。
5曲めは勇壮な展開とスピード感が特徴となった第六戦役「彗星」のBGM「Host」。続いては,一転して美しくメロディアスにアレンジされた「深層映写」の「Adaptative Algorithm」が演奏された。
そして7曲めは,これまた日本では未実装の第十戦役のBGM「Refrain」。パーカッションと弦楽器,そしてコーラスが不穏な緊迫感を作り出していく。
続くのは,スキンストーリーのテーマ「Roommate」と,誓約のテーマ「PROUD OF YOU」。不穏な空気を払拭するような,穏やかな日常や未来への展望を感じさせる美しい演奏が披露され,とくに後者ではスクリーンに誓約時のセリフが表示される演出が施されていた。
第1部の最後に披露されたのは,大型イベント第2弾「低体温症」BGMメドレーとなる「Arctic War Suite」。氷雪の大地における戦いが,緊張感のある壮大な演奏とコーラスとともに再現されていた。
しかし,13曲めに披露された第九戦役「彷徨」のBGM「Stay Alive」から雰囲気が一変。大型イベント第1弾「キューブ作戦」の「Blackout」と「Departure」,「深層映写」の「Mind Hack」,そして日本未実装の大型イベント「特異点」の「Autonome」と,原曲の緊迫感あふれる展開を,オーケストラならではのメリハリのある演奏で次々に展開。これらの曲では,コーラスとパーカッションが高揚感や迫り来る脅威などを演出していた。
続いて,カフェのテーマ「Café de springfield」と,スキンストーリーのテーマ「Vacance 6.64」の2曲が,牧歌的と言えるようなアレンジで披露され,戦術人形達のつかの間の休息が描かれた。
コンサートのラストを飾ったのは,「特異点」のBGMメドレー「Singularity Suite」。日本未実装イベントなのでストーリーは詳しく分からないが,ときに静謐に,ときに不穏に,そしてときに勇壮に盛り上がっていくドラマチックな演奏は,戦術人形達の過酷な運命を予想させるのに十分な迫力だった。
第1部,第2部それぞれ40分強,MCなどを一切挟むことなく矢継ぎ早に10曲ずつが演奏されたこのコンサートは,会場に集まった「ドールズフロントライン」プレイヤー達による鳴り止まない拍手の中,幕を閉じた。
「ドールズフロントライン」オーケストラコンサート
「人形×彼岸花」
演奏:東京交響楽団(指揮:永峰大輔)
混声合唱:東響コーラス
音楽:Vanguard Sound
主催:サンボーンジャパン
<第1部>
01:New Dawn
02:Day 1
03:For the Record
04:Synthesis Catalyst
05:Host
06:Adaptative Algorithm
07:Refrain
08:Roommate
09:PROUD OF YOU
10:Arctic War Suite
<第2部>
11:Lyrique
12:Cuty
13:Stay Alive
14:Blackout
15:Departure
16:Mind Hack
17:Autonome
18:Cafe de springfield
19:Vacance 6.64
20:Singularity Suite
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- 関連タイトル:
ドールズフロントライン(旧名:少女前線)
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(C) SUNBORN Network Technology Co., Ltd. (C) SUNBORN Japan Co., Ltd.
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