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10万円を懸けたもうひとつの「TEPPEN」。誰でも参加できるサイドトーナメントは穴場なのか?
さて,そんな大会の隣で行われていた「TEPPEN TOKYO CUP 2019」の存在を,みなさんは知っているだろうか。
この大会は,その日の抽選に当たった32人が賞金10万円を懸けて戦うサイドトーナメント。5連勝すれば10万円が手に入る計算なので,ランクマッチで連勝を重ねている人であれば,「参加すれば10万円が手に入る穴場かもしれない」という考えが頭をよぎったことがあるのではないだろうか。
そこで今回4Gamerでは,実際にサイドトーナメントに参加し,本当にそんなぬるい大会なのか,猛者の集まる戦場なのか,その雰囲気や温度感を確かめてきた。本稿では,そのレポートをお届けしたいと思う。
■ルール
- 試合形式:全てBO1にて実施
- 登録デッキ:1トーナメント参加につき1デッキ
- 端末:試合用の端末(シャープ株式会社「AQUOS zero」)を使用
テンプテーションモリガンを使用した筆者の対戦相手は,第1戦がテンプテーションモリガンのミラーマッチ,第2戦がシャドウブレイドモリガン,第3戦もシャドウブレイドモリガンと,モリガンのオンパレードとなった。
第1戦は,お互いにメインアタッカーである「いぶき」と,「隠密」を探索する「エイダ・ウォン」を場に出し,ほぼ同じ盤面で戦いが始まった。膠着した状態が続いたが,筆者側の「迸る魔力」と「支配された頭脳」がうまく刺さり,ミラーマッチを制することに成功した。
第2戦は,相手が「ヘルアンテノラ」「プケプケ」といった4MPのユニットを展開し,盤面に圧をかける立ち上がりとなった。筆者側は「クリスタルハンター」「ダークホールド」などで敵の動きを止めつつ,相手の盤面が埋まったところで,「隠密」「フックショット」でブロックをかいくぐり,チクチクとダメージを稼いで勝利した。
第3戦は,筆者側の「いぶき」が順調に成長するも,相手の「ルサキア」による攻撃力ダウン+「露払い」のコンボによって一気にMPの差を付けられてしまう。その後,「迸る魔力」「支配された頭脳」「魂の帰還」が引けず,「ティガレックス」に押し切られ,ベスト8で敗退することになった。
結果,練習と研究をしっかりとしておけば10万円のチャンスは大いにあるが,その道のりは容易くないため,サイドトーナメントは“穴場”ではなかった。あとで聞いた話ながら,ランクマッチで1桁台に乗るような人が参加していることもあるようで,サイドトーナメントであっても,その決勝戦ともなれば,「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」との差はあまりなかったのかもしれない。
しかし,ここで感じられる独特の緊張感や興奮は,ほかではなかなか味わえないものなので,個人的には参加する意義は大いにあると思う(もしかしたら運良く10万円手に入るかもしれないし)。また,大会を見据えている人にとっては,デビューの足がかりに最適な機会とも言えるだろう。
次回の大会や新ヒーローが発表され,盛り上がりを見せている本作。世界のTEPPENを狙っている人には,規模こそ違えど大会の雰囲気を知る良い機会なので,まずはサイドトーナメントへの参加をオススメしたい。また,ただただ実力を試してみたい人も(実はかなりの猛者が集まるので)サイドトーナメントにぜひ挑戦してみてほしい。
「TEPPEN」世界最強プレイヤーは台灣最後守護者選手に決定! 「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」フォトレポート
「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」は,賞金総額5000万円をかけた「TEPPEN」初の公式世界大会だ。アメリカ,EU,アジアパシフィック,そしてホスト国(日本)の各リージョンが予選大会を実施し,その勝者である最強の12名が最強の座を勝ち取るために熾烈なバトルを繰り広げた。
「TEPPEN」公式サイト
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