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【PR】ようこそ,人形と義体のお茶会へ。「ドルフロ」×「ガンスリンガー・ガール」コラボをご紹介
戦術指揮官の方々。あるいは義体担当官の方々。
ようこそ,人形と義体の少女たちのお茶会へ。
サンボーンジャパンのスマホゲーム「ドールズフロントライン」(iOS / Android。以下,ドルフロ)では現在,TVアニメ「GUNSLINGER GIRL」(ガンスリンガー・ガール)とのコラボを開催している。
本稿では,2020年9月11日から10月9日まで行われる,本コラボイベント「夢中劇」を,これからはじめる人に向けて紹介していく。
人形と指揮官,義体と担当官を知る人は,ぜひ読んでほしい。
「ドルフロ」4Gamer内サテライトサイト
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」公式サイト
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」ダウンロードページ
「ドールズフロントライン(旧名:少女前線)」ダウンロードページ
「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」
このイベントは,2008年1月放送のTVアニメシリーズ第2期「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」(ガンスリンガー・ガール イル・テアトリーノ)とのコラボレーションとなる。
同作では架空の現代ヨーロッパを舞台に,身体を改造した少女の殺し屋“義体”と,大人たち“担当官”との物語が描かれる。
彼女らは政府由来の対テロ機関“社会福祉公社”(公社)に所属し,テロリスト集団“五共和国派”(パダーニャ)に対して,強靭な身体と西欧製の銃を武器に,さまざまな難局で戦いを繰り広げていく。
アニメは10年以上前,漫画も約8年前の完結とあり,聞き覚えのない若き指揮官もいるかもしれないが,上記の説明で分かってもらえるとおり,少女と銃器がテーマになっている点はドルフロと似ている。
ついでに言うと,日本のコンテンツ業界で一時代を築いたと言えるほど人気を博した作品なので,知らない人にドルフロの魅力を伝えようとすれば,「それガンスリの話?」と返されることもあるかもしれない。
TVアニメ「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」公式サイト
電撃コミックス「GUNSLINGER GIRL」紹介サイト
なんにせよ,両作品の親和性については疑うべくもない。
ドルフロの世界も酷いありさまだが,なに,こちらのイタリアもそう変わりはない。指揮官と同じく,下水を覗くのが担当官の仕事だ。
願いも抗いも,行きつく先は銃弾が必要になることばかり。ここは21世紀のベルファストとは,世情をうまく言い表した台詞だろう。
ガンスリを知る人は,大ボリュームで描かれる“原作の出来事とリンクしたオリジナルエピソードの数々”を楽しむといい。
ガンスリを知らない人は,それぞれの設定の違いや,似た境遇の者たちがどのような生き様を見せるのか。それを楽しむといい。
まっすぐ歪んだ,義体の少女たち
コラボの主役は,可憐な少女の姿をしている「義体」だ。
義体は戦術人形とは異なり,人から作られる。
事件に巻き込まれるなどで瀕死状態になった少女は,命を取り留める代わりに,身体の約8割を炭素繊維や人工筋に組み替えられ,“条件付け”と呼ばれる洗脳と投薬によって記憶を書き換えられる。
被検体となるための合意は担当官の仕事であり,当人からは必要とされない。これもまた先進医療の進歩,そして犯罪撲滅のための国策だ。
義体の少女は,人外の筋力と欠損を恐れぬ肉体,そして不確かな自我を有する。他人に抱く愛情が心から生まれたものなのか,洗脳によるものなのかも判別できず,義体になる以前の記憶がすっぽり抜け落ちていても気にはならず,たった1年前のことを覚えていられるかも分からない。
亡霊に人生など存在しない。それでも義体たちは条件付けにより,幸福を知っている。担当官に従うことだけが彼女たちの喜びだ。
なかには女性としての機能が残っている者もいるが,該当者を含めても義体は“担当官の命令を死してもこなすサイボーグ”と言える。
地獄に生きる人形と比べても物騒さにそう違いはないが,義体は銃器をちゃんと楽器ケースに入れて持ち歩く,女の子らしいところもある。
■ヘンリエッタ(SMG)
担当官ジョゼを一途に想う,純粋で繊細な義体少女。想いが強すぎてひとりで悩んでしまうこともあるが,大切な人が危険な目に遭えば,命をかけても守る覚悟を持つ。手元のカメラはジョゼからの贈り物。
■リコ(RF)
目にするものすべてに好奇心をもつ,素直な性格の義体少女。出自もあって,他人に必要とされることを強く望んでいる。公社の任務には忠実で,命令があれば躊躇なくターゲットを撃つ。担当官はジャン。
■トリエラ(SG)
聡明でプライドの高い義体少女。優秀な能力で任務をこなす一方,他人を思いやることもできる。義体たちのお姉さんのような存在。担当官ヒルシャーから贈られる,くまのぬいぐるみを大切にしている。
■アンジェリカ(AR)
体が弱く入退院を繰り返す,公社初の義体少女。穏やかな性格だが,担当官のために懸命に働く健気さを持っている。担当官のマルコーに,童話「パスタの国の王子様」を聞かせてもらうのが好きだった。
■クラエス(MG)
読書とガーデニングを愛する義体少女。ひとりで過ごすことが好きで,孤独を楽しむ方法を知っている。大切な人に教わった釣りは,彼女にとってかけがえのないものであった。担当官の名は覚えていない。
義体の一期生と呼ばれるヘンリエッタたちは,エルザ・デ・シーカ事件を踏まえて対策された二期生たちより,精神が不安定な者が多い。
その寿命も決して長くはなく,持って数年。任務での損傷や欠損による投薬の増加に伴い,記憶に著しい障害が発生する可能性も大きい。
ゲーム的な話では,全般的にスキル説明が難解で,初心者には理解しづらいかもしれない。しかし,基本的に不利益はないので安心しよう。
詳しくは徐々に覚えていくだけで十分なので,まずはドルフロ基準のサブマシンガンやライフルなど,銃種どおりの運用を目指すといい。
電子の花園には,危険がいっぱい
コラボストーリーの舞台はグリフィン基地。未知のウイルスに感染し,意識を奪われた戦術人形たちを救出すべく,指揮官がネットワークに潜ると,そこで社会福祉公社の「ヘンリエッタ」と出会った。
それから指揮官は,虚構世界「ヴィータ」で生きるヘンリエッタたちに寄り添いながら,担当官として彼女たちと向き合うことになり――。
作中では,サイバーな世界の小道具をうまく用いて“ガンスリの原作の一場面などを追体験”していく。おなじみの人形たちが狂言回しになっていたりして,原作を知らずとも楽しめる作りになっている。
原作ファンであれば言うまでもなく,流星雨の夜にみんなでNo.9(交響曲第9番)を歌ったときのことなど,印象的な話を思い出すだろう。
ただし,ひとつ注意点を。物語は原作漫画5巻までに相当する,TVアニメ第2期の「トリエラvs.ピノッキオ」の範疇を抑えつつ,二期生ペトルーシュカが登場する6巻から,最終巻の15巻までの内容をも含む。
一部場面では,義体と担当官の結末をうかがわせる描写もあるので,気にかかる人は,クローチェ事件を最後までたどっておくといい。
作中では姿形こそ描かれないが,原作の担当官「ジョゼ」「ジャン」「ヒルシャー」「マルコー」たちの名も大きく関わってくる。
人形にとっての戦術指揮官のように,義体にとっての担当官は“兄弟(フラテッロ)”であり,彼女たちの存在意義を重く占めている。
なお,立ち位置が難しいアンジェリカについては,パスタの国の王子様をねだり,ペットのペロとも楽しく過ごしている。
ケーキや紅茶が手に入りづらい地獄にあって,ネットワークで偽造された本物の世界でも,魔法くらいならかけられるようである。
またドルフロには珍しく,ロケーションも麗しい。電子の花園とはよく言ったものだ。フィレンツェの美しさには負けるだろうが。
イベントは「コラボストーリー」と「戦闘ステージ1〜5」がマストで,「特殊ステージ1〜2」「戦闘ステージ1EX〜5EX」がオマケ要素だ。
メイン部分の難度は,弱ければ列車を降りるしかないとされるドルフロのイベント系にあって,かなり甘め。砂糖まみれの仕様と言える。
5Link部隊を用意している指揮官なら,考えずともいいレベルである。攻略途上の人でも,AR小隊を4Linkまで育てていれば十分だろう。
最終ステージも含めて,今回求められる作戦能力は“約15000程度”。相性を突き詰めずとも,汎用AR部隊があれば突破可能だ。
夜戦も計1戦のみ。強力な装甲兵がいないので破甲値はいらず,PEQ装備のARがいれば事足りる。最低でも,同等の戦力の2部隊はほしいが。
各ステージではパズル系の解法を求められるが,パッと見でも活路を開きやすく,時間をかけても問題ないところばかりである。
特定のステージでは「レーダーに部隊が侵入する」と,強力な義体や人形が友軍として現れる。進軍もボスも頼りっきりでOKだ。
下記画像の最終ステージも,一見すると困難極まりない布陣に見えるが,マップ上のレーダーを踏むとボス周囲の敵が消える。このギミックをしっかりと利用すれば,ボスとの戦闘すら起こさずにクリアできる。
さすがに作戦能力15000未満の進行状況の場合は,メインストーリーにしても第六戦役あたりから地獄を見ることになるため,まずはARの4Link〜5Link部隊の育成を進めてほしい。上級者に関しては言うこともないので,MOD3やネゲヴの暴力でギミック粉砕チャレンジでもしよう。
イベント攻略中に開放される特殊ステージ「基礎反射力測定(射撃)」と「公社射撃訓練場(銃の組み立て)」については,これまでのドルフロとは異なる,一風変わったミニゲームを楽しめる。
基礎反射力測定は,シューティングゲームのようなもの。義体を上下操作で動かし,タップで射撃してターゲットを撃ち抜いていく。難度は初級・上級の2種類だが,違いは残弾数のみ。意外と難しい。
公社射撃訓練場は,銃の組み立てパズルだ。作戦エリア内を移動し,落ちている銃パーツを集めて,全パーツをそろえた銃のうちひとつを選んで組み立てる。判定は,複数のブロックを順番どおりに組めるかだけ。
複雑な知識は必要ないが,覚えるまで難しいものもあるので,楽しいことも哀しいことも忘れても,銃の組み立て方だけは覚えておこう。
肝心の義体(コラボ人形)の入手方法は,最高☆5レアに相当する☆EXTRA SMG「ヘンリエッタ」がステージ5クリアで入手できる。
ポルシェ・ボクスターの音でおびき出すより,よっぽど簡単だろう。
また,ステージクリアで獲得できるトークン「アウグストゥス」との交換で,☆EXTRA RF「リコ」,SG「トリエラ」が。特定ステージのドロップで,☆EXTRA AR「アンジェリカ」,MG「クラエス」が入手可能だ。
アウグストゥスの交換必要数は,トリエラで150個,リコで150個。
さらにヘンリエッタの専用装備「アンティークの万華鏡」,リコの「バトルトランプ」,トリエラの「銃剣」,アンジェリカの「童話の絵本」,クラエスの「伊達メガネ」「メソシデライト」「クロノグラフ」,そのほかコラボ限定品や好感度アイテム「幸せの魔法」なども交換可能だ。
とてもじゃないが,62個のくまでは足りないので注意しよう。
限定ドロップ人形は該当ステージのほか,コラボ人形が「基礎反射力測定」で,全対象人形が「公社射撃訓練場」でドロップの可能性がある。
コラボ人形を除くドロップ対象は,☆4 AR「A-91」,☆5 RF「R93」,☆5 HG「Five-seven」だ。とくにFive-sevenは戦術人形としての価値もそうだが,ヘンリエッタとの縁を考えると小気味いい。
なおドロップ運が悪くとも,各ドロップステージのドロップ敵相手にS評価勝利,ステージS評価クリアで手に入る「新星勲章・夢中劇」「白金勲章・夢中劇」を集めることで,交換入手も可能である。
良い仕事は,全て単純な作業の堅実な積み重ねだ。肝に銘じよう。
限定ログインボーナスでは,コラボ家具「くまの王国」を獲得できる。友情ショップでも,コラボ背景「夕日輝く湖畔」などを購入できる。
細かなところまで入念に盛り込まれた原作アイテムの数々からも,ガンスリコラボへの気合を入れようがうかがえることだろう。
ただ,本コラボがこれまでのイベント系に比べて簡単な部類とはいえ,「この記事を読んでからはじめた」という人は,最初のうちはゲームシステムや育成面で難しさを感じてしまうかもしれない。
そうして諦める前に覚えておいてほしいのは,今回のコラボを含むドルフロの大型イベントは“1か月開催”であること。
最初の1週間では難しくとも,1か月もあれば完全クリアは容易だ。そのあとすぐに最前線までいけるかというと,さすがに追加要素の積み重ねもあって「無理」と断言したいが,妖精や重装部隊といったエンドコンテンツ相当のものにリソースを使わなければ障害も多くはない。
我こそ完全な初心者指揮官という人は,公式動画「ドルフロ初心者支援」をはじめ,4Gamerの攻略記事なども参考にしてほしい。
コラボ背景「夕日輝く湖畔」 |
コラボ背景「お日さまの庭」 |
コラボ背景「お星さまの庭」 |
人形と指揮官を取り巻く世界はとても過酷で,いつ誰と別れても不思議はない。ただ,ドルフロとガンスリは似ている。だから義体と担当官が一足早くたどり着いた先は,ひとつの指針と言えるのかもしれない。
ヘンリエッタやトリエラたち義体がたどり着いた場所は,ピノッキオの冒険のように幸せだらけのふざけた話にはならなかった。
けれど,懸命に生きた少女たちと大人たちには希望が残った。
この子たちは眠りながら夢を見る。覚えていない悪夢に苛まれることのない義体たちの姿を描きつつ,人形たちの行く末に期待を覚えさせてくれる縁を取り持つ。今回のコラボは,見た目以上の意義がある。
ガンスリの名につられた人も,ドルフロに興味を持った人も,ぜひ参加してみてほしい。幸い,お茶会の招待状はすでに配られた。
「ドルフロ」4Gamer内サテライトサイト
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