アブナイ男たちがステージに集結！　AGF2022イベント「マガツノート STAGE #4 feat.蛇-ウロボロス-」＆「BLACKSTAR TALK STAGE #04」をレポート

2022/12/27 12:00

　2022年11月5日と6日に開催された大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル2022」。今年は，会場の1つである池袋サンシャインシティの噴水広場が「マガツノート」と「ブラックスター -Theater Starless-」（iOS / Android）によってジャックされ，各出演キャストによるトークイベントや，アーティストによるライブなどが2日間（各日6ステージ）にわたり楽しめた。

　本稿では，11月6日に行われた「マガツノート STAGE #4 feat.蛇-ウロボロス-」と，「BLACKSTAR TALK STAGE #04」のイベントの模様をお届けしよう。

「マガツノート STAGE #4 feat.蛇-ウロボロス-」

　「マガツノート」のステージイベント4回目「STAGE #4 feat.蛇-ウロボロス-」では，政宗役・峯田大夢さん ，家康役・美藤大樹さん，忠勝役・岡本和浩さん，光秀役・岡本信彦さん，左馬之助役・大河元気さんが登壇。

　ステージは，作品の紹介コーナー「君はマガツノートを知っているか」から始まる。今日のイベントで作品のことを多くの人に知ってもらうため，まずは3つの魅力を伝えることに。1つ目は「祁答院慎先生が手掛ける『激鬱』でハードなストーリー」，2つ目は「カズキヨネ先生がキャラクターデザインを務める美形武将たち」，3つ目は「バチバチのイメージソング展開」と，本作の外せないポイントを分かりやすく紹介していく。

　1つ目のストーリーに関しては，「ドロドロ」「裏切り」など女性向け作品ながらもかなり物騒なワードが飛び交い，作品に初めて触れる人は思わず「何事!?」と思わされたのではないだろうか。

　キャラクター紹介コーナーでは，ステージ#4のタイトルでピックアップされている「蛇-ウロボロス-」に属するキャラクターが登場。後ろのモニターに光秀，左馬之助，利三たちの性格や特徴を表したパーソナルタグが映し出され，「？」で一部隠れているところをキャストたちが当てていくゲーム方式で紹介コーナーは進行していく。

画像集 No.004のサムネイル画像 / アブナイ男たちがステージに集結！　AGF2022イベント「マガツノート STAGE #4 feat.蛇-ウロボロス-」＆「BLACKSTAR TALK STAGE #04」をレポート

　まずはトップの光秀のパーソナルタグを当てるのだが，彼を演じる岡本信彦さんが正解である「#地雷系厨二貴族」を即答！　ねっとりとブラックに光秀の生セリフを演じ，会場からは歓喜の大拍手が。続く，「#燃え尽きた道化師」の左馬之助の時間でも，会場の拍手に応えて大河元気さんが生セリフを披露してくれた。蛇-ウロボロス-の面々を知りつつ，生でセリフも聞けた贅沢な時間となった。

　続いては，本作に関する2択問題をみんなで答える「君はマガツノートを調べられるか」。こちらのコーナーでは，キャストたちからも，タイトルにもあるとおり答えの検索をかなり強めに推奨されていたのが印象的であった。出された問題は「ラジオSeason:1のテーマソングは？」で，答えは「DEVIL ASYLUM」。検索可能とのことで，会場もほとんどが正解していた様子だ。

　イベントはあっという間に終盤に近づき，最新情報が紹介されたところで，お楽しみのライブコーナーの時間に。包帯が巻かれたゴシックな雰囲気のスタンドマイクなどがセッティングされたステージにビジュアル系バンド・ZOMBIEが登場して，蛇-ウロボロス-をイメージした楽曲「ウルトラムシケラボーイ」を熱く歌唱！　曲が終わるとハードなパフォーマンスから一変，ボーカルの奏多さんが会場のファンを気遣う姿にギャップ萌えさせられつつも，2曲目「クソったれが」も披露してくれた。

　キャストのトークとアーティストのライブで，蛇-ウロボロス-を中心に作品の魅力をしっかりと感じられたイベントであった。

「BLACKSTAR TALK STAGE #04」

　「マガツノート」のイベントのあとは，同じ場所で「BLACKSTAR TALK STAGE #04」が開催された。イベントが始まると，MCを務める運営役・太田将熙さんの呼びかけで，ミズキ役・岡本信彦さん，リコ役・小笠原仁さん，ヒース役・井出卓也さん，藍役・阿部敦さんがステージに勢揃いする。

　AGF2022での「ブラックスター」トークステージイベントは4回目でラストを迎える。会場にはこれまでのイベントに全て来てくれた人もちらほらいたようだ。立ちっぱなしでイベントに参加されているファンを太田さんが気遣ってくれたり，阿部さんが「姉ちゃん，元気？」と声をかけてくれたりと，その優しさにほっこり♪

　イベントは，太田さんのゲームシステム解説から始まる。解説をするのも4回目ということもあり，回数を重ねるごとに説明が上達していった太田さんに，キャストと会場からはあたたかな拍手が送られた。続くキャラクター紹介のコーナーでは，Team Bに属するミズキ，リコ，ヒース，藍の印象をキャストが語る。

　全体的に皆さん「やばい奴！」という印象を彼らに持っているようだが，阿部さんは自身が演じる藍を「まんま小学生だけど，ミズキのブレーキ役」であること，「この中では1番大人」と述べると，会場からは同意の気持ちも込められた拍手がわき起こる。ちなみに今回のイベントでここまで多くTeam Bのキャストが揃ったことも話していた（収録は別々で行っているそう）。

　「ブラックスター」のこれまでと今後の展開も含めた年表を見るコーナーでは，気になること＆やりたいことについても話していて，岡本さんは「ホワイトスターになる＝黒い衣装禁止！」とユニークな提案をしたり，小笠原さんが「リコが歌うって本当ですか」「言ったら叶うこともあるから……」と視線を運営スタッフへ向けたりするあざとい場面も。

　後半のゲームコーナーでは，チーム力が試される以心伝心ゲームに挑むことに。1つのお題に対して，みんなで同じ答えを目指すのだが……。井出さんはボケないほうが良いかどうかを確認しており，コーナーは初っ端から荒れる予感！　「有名な温泉地は？」という問題では，岡本さんが堂々と他のキャストの答えをカンニングしに行くお茶目な行動を見せつつも，全員温泉マークを明記（？）し，キャストの必死のアピールで強引ながらも揃ったということに！　最後はキャスト一人一人からメッセージが送られ，石和温泉とのコラボ情報も解禁された。

　「ブラックスター -Theater Starless-」のステージイベントも作品の魅力を楽しく伝えてくれるコーナーが満載で，あっという間に終演の時間を迎えた。今後もさまざまな展開を見せてくれる両作品から目が離せない。