Google「Stadia」は月額9.99ドル，欧米で11月にローンチ。「Baldur's Gate 3」や「Ghost Recon Breakpoint」などの対応がアナウンス

　北米時間の2019年6月6日，Googleは映像配信にてクラウドゲームプラットフォーム「Stadia」（ステイディア）のサービスを欧米にて11月に開始すると発表した。ローンチ時点の対象となる14か国は以下のとおり。


　今年のGDCで発表となったStadiaは，Chrome環境さえあればPCやタブレット，スマートフォン，テレビなどのデバイスでゲームが楽しめるクラウドサービスだ（関連記事）。ユーザーが用意するのはキーボードやコントローラといった入力デバイス，そしてインターネット環境だけ。ハイスペックなPCや特定のゲーム機がなくとも，最新のゲーム体験が可能になるという。


　なお，通信速度は720p/60fpsのグラフィックス表現において最低10Mbpsが必須。4K/60fps表現では35Mbpsが推奨とされている。


　今回の発表では，Larian Studiosの新作「Baldur’s Gate 3」（関連記事）をはじめ，「アサシンクリード オデッセイ」「Ghost Recon Breakpoint」「ディビジョン 2」「Destiny 2」など，多数のタイトルの対応がアナウンスされている。


　また，サブスクリプション「Stadia Pro」の価格は月額9.99ドル。その内容は4K/60fps映像，HDR表現，5.1ch音声に対応し，対象ゲームが遊び放題となるプランだ。

初期セット「Stadia Founder's Edition」は129ドル。専用コントローラやChromecast Ultra，3か月分のStadia Proなどが含まれており，対象地域では予約受付が始まっている

「Stadia」公式サイト