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「Age of Wonders: Planetfall」は8月6日に発売。RPG要素を盛り込んだ名作ターン制ストラテジーシリーズの最新作
なおプレオーダーの受付は始まっており,公式サイト(リンク)に用意されたメニューによれば,PC版はSteamやPradox Store,GOG.com,Humble Storeで展開される模様。参考までにSteam(ストアページ)では,日本語対応で,通常版の価格は5150円(税込),配信予定日は8月7日となっている。
「Age of Wonders」シリーズは,いわゆる4Xゲーム(4X:eXplore=マップの探索,eXpand=拡張,eXploit=開発,eXterminate=殲滅の略)と呼ばれる,「Master of Magic」(1994年)などで大成されたサブジャンルに属する作品だ。その第1作は,リアルタイムでユニットを操作して戦うRTSという新手のゲームジャンルの登場に沸く1999年にリリースされ,ヨーロッパのスタジオらしいきめ細かなグラフィックスとRPG要素を含むゲームシステムが高い評価を受けた。過去のシリーズ作品はすべて異なるパブリッシャからのリリースであるもののTriumph StudiosがIPを所有したままシリーズを開発し続けているというのも,ファンに根強く支持されていることを証明するものだろう。
ちなみにTriumph Studiosは2017年にParadox Interactiveに買収されている(関連リンク)。このAge of Wonders: Planetfallは提携後の第1弾であり,これまでのようなハイファンタジーではなく,SFものへと大きく舵を切っているのも面白い。
本作は,星間連合(Star Union)と呼ばれる何千もの惑星と文明を統合していた巨大国家が滅亡した,宇宙版“暗黒時代”の灰の中から,いくつかの新しい文明が登場し,その勢力同士が争いを繰り広げるというストーリーだ。今回リリースされたトレイラーは,「Vanguard」勢力の生き残った人々が,戻ってきたばかりの母星の惨状を目の当たりにすると共に,そこから新たな社会を築いていく様子が描かれている。
現在アナウンスされている勢力はそんなVanguardと,恐竜のような生き物に乗って移動する「Amazon」,生身の体は死んでいながらも機械で動くサイボーグゾンビ「Assembly」の3つだが,本作には6つの種族が登場する模様。プレイヤーは,自分のキャラクターとなるコマンダーを選択し,その能力やバックグランド,見た目をカスタマイズしてゲームを始めるという仕組みとなっている。
モチーフを変えつつも,ヘックスを使ったターン制ストラテジーという基本的なゲームシステムを踏襲しているのはもちろん,現代的な美しいテクスチャやエフェクトなどによりビジュアル面にも期待できそうな本作。シリーズのファンならずとも,要注目の一本だ。
「Age of Wonders: Planetfall」公式サイト(英語)
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