待ち受けるのは惨劇か救済か。スマホ向け脱出ゲーム「やばたにえん」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1947回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向け脱出ゲーム「やばたにえん」（iOS / Android）を紹介しよう。最初に注意しておくが，本作は残酷描写や流血表現が強めなので，可愛いグラフィックに騙されてはいけない。

アプリはダウンロード無料。ドットグラフィックスなので残酷描写もマイルドではあるが，それでも苦手な人は要注意だ

「やばたにえん」ダウンロードページ

「やばたにえん」ダウンロードページ

　ゲームの目的は，謎の屋敷にとらわれた8人の少女たちを救い，屋敷から脱出すること。タップでオブジェクトを調べたり，アイテムを取ったりしながら，各部屋の仕掛けを解き明かしていこう。頭を悩ませるのは，彼女たちを救うか，見捨てるかの選択だ。

少女たちに訪れる死は，そう簡単に突破することはできない。頭をしっかり働かせよう

　プレイヤーが行動するたび，画面右上の「STEP」というカウントが増えていく。特定の状況下においてはSTEP数が救いの手段となるため，なるべく迅速に，かつ無駄な行動をしないようにしよう。

余計な行動を取ってしまったがために，間に合わなかった……という場面も

　屋敷内にはさまざまな場所に「プレゼントボックス」が置かれており，これをタップすると動画広告を視聴したのち，ヒントを確認できる。ゲーム進行に詰まったら利用してみるといい。


　なかなかの難度のギミックと，考察が捗る物語性，そして5つのエンディングを有する本作。かなりエッジの効いた内容ではあるが，脱出ゲーム好きや考察好き，あるいは映画「SAW」シリーズが好きな人はぜひプレイしてみてはいかがだろう。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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