企画記事
まほやく3周年に向けた短期連載がスタート! 今から始める「魔法使いの約束」第1回:新人賢者様に贈るお仕事案内
colyの手がける「魔法使いの約束」(iOS / Android。以下,まほやく)は,個性豊かすぎる魔法使いを導く賢者となり,彼らと絆を育み心をつなぐ育成ゲームだ。本作は,2022年11月26日にアプリ配信3周年を迎える。そんな記念すべきアニバーサリーを,身も心も「まほやく」にずっぽりハマって抜け出せない筆者……もとい賢者も全力でお祝いしたいということで,作品や登場する魔法使いたちの魅力に注目する短期連載企画(全6回)が始動! 以前掲載した1周年記事で魔法使いたちを紹介しているが,本連載では国ごとにより詳しくお届けしていく。
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これからもよろしく賢者様! 1周年を迎える「まほやく」の魅力をおさらい。魔法使いの関係性が複雑に絡み合う重厚な物語が熱い
colyが配信中の魔法使いと心を繋ぐ育成アプリ「魔法使いの約束」が,2020年11月26日で1周年! 本稿では,賢者と魔法使いの思い出を振り返りつつ,作品の魅力をおさらい。新人賢者のために基本的な遊び方や,2020年以降に追加された新システムも紹介する。
第1回は,「今から初めても大丈夫?」「魔法使いの育成って難しくない?」と,始めることをためらっている未来の賢者様たちのために,「まほやく」の世界観や賢者としての役目を紹介していこう。
まほやくのココが良い!
魔法使いと人間たちの織りなすドラマチックな群像劇
本作にはさまざまな魅力があるのだが,筆者として1番オススメしたいのは重厚な物語だ。現在はメインストーリー第2部が連載形式で配信されており,第1部と第1.5部は声優陣のフルボイスで堪能できる。
舞台となるのは,魔法使いと人間が共存する世界。強い風が吹き,猫が騒ぐ少しだけいつもと違う満月の夜,主人公は謎めいた青年,ムルによって異世界へと導かれる。
その世界では<大いなる厄災>と呼ばれる大きな月が浮かび,年に一度,強大な力で世界に襲いかかる。
それに対抗できる者は,“賢者の魔法使い”と呼ばれる各国から4人ずつ選ばれた20人の魔法使いたちだけだと言う。そんな壊れかけた世界に賢者として召喚された主人公は,“賢者の魔法使い”と一緒に戦うことに……。
あらすじを読むと,不思議な力を持つ魔法使いたちが世界のために戦う,王道ファンタジーストーリーのように思えるが,一筋縄ではいかないのが本作の物語の面白いところ! 賢者は不思議な世界にたどり着いてすぐに,魔法使いと人間の確執に巻き込まれてしまう。
実は魔法使いは,長い者だと数千年生きる長命であり,人間では扱えない,不思議な力をもつ存在であることから,一部の人間にとって畏怖すべき存在として見られているのだ。
“賢者の魔法使い”が戦ってくれているから<大いなる厄災>から逃れられるのに,その一方で強者を恐れ,差別する者がいるというのが何ともリアルだ。また,魔法使いも善良な者だけではなく……。
世界救済というキラキラした陽の部分もありつつ,その裏にある陰もしっかりと描かれていることが,本作の物語の魅力だろう。
といってもシリアスに偏り過ぎず,魔法使い同士の心温まる(?)交流であったり,先代賢者が残してくれたユーモア満点の賢者の書が存在したりと,くすっとなるコミカルなシーンもたっぷり用意されている。この塩梅が絶妙で,心が重くなり過ぎないのだ。
ぜひ気軽に本作の世界に触れて,“賢者の魔法使い”たちとたどるにぎやかな群像劇を楽しみ,気がついたら沼にいたという経験を味わってほしい。
まほやくのココが良い!
個性豊かな魔法使いたちとの出会い
賢者を助けてくれるのは,「中央」「北」「東」「西」「南」という5つの国から集った“賢者の魔法使い”たちだ。先のストーリーで“賢者の魔法使い”は20人だと言ったが,とても深い事情があり,21人の魔法使いたちと一緒に世界を救うことになる(その事情については,また別の記事で)。
彼らにもそれぞれの生き様や考え方があるため,最初から一致団結して<大いなる厄災>に挑む雰囲気になることはなく,筆者的には「味方で大丈夫なの?」と不穏な言動の人物も……。
しかしそんな不安は,物語本編で彼らの過去や想いを知り,共感したりすることで自然となくなっていった。特殊な力を持つ魔法使いではあるが,弱さや過去を抱えた等身大の人物なことも,個人的に本作がとても好きだと思えるポイントだ。
5つの国にはそれぞれ特徴があり,魔法使いの気質も異なっている。同じ国に所属する魔法使いたちは良好な関係を築いている場合が多く,彼らの掛け合いを見るのも楽しい。さらに,魔法使いのなかには国を越えて因縁,友情など,深い関わりを持つ者たちも……。
魔法使い同士の関係性がとても充実しているので,「気がついたら推しが増えていた」「西の国の魔法使いを箱推ししていた」なんて筆者のような賢者もいることだろう。
メインストーリー以外にもイベントや育成することで見られるストーリーなど,魔法使いたちを掘り下げる個別のエピソードも充実している。本編では見られない素顔や意外な一面に触れられるので,隅々まで魔法使いたちとの交流を満喫してほしい。
また,魔法使いたちが住む「魔法舎」に遊びに行くこともできる。ここでは“魔法使いの部屋”で彼らと交流して理解を深めたり,“賢者の書”で魔法使いたちのプロフィールや小話などを読んだり,“キッチン”で料理をしてプレゼントしたりできるのでぜひ活用しよう。
ようこそ! 新人賢者様
気になるゲームシステムをご紹介
ゲーム面では,魔法使いたちを「育成」し,「ミッション」をこなしていくのが主なタスクになる。
育成,ミッションをこなし,経験値をためることでユーザーRANKがアップ。本作の見どころの1つであるメインストーリーを読み進めるには,一定以上のユーザーRANKやユーザー経験値の獲得が条件となってくるので,のんびり遊びながら着実に経験値を獲得してRANKを上げていこう。
各要素の初回はていねいなチュートリアルになっており,それを見れば混乱することなく賢者の仕事を覚えられるが,ここでもメインとなる育成とミッションについて簡単に説明していこう。
「育成」は5つの国にある育成スポットを利用して魔法使いと交流し,さまざまな姿に覚醒させることを目指すコンテンツだ。育成スポットにはそれぞれ特徴があるので,自分がプレイしやすい場所や,開催中のイベントに応じた場所を選びたい。
スポットが決まったら,ガチャで手に入る魔法使いのカードを使用して,育成に使用するパーティを組もう。一番左のシナリオカードに設置したキャラクターを育てることができ,ほかにも「育成」のサポートをしてくれるパートナーを最大5枚まで設定できる。1枠だけフレンドのカードを借りられるので,カードがそろっていない序盤は積極的に活用したいところだ。
育成はターン制で,どんな行動をするか賢者が自由に選択できる。基本的には「交流」コマンドで,魔法使いのパラメータをアップさせていくのがメインになるだろう。パラメータは5種類あり,同じものを選ぶほど交流レベルが上がって獲得パラメータがアップしていく。また,一緒に交流に参加する魔法使いが多いほど,効果が高い。
細かく条件を設定できるオート機能や,既読エピソードのスキップ機能もあるので,慣れてきたらさくさくプレイできるのもうれしい。
ただし,育成を進めるほどスタミナゲージが減少し,「交流」が失敗する確率が上がるハプニング率が上昇していく。そんなときは「休む」を選んで,スタミナゲージを回復させることも大事だ。また,カードのなかにはスタミナを回復させるスキルを持ったものもあるので,活用するのもあり。
育成は全4パートで,それぞれ12ターン最大48回まで行動できる(「ひと休み」で中断してホーム画面に戻ることも可能)。終了段階のパラメータや獲得した特性によって最終的に魔法使いが覚醒する姿が変化。覚醒キャラは,かわいい猫耳からカッコいい魔法使いスタイルまで多種多彩な姿が登場するので,どんどん育成しよう。
「ミッション」では,覚醒キャラで10人のパーティを組み,ライバルとの訓練や,厄災に挑む。バトルはオートなので,自分が育てた魔法使いたちの活躍をしっかり見守ろう。
「育成」で魔法使いを育てて「ミッション」を見守る! この2つを繰り返して魔法使いたちを強化し,ユーザー経験値を獲得してRANKを上げ,物語を読み進めていくべし。
次回からは,本作に登場する魔法使いを国ごとに注目していく。まずは独自の世界観を持つ魔法使いが多い「西の国編」を,7月後半頃にお届け予定なので,お楽しみに。
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