「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」，PR大使の陣内智則さんがまさかの改名？ 発売記念イベント“出発式”のレポートを掲載

　KONAMIから2020年11月19日に発売されるNintendo Switch向けソフト「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」の発売記念イベントが，本日（2020年11月5日）都内にて開催された。
　イベントは桃太郎電鉄シリーズ（以下，桃鉄）にちなんで「出発式」と銘打たれており，桃鉄好きとして知られる芸人の陣内智則さんとライスの二人がゲスト出演。それぞれが桃鉄の魅力を語り，会場は大いに盛り上がった。本稿ではこのイベントの模様をレポートする。

左から田所 仁さん（ライス），陣内智則さん，関町知弘さん（ライス）

　イベントは，まずゲスト陣がそれぞれ桃鉄への愛を語るところからスタートした。関町さんは，桃鉄が理由で地元のヤンキーの先輩に可愛がられた過去を振り返る。先輩も桃鉄が好きだったらしく，関町さんが人数合わせで呼ばれることもあり，さらに接待プレイをしていたため，先輩に気に入られたのだそうだ。
　田所さんは，桃鉄が理由で演出家に褒められたエピソードを披露。桃鉄が好きで，自身が出るお芝居の当日まで徹夜でプレイしていたところ，目の下にクマができてしまったという。しかし病院の患者の役だったため，役作りと勘違いをした演出家に褒められたのだそうだ。
　陣内さんは，桃鉄から生き様を教わったと，熱いコメントを披露した。人生を諦めずに頑張っていれば，何か良いことが起こるという教訓を桃鉄から教わったとのこと。また，成功している時こそ慢心したらいけないことも学んだそうだ。


　続いては，「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」の注目ポイントを紹介するコーナーに。フレンドとの最大4人プレイや途中セーブが可能であること，新たなゲストボンビーが参戦することなどが紹介された。


　陣内さんは「オンラインでプレイすれば密にならないし，今の時期にピッタリ」とコメント。田所さんは，ゲーム中に使用できるスタンプ機能で，軽く意思のやりとりができることが気に入った様子。関町さんは今回のキングボンビーについて，迫力がありすぎて怖かったと感想を話していた。

キングボンビーの最終形態であるデストロイ号について，列車をくわえている演出が迫力ありすぎて絶望すると話すゲスト陣

「桃鉄」シリーズの生みの親である，さくまあきら氏メッセージも公開された

桃鉄のコラボ展開も発表された。コラボは，楽天市場，JR 東日本，岡山市と行われる

　また陣内さんは，今回の桃鉄を令和時代の子供達にもプレイしてほしいと言い，過去には自分が桃鉄で地理を覚えたというエピソードを披露。英才教育として，お子さんにも遊ばせたいと話していた。
　さらに桃鉄を使った陣内さんの新ネタが，陣内さんの公式YouTube「NETAJIN（ネタジン）」で11月21日に解禁されることも明らかに。こちらはKONAMIもバックアップしており，陣内さんはネタに自信のほどを見せていた。


　イベントの終盤には，陣内さんが「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」のPR大使に任命されたことが発表された。そして任命に伴い，芸名を“陣内桃則”に改名するというまさかのサプライズも。“桃則”として，桃鉄の魅力をアピールしていくと語った。これにはライスのお二人も驚いたようで，自分達のコンビ名も「ライスから“桃”に変更しようかとジョーク交じりに話していたほどだ。そうしてゲスト陣が桃鉄の魅力を語りつつ，イベントは盛況のうちに幕となった。


　冒頭にもお伝えしたとおり，Nintendo Switch用ソフト「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」は11月19日に発売となる。価格は6930円（税込）で，早期購入者には特典としてファミコン版「スーパー桃太郎電鉄」がダウンロードできるとのことだ。ゲスト陣が語ったように，桃鉄に思い入れのある読者は購入を検討してみてもいいかもしれない。

「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番！〜」公式サイト