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ブロッコリーの女性向け新作は“放置系”!「マルチポイント×コネクション〜稜風学園購買部〜」公式生放送をレポート。佐藤 元さんと大塚剛央さん終演後インタビューも
ブロッコリーが2019年リリース予定の新作スマートフォンゲーム「マルチポイント×コネクション〜稜風学園購買部〜」(iOS / Android)。その最新情報をお届けする公式生放送番組「Let’s マルコネ!」の本放送に先駆けたプレ放送が,2018年12月17日に行われた。本番組は,MCに声優の佐藤 元さん(大澄暁空役)と大塚剛央さん(綾地 奏役)を迎え,番組視聴者と様々な企画でコネクトしていく内容となっている。本稿では,プレ放送の収録スタジオの様子や放送後のキャストインタビューをお届けしよう。
番組は,フレッシュ感あふれるMC2人の挨拶からスタート。お互いを「げんくん」「たけさん」と呼び合う佐藤さんと大塚さんは,同じ事務所の先輩後輩だそうだ。お互いに生放送は経験があるものの,メインMCは初めてとのことでやや緊張しながらの進行だったが,笑顔いっぱいで懸命にトークをする姿に,視聴者からは「がんばって!」等のあたたかいコメントが寄せられていた。
ちなみに,この日2人が着ていた衣装はキャラクターデザイン担当の沙汰氏がデザインしたゲームオリジナルの制服だそうで,まだ世界にこの2着しかないとのこと。襟につけている金色のバッジは個数で学年を表しており,ジャケットの胸元にある校章は「青春の喜び」という花言葉を持つクロッカスがデザインされている。
なお,本作のプロデューサー・井立(いだち)氏は会社でクロッカスを栽培しているらしい。いまはちょうど芽が出た頃合いなので,番組が回数を重ねるごとに,成長も見守っていくことができそうだ。
続いては,開発中のゲーム紹介へ。「マルチポイントコネクション」は本来,家電系の専門用語で,本作では“プレイヤーがゲームを通してたくさんのキャラクターと繋がって,いろいろなストーリーが広がっていく”という意味を持たせているそうだ。プレイヤーは購買部で働くスタッフとなるのだが,稜風学園OBの男性スタッフと,学園2年生の女性スタッフ,男女両方のアバターを使い分けて様々なストーリーが楽しめるという。
この日初公開されたゲームのプロモーション映像第2弾によると,本作は,購買部を自由にレイアウトして商品を置いておけば,キャラクターが買い物にやってきて自動的に商品が売れていく,いわゆる経営系シミュレーションに近いものと見られる。ちびキャラのデザインも非常に可愛らしく,見ているだけでも癒やされそうだ。MCの2人もゲーム画面を見るのが初めてだったそうで,「すごい!」「かわいい!」と声を上げていた。
また,2人が演じるメインキャラクターの紹介も行われた。まずは佐藤さん演じるゲームのセンターキャラ,“大澄暁空(おおすみ あきら)”。暁空はサッカーが好きで,購買でよく買うものは「つぶあんパン」。ただのあんこ好きではなく”こしあん”を敵視しているらしく,佐藤さん自身もつぶあんを積極的に食べて役作りをしていると明かしてくれた。
大塚さんが演じるのは,同じサッカー部でクールなイメージの“綾地 奏(あやち かなで)”だ。奏は音楽の英才教育を受けていたという設定だが,大塚さん自身は楽器ができないとのこと。キャスト2人ともサッカー経験者で,キャラクターとの共通点だと盛り上がった。
続いて,初出しとなるサブキャラクター4人も公開された。新垣樽助さん演じる湧上英将(わくがみ えいしょう)は,稜風学園大学部2年生で,暁空が所属するクラブチームのキャプテンだ。現段階での唯一の女性キャラ,米澤 円さん演じる本浦ゆな(もとうら ゆな)は暁空と奏の同級生でアパレルショップの店員とのこと。
湧上英将(CV:新垣樽助) |
本浦ゆな(CV:米澤 円) |
渡辺 紘さん演じる藤野健流(ふじの たける)は,購買部に商品を届けてくれる配達員さんで,関 俊彦さん演じる皆尾 衛(みなお まもる)は,なんと稜風学園の学園長兼用務員! さらに,興津和幸さん演じる体育の先生・皆尾陽臣(みなおひろおみ)の父でもあるらしい。個性豊かなキャラクターが多数で,ますますゲームが楽しみになった。
藤野健流(CV:渡辺 紘) |
皆尾 衛(CV:関 俊彦) |
PVでも流れるゲームのテーマソング「Let’s connect!」のレコーディング思い出話では,大塚さんによる「hey!」「yeah!」の合いの手が,真面目すぎるのか発音がやや硬く,演じているキャラクターの奏っぽいとスタッフさんに大受けだったエピソードが披露され,番組中でも佐藤さんの歌に合わせて大塚さんが「いえい!」と再現してくれた。一方の佐藤さんは,キャラクターを演じながら歌うことが初めてで,英語の歌詞がカタカナ発音になってしまったと明かし,これもスタジオで生披露,「ゴーイングオン!!」と元気よく歌ったあと「“ing”ってここまではっきり発音しませんよね……」と照れる姿も見られた。
続くメールコーナーでは事前に募集したMCへの質問状を元に,お互いが思う可愛いポイントや,コンビニでつい買ってしまうものなどのトークが繰り広げられた。次の“一問一答”コーナーでは,大塚さんの“一番落ち着く場所”に対する「トイレ」という回答と,佐藤さんの“朝起きて一番にすることは?”という質問に対する「筋トレ」という回答が印象的だった。なお,番組では随時メールを募集しているとのことなので,2人に聞いてみたいことをぜひ送ってみよう。(宛先:info@maru-cone.com)
番組終了後の2人にインタビュー!
――本日はお疲れ様でした。放送を終えていかがですか?
佐藤さん:
番組内でもお話しましたが,こういう形でトークをするのが初めてだったのでものすごく緊張しました(笑)。たけさんと一緒にやれて,知らなかったことを知ることができて楽しかったです。「マルコネ」の新情報は僕たちも知らないものだったので,視聴者のみなさんと一緒に気持ちを共有できたと思うととっても嬉しかったです。
大塚さん:
げんくんが打ち合わせの段階から緊張していて,僕は僕で緊張していたのでどうなるかと思っていたんですが,げんくんはこのとおり面白くてかわいいので(笑)。お互いのことを知りながら本放送も楽しくやっていきたいです。「マルコネ」でまだ触れていないところも本放送では触れられると思うので,視聴者のみなさんにとってもこれからの放送が楽しみになったんじゃないかと思います。
――プレ放送をふまえ,次回からの本放送に対する意気込みをお願いします。
佐藤さん:
テンパり続けた1時間だったので,もう少し落ち着けるように,大人になろうと思いました(笑)。ほんとうに緊張して……! でもこれから,たけさんやスタッフさん,視聴者のみなさんと一緒に楽しんでいける番組にしたいなと思います。
大塚さん:
げんくんは僕にないものを持っているので,いい組み合わせなんじゃないかなと思います。これからゲストさんもいらっしゃると思うので,その方々と一緒にゲームのことや今日のような一問一答など,ゲストさんとも仲を深める機会になれば嬉しいです。リリース後はゲームをプレイしながらの放送というのもやってみたいですね。
――ゲームではプレイヤーが男性スタッフと女性スタッフとどちらも選べますが,どちらを先にプレイしてみたい,あるいはどちらが気になりますか?
佐藤さん:
僕は女性視点のほうですね! 男性視点でも,キャラクター同士では見せない顔は見られると思うんですが,女性のほうは自分が演じるキャラクターと同じ2年生の設定なので,どういう反応をするのか,女性から見た自分のキャラクターはどう映るのかが楽しみです。
大塚さん:
僕は逆に男性ですね。男性スタッフは学園のOBなので,そこにキャラクターたちがどう接していくのか,男同士でどういう話をするのかが楽しみです。とは言いつつ,やっぱり両方気になりますね(笑)。
――番組で行っていた一問一答がすごく楽しかったのですが,佐藤さんから大塚さんへの質問で「家事のなかで一番好きなのは?」に対して大塚さんが「料理」と答えられていました。得意料理などはあるのでしょうか?
大塚さん:
僕はいま実家で生活しているので料理はあまりしないんですが,掃除がとにかく苦手で……。いちおうやることはやって「もう絶対に汚さない!」と思っても,油断してすぐ散らかしてしまうんです(笑)。洗濯も面倒ですし,だったら料理かな……と。作るときはレシピを見ながらで,作れるものはチャーハンくらいかなと。あっ,あとは最近オムライスを作りました。卵を焼くのが楽しかったです。
――ありがとうございます。大塚さんから佐藤さんへの質問の「甘党か辛党か?」に対し,佐藤さんは「辛党」と答えていらっしゃいました。お酒がお好きなんでしょうか?
佐藤さん:
あの質問をされた瞬間,自分の頭のなかで“ケーキかお酒か”という二択が浮かんだんですよ(笑)。だったらお酒だなあと。あと,“チョコとラーメン”というのもあったので,だったらラーメンかなと。辛いものが得意というより,しょっぱいものが好きですね。
大塚さん:
なるほど……(笑)。
――大塚さんはどちらなんですか?
大塚さん:
僕は甘党ですね。それこそ番組でも言いましたが(演じるキャラクターの好物である)プリンも好きだし,甘いものを買うことは多いですね。辛いものがちょっと苦手なので。
――こういう,お互いの知らないところをこれから番組で知っていけるのも面白そうですね。ゲームは男性でもプレイしやすそうですが,いかがですか?
佐藤さん:
先ほどたけさんも仰ってましたが,男性視点からキャラクターを見られるというのが今までとちょっと違うなと。プレイする方の年齢層によっても,キャラクターを友人として捉えたり,後輩や先輩として捉えたりもできる,いろいろな可能性があるゲームだと思いますので,ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
大塚さん:
男性にとって,女性向けのゲームはなかなかとっつきにくいと思うのですが,このお話をいただいたとき,僕自身は素直に「プレイしてみたい!」と思いました。もちろん,ほかにも素敵な女性向けゲームはたくさんありますが,自分のペースでプレイできるところもいいですし,ストーリーも読み応えがあるものになると思いますので,ぜひ存分に楽しんでいただければと!
――リリースが楽しみですね。
佐藤さん:
僕たちも早くやりたいんですよ! 実はもう目星をつけているキャラクターがいるんです。大谷祐貴さんが演じている,刻田悠士(ときた はると)くんなのですが,僕の演じるキャラと反対でこしあんパン派なんです!(笑) ライバルなので,どういう感じになるのか楽しみにしています。
大塚さん:
僕は今日解禁になったキャラクターが気になりますね。唯一の女の子もですが,学園長兼用務員とかインパクトありますよね(笑)。どう絡んでいくのか,すごく広がりが楽しみになる作品だと思います。
――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
佐藤さん:
「放置系」って女性向けでは珍しいジャンルですし,男性視点と女性視点で楽しめるので,いろいろなキャラクターと繋がっていく「ご縁」という言葉が綺麗に当てはまるゲームだなと思います。僕自身もそういう繋がりを大事にしていくようにと両親に教わってきていたので,そういうヒューマンドラマも楽しんでいただけたら幸いです。
大塚さん:
現段階では僕たち自身もまだ知らないことが多いので,すごく楽しみにしています。こういう平和な感じのゲームは僕もとても好きなんですが,ストーリーはすごく重厚になると伺っているので,一生懸命演じていきたいです。みなさんで作り上げる購買部とともに,一緒に楽しんでいただけたらと。
――ありがとうございました!
「マルチポイント×コネクション〜稜風学園購買部〜」公式サイト
(C) MARU_CONE Illust.沙汰, ⑪, 萩谷 薫, 藤 未都也, hou, もちもち太(工画堂スタジオ)
(C) MARU_CONE Illust.沙汰, ⑪, 萩谷 薫, 藤 未都也, hou, もちもち太(工画堂スタジオ)