［CJ2018］アニメ風のグラフィックスでとっつきやすそうなMOBA，「非人学园」インプレッション

　上海で開催されている中国最大のゲームショウ「ChinaJoy 2018」。会場のN3ホールにあるNetEase Gamesのブースでは，スマートフォン向けアプリ「非人学园」（iOS/Android）がプレイアブル出展されている。

「非人学园」公式サイト

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　本作は，中国で2018年6月26日にリリースされたMOBA系のタイトルだ。アニメ風のグラフィックスを採用した学園モノで，キャラクターは特殊能力を持つ生徒や教師達となる。
　マップは彼らの通う学園という設定で，レーンは陸上トラック，ジャングルの代わりに教室や職員室，という感じだ。配信から1か月以上が過ぎた現在，新作タイトルとは呼びづらいかもしれないが，日本にも刺さる人が多そうなビジュアル＆世界観になっているのは間違いないと思うので，紹介してみたい。

　遊び方は一般的なMOBAと同じで，10人のプレイヤーが2つのチームに分かれて5人対5人の対戦を繰り広げることになる。勝利条件は，敵の本拠地にあるコアを破壊することだ。


　教室にいるモンスターを倒すと，味方になって敵のタワーを一定時間攻撃してくれるので，レーンを押していくだけでなく，適度にモンスターを狩ることも戦略上重要になる。また，スタート地点の近くに設置されたジャンプ台を使うと，前線にすばやく戻れるので，テンポ良く遊べる。


　各キャラクターは，パッシブスキル1種類，アクティブスキル2種類，そして必殺技に相当するスペシャルスキル1種類を習得している。2つのアクティブスキルを使いつつ，ここぞという場面でスペシャルスキルを発動するという立ち回りがバトルの基本になる。
　個性を際立たせるのがスペシャルスキルで，キャラクターによって，変身したり，地中に潜ったりと効果はさまざまだ。


　また，ボディタッチやプレゼントを通じて特定のキャラクターとの親密度を上昇させる機能も搭載されており，親密度に応じて専用のエピソードが開放される。ブースの担当者によれば，親密度システムに絡めて，スキルに専用エフェクトを適用する要素も開発中とのことだ。


　そのほか，コスチュームを着せ替えるとキャラクターの見た目だけでなくモーションが変化するという要素もある。ちなみに，中国のプレイヤーの人気を最も集めているのは，「百目」という女性キャラクターのウェディングドレス風コスチュームVer.とのことだ。


　配信から1か月以上が過ぎた非人学园だが，世界観やグラフィックスについては好評であるものの，キャラクター間のバランスなどが課題となっており，正式サービス後も引き続き調整中しているとのこと。プレイをしてみたいと思う人も少なくないはずだが，日本を含めたグローバル展開については今のところ未定とのことだ。

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