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朗読に大喜利,誕生日サプライズなど盛りだくさん!「オンエア!」主題歌「Now On Air!」のリリース記念イベントをレポート
2018年1月13日,都内の某所にて,colyのスター声優育成アプリ「オンエア!」(iOS / Android)の主題歌「Now On Air!」のリリース記念イベントが行なわれた。本イベントは第1部と第2部に分かれており,両部ともに榎木淳弥さん(光城新多役),永塚拓馬さん(雅野 椿役),石谷春貴さん (青柳 帝役),古川 慎さん(雛瀬碧鳥役)が登壇。作品にまつわるクロストークや書き下ろしシナリオの朗読劇をはじめ,ミニケゲームなど盛りだくさんなイベントとなっている。本稿では,石谷さんの誕生日サプライズが実施された第2部の模様をレポートしよう。
朗読に大喜利,誕生日サプライズなど盛りだくさん!
開演時間になると,「オンエア!」の主題歌「Now On Air!」が流れ始め,各ユニットのエースを演じる,榎木さん,永塚さん,石谷さん,古川さんがステージに登場。会場に集まった特待生から盛大な拍手が送られ,1人ずつ本イベントへの意気込みを語った。
司会は,主題歌CDに収録されているボイスドラマで青柳 帝が進行役ポジションだったことから,石谷さんが務めることに。ボイスドラマと現実がリンクしているようで特待生にとっても嬉しい抜擢だったろう。
ちなみにイベントに参加した特待生のなかには,都内や近郊の地域だけでなく,東北や北海道といった遠方から足を運んだ人もいたようだ。全国各地から集まってくれた特待生たちに,キャスト陣も驚きつつ感謝の言葉を述べていた。
■どんなトークが飛び交うのか!
「届け、この声! クロストーク」
キャスト陣がBOXから引いた紙に描かれているテーマについて,みんなでトークしていくこちらのコーナー。テーマに挙がったのは,「声優として,自分の演じるキャラクターに何かアドバイスをするなら?」「カラオケの十八番は?」「『Now On Air!』を上手く歌うコツは?」などだ。
「声優として,自分の演じるキャラクターに何かアドバイスをするなら?」では,榎木さんは「声優の仕事はオススメしないかな」,古川さんは「夜更かしをしない」,永塚さんは「野球の応援で喉枯らさないでね」,石谷さんは「バイトしすぎるな」と十人十色のスタンスで回答。自分自身が演じるキャラクターを分かっているからこそのアドバイスに感じられた。
また,このコーナーの最後には,同じく主題歌を担当する代永 翼さん(橋倉 杏役)と佐藤拓也さん(輝崎千絋役)からのコメントが紹介された。代永さんは「『Now On Air!』は,彼らと作品にぴったりな主題歌。不思議なことに歌いながら逆に彼らに背中を押してもらった感じです」,佐藤さんは「ゲームを楽しんでくれているみなさんに感謝しています。これからもどうか,彼らを見守ってください」と,それぞれ想いを伝えてくれた。
■寒い季節には“熱い言葉”で暖かく幸せに!?
「朗読」コーナー
特待生の前で朗読を披露するのは,榎木さん以外は初ということで緊張するキャスト陣。朗読は,イベントに来てくれたファンに向けて新年のあいさつと,寒気で震えているファンを言葉で暖かく幸せにしようという,心も身体も暖まるセリフが詰め込まれた内容となっていた。特待生たちの熱で,室内温度も上がっていたことだろう。
■大喜利コーナー!
「みんなで新たな歌詞を考えよう!」
「みんなで新たな歌詞を考えよう!」コーナーは,お題となる「それぞれに違う個性(かがやき)が共鳴し合い 七色の時間 刻んでく ●●●● この絆 ●●●● 奇跡さ!」の歌詞に,キャスト陣がそれぞれ歌詞を当てはめていくものだ。勝敗は特待生の拍手の大きさによって決まり,1番拍手が大きかった人にはご褒美が用意されているが,最下位には罰ゲームが用意されているという。
これは絶対に負けられないと言わんばかりに,積極的に回答するキャスト陣。最終的に,「膝肘首 この絆 足耳骨 奇跡さ!」と回答した榎木さんに軍配が上がる。アイドルの歌詞からあまりにも枠を外した回答に,会場全体が笑いに包まれていたのは言うまでもない。なお,ご褒美はマカロンで,榎木さんがおいしそうに頬張っている姿も見られた。
一方,1番拍手が少なかったのは……「雑煮雑煮雑煮雑煮 食べてたら 睡眠睡眠睡眠睡眠 太った」と空欄だけではなく,他の歌詞をも変えてしまった破天荒な石谷さん。罰ゲームとして苦いことで有名な“苦丁茶”を飲まされると,「味覚が無くなった……」と嘆いていた。
■豪華商品が当たる大抽選会&
誕生日を迎えるキャストへのサプライズも!
大抽選会では,CDジャケットを使用した「Now On Air!」オリジナルポスターなどが各2人,計4人にプレゼントされた。そして大抽選会が終わるとともに,会場にはハッピーバースデーといえばあのメロディとばかりのBGMが突如流れ出す。石谷さん以外から「あれ?」とちょっぴりわざとらしい声が聞こえる。
何かというと,イベント翌日の1月14日に誕生日を迎える石谷さんへのサプライズで,ケーキが登場したのだ。「おめでとう!」と石谷さんに声が掛けられ,キャスト陣と特待生からハッピーバースデーの歌が届けられる。動揺を隠せない石谷さんはそのまま,ケーキを食べるように進められるが,先ほどの罰ゲームで飲んだ苦丁茶を気にして,「味覚が復活するかもしれない」と会場をわかせていた。
永塚さんから「いくよ? あーん」と言われ,ケーキを食べさせられる石谷さん。きっとこの瞬間,会場の多くの特待生たちが胸をキュンとさせただろう。気になる味覚はというと……「味がしない(笑)」とのこと。ちなみに石谷さんは計画にまったく気づかなかったようで,サプライズは大成功となった。
収録ボイスや新機能などの追加が予定され,ますます盛り上がりを見せる「オンエア!」。今後のさらなる展開を楽しみに,アプリをプレイしながら応援しよう。
イベント終了後の4人にインタビュー!
4Gamer:
本日のイベント,お疲れ様でした。早速ですが,イベントを終えられた感想をお願いします。
光城新多役・榎木淳弥さん(以下,榎木さん):
今日はリリースイベントということで,歌に関するトークテーマや大喜利など,バラエティーコーナーが盛りだくさんでおもしろかったです。非常に和やかな雰囲気のなか,みなさんとイベントを楽しませていただきました。あと,石谷くんが翌日お誕生日だったので,サプライズでお祝いができて全体的にもものすごくあたたかいイベントになりましたね。
雛瀬碧鳥役・古川 慎さん(以下,古川さん):
短い時間ではありましたが,会場のみなさんが笑って楽しそうにしてくれていたことが嬉しかったです。何よりも我々が楽しかったので,引き続きこうやっていろんなところでイベントができたらいいなと思っております。そして,石谷くん誕生日おめでとうございます。
雅野 椿役・永塚拓馬さん(以下,永塚さん):
「オンエア!」としてイベントに参加するのはニコ生くらいで,こうして特待生のみなさんと顔を合わせてイベントに出演するのは今日,初めて経験させていただきました。やっぱり,特待生さんはゲームでイメージしていたとおりの優しい特待生さんだったなとすごく感じています。マナーもいいし,よく笑ってくれるし,さすが「宝石が丘」に入れるだけのことはあるなと思いました(笑)。
あと,朗読も楽しかったですね。「オンエア!」はアプリゲームなので,みんなで一緒にかけ合いというのが本当にニコ生くらいしかなくて,そういうのも経験できてとても楽しかったです。これからどんなイベントができるのかなというのを妄想したりして,またぜひイベントがあったら参加したいです。あと,石谷さん誕生日おめでとうございます。
青柳 帝役・石谷春貴さん(以下,石谷さん):
みなさんから言われたとおり,27歳を迎えようとしている石谷春貴でございます。本当にお祝いしてもらったことがすごい嬉しくて……。サプライズに気づかなかったんですが,今にして思えば最後のコメントの時間が1人1人わりと長いなとか,人が入れ替わりでいなくなっていたり,「どこに行っているんだろう?」と思ってたことが……そういうことだったのかと(笑)。こういうふうにみんなに祝ってもらうと嬉しいです。
イベントもすごく楽しめました。「オンエア!」に対する自分の想いとか,キャラクターのことを話す機会はなかなか少ないんですけど,ここにいるみなさんとは普段お話できないようなことも共有しながらやっていけたのかなあと。1部の時から思っていましたが,楽屋のノリのままこのまま出てきてるんですよね,本当に。
だから,アットホームな感じで僕たちを見守ってくれた特待生のみなさんと,本当に暖かくイベントができたのかなと思いました。ハッピーバースデーも歌っていただいて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
4Gamer:
朗読劇,ミニゲームなどさまざまな企画がありましたが,とくに印象に残ったのはなんでしょうか? 理由もあわせて教えてください。
榎木さん:
これまで生で実際にキャラクターを演じる機会も少なかったので,今回初めて4人でガッツリ絡めて楽しかったなというのはありますね。次は歌唱している6人揃って,そして,このメンバーだけではなく学校全体でも,もっと何かやれたら楽しいのではないかと思います。
古川さん:
大喜利がすごく印象に残りました。楽曲の歌詞を変えて,みんなで答えていくコーナーだったんですけれど,作品に囚われない回答を是としてくれるスタッフのみなさんの暖かさも感じて,ありがたいなと。
あと今回,榎木くん,永塚くん,石谷くんと一緒にゲームや大喜利ができて,こうやったらおもしろいんだなとか,ステージ上での立ち振る舞いみたいなところが見られてすごくよかったです。「オンエア!」という作品的な意味でも,ちょっと仲良くなれたのかなと嬉しくなりました。初めての朗読では,ふんわりとしてみんなを笑いに誘ってくれるような台本になっていたので,「やっぱ『オンエア!』の台本っておもしろいな」と思うところでございました。
永塚さん:
今回は「Now On Air!」のリリースイベントということでしたが,クロストークのコーナーで真面目に「Now On Air!」のエピソードを話すわけでもなく,いろいろな角度から「Now On Air!」について話すことができておもしろかったです。
朗読では,雅野 椿としてみなさんに新年のあいさつを直接,抱負とともに言えたのが嬉しかったですね。隣にミカがいたので,ツッコミが生でできたのも楽しかったです。
石谷さん:
僕もクロストークがおもしろかったです。みなさんのパーソナルな部分を交えながら話すことが出来て,「あ,そっちの切り口からくるんだ!」とか,僕とは違う考え方や切り口のやり方がイベントの中で見えて,おもしろかったなと思いました。
そしてやはり朗読も楽しかったです。帝がわりと自由なキャラクターということもあり,メンバーが遊んでくださって,僕も楽しくなって盛り上がっちゃいました。特待生のみなさんも笑ったり,キュンとしたりしてもらえたのではないかなと。朗読に関しては本当にキャラクター同士の初めてのかけ合いだったので,生だからこその朗読になっていたのではと思います。
4Gamer:
新年明けてのイベントということで,「オンエア」をキーワードに,あいうえお作文で今年の抱負をお願いします!
一同:
あいうえお作文……!?(笑)
榎木さん:
「オ」,同じ志の仲間と
古川さん:
「ン」,んんと精一杯輝きながら
永塚さん:
「エ」,絵に描いたような素敵な青春を
石谷さん:
「ア」,あなたと共に歩みたい
一同:
おお〜!
4Gamer:
最後に読者へメッセージをお願いします。
榎木さん:
先ほどのあいうえお作文のような物語を,今年1年も繰り広げていけたらと思います。そのためにはみなさんの応援が必要なので,ぜひとも引き続き「オンエア!」の応援をよろしくお願いいたします。
古川さん:
この記事を読んで下さっている人のなかには,「オンエア!」というゲームを知らない人もいらっしゃると思うので,その方々にもお伝えしたいことがあります。「オンエア!」は声優という職業に対して,キラキラしたエピソードだけでなく,葛藤や悩みなど,さまざまな切り口のシナリオを交えながら,トップ声優を目指す少年たちのお話です。
そして本当に純粋に,それぞれ悩みを抱えながら,それでも仲間と一緒に自分の夢を追っていく情熱的な生徒がたくさん登場するゲームですので,ぜひぜひ一度触れていただけたら有難いなと思います。
これまでもこれからも「オンエア!」を応援してくださる特待生のみなさんには,引き続き見守ってほしいです。今後の展開には,「オンエア!」のキャラクターを応援してくださっているみなさんのお力が必要不可欠なので,まだまだ「オンエア!」の少年たちに大きな夢を見させていただけると嬉しいなと思っております。これからも「オンエア!」をよろしくお願いいたします。
永塚さん:
「オンエア!」では,まだまだ描かれていないキャラクターの心情だったり,関係性だったりがたくさんあります。本当にこれからどんどん発展していく作品なので,みなさんが特待生として学園生活を楽しんでいただくことが僕らの応援になって,きっとそれがこの「オンエア!」としての,「宝石が丘」としての発展に繋がっていくので,「オンエア!」という作品を精一杯全力で楽しんでいただければありがたいです。きっと,それが次の「宝石が丘」の話に繋がっていくかと思いますので,学生生活をぜひぜひ楽しんでください。
石谷さん:
僕自身もアプリをプレイしていて,ユニットごとのストーリーを読んでいるんですけど,各々のストーリーで「ああ,確かにこういうところある」というリアルなところも結構描かれていたりします。楽しいだけではない声優の部分も描かれているので,みなさんにとっても興味深いものになっているんじゃないかなと思います。
まだ「オンエア!」に触れられていないという人も「ここまでリアルなところを追求していいんだ」みたいに感じることもあるかと思うので,ぜひ興味を持ってやってみてください。各キャラクターの深掘りもまだまだこれから余地のある作品ですし,みなさんの応援とともに大きくなっていく作品であると思うので,引き続き応援をよろしくお願い致します。そして,アプリの方もやっていただけたら嬉しいです。
4Gamer:
ありがとうございました。
「オンエア!」公式サイト
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(C)coly
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