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印刷2021/03/11 14:36

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Nintendo Switch版の配信開始を記念した「Apex Legends」の番組をレポート。開発スタッフによるレジェンドの制作秘話も公開に

 Electronic Artsは2021年3月10日,バトルロイヤル型FPS「Apex Legends」PC / PS4 / Xbox One)のNintendo Switch版の配信開始を記念した番組を,YouTubeにて配信した。MCは平岩康佑さん,解説はVTuberの渋谷ハルさんが担当し,本作の魅力や,ファンの質問に対する開発チームの回答などが紹介された。

画像集#001のサムネイル/Nintendo Switch版の配信開始を記念した「Apex Legends」の番組をレポート。開発スタッフによるレジェンドの制作秘話も公開に

 本作の魅力を伝えるコーナーでは,ゲームの基本的な情報が紹介された。Nintendo Switch版ならではの情報としては,ジャイロ操作でエイムできることが取り上げられた。

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 また人気の高いレジェンド(キャラクター)として,レイスオクタンがピックアップされた。レイスは瞬間移動ができたり,チームメンバーが使用できるポータルを作ったりと,攻守いずれも幅広い戦術を展開できる。
 レイスの日本語ボイスを担当する小島幸子さんは,ボイスメッセージにて「クールで格好いいお姉さんキャラ」と表現していた。

画像集#004のサムネイル/Nintendo Switch版の配信開始を記念した「Apex Legends」の番組をレポート。開発スタッフによるレジェンドの制作秘話も公開に

 オクタンは,とにかく移動速度が速いことと,チームメンバーが使えるジャンプパッドが攻守に使えることなど,一見シンプルだが応用が利くプレイができることが紹介された。
 オクタンの日本語ボイスを担当する菊池達弘さんは,ボイスメッセージにて「僕にとって悪友のような存在」と語っていた。

画像集#005のサムネイル/Nintendo Switch版の配信開始を記念した「Apex Legends」の番組をレポート。開発スタッフによるレジェンドの制作秘話も公開に

 「ApexファンQ&A」コーナーでは,本作のデザインディレクターを務めるJason McCord氏が,本作のファンから寄せられた3つの質問に回答した。
 「レジェンドがどのように作られていくか」という質問には,まずそのレジェンドを使ってプレイしたときに,ゲームプレイ上で達成したい「コントローリングアイデア」を考えることから始める事例を説明。
 例えばチームに弾薬を供給するサポート型のレジェンドを作る場合は,ダミーモデルを用いてプロトタイプを作り,ゲームプレイにうまくフィットするかテストを重ねていく。また並行してアーティストやライターが,そのレジェンドにふさわしいバックストーリーや性格などを作っていく。
 最終的にこのプロトタイプは単なる弾薬供給役ではなく,周囲からアイテムを盗む泥棒猫のような個性付けがなされ,ローバとして完成した。

画像集#006のサムネイル/Nintendo Switch版の配信開始を記念した「Apex Legends」の番組をレポート。開発スタッフによるレジェンドの制作秘話も公開に

 一方,レヴナントはアーティストの「デザインアイデア」から生まれたとのこと。アーティストとアニメーターが,肩を脱臼したかのような不気味な動きをするプロトタイプを作り出したら,周囲が盛り上がり,その外見や動きを活かしたゲームプレイを実現できるよう詳細の開発を進めたそうだ。
 これら2つの事例からMcCord氏は,レジェンドのアイデアとなるものがどこにでもあるとし,皆が納得しバックアップしてくれるインスピレーションはどの部署からでも出てくる可能性があると語っていた。

 「本作がローンチされてから,もっともお気に入りの瞬間は?」という質問には,「すべてのシーズンでエキサイトしている」との回答がなされた。McCord氏はどのシーズンも好きで,新シーズンは過去のものより興奮するとし,とくに新マップや乗り物,レジェンド・ホライズンの追加がなされたシーズン7については,「私達にとって1つの節目となった」と語った。

 「どのようなプロセスでフィードバックを処理しているのか」という質問には,「すべてを見るようにしている」との回答が。SNSやフォーラム,動画配信サイトのチェック,ゲーム内のデータ分析,恒常的なゲームプレイ,そしてそれらを踏まえた開発チーム内での活発な議論により,情報を共有し何を採用すべきかなどを決めていくという。

 「Art of Apex」コーナーでは,本作のファンアートがSNSに多数投稿されていることが取り上げられた。またコスプレイヤーのめるがばさんや,イラストレーターの風間雷太さん,漫画家の大久保 篤さんによるアート作品も紹介された。

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 最後のコーナーでは,Nintendo Switch版テレビCMに出演した賀来賢人さん,松島庄汰さん,松井愛莉さんのインタビュー映像が披露された。完成したテレビCMについて3人は,「展開が速く,エッジが効いてクールで格好いい」などと感想を述べていた。
 また賀来さんと松井さんは今回初めて本作をプレイしたとのことで,ゲームの迫力やレジェンドの豊富さや,3人1チームで助け合える心強さを魅力として挙げていた。一方,本作の熱心なプレイヤーである松島さんは,勝ち残る秘訣として「3人で固まって動くこと」を挙げ,テレビCMの賀来さんのようなプレイはなかなかできないと話していた。
 今回,Nintendo Switch版が出たことについては,賀来さんが「持ち歩いてどこでも遊べる。Apex好きには非常に危ない」と発言。松島さんも「外で叫びまくる自信がある」と話していた。




テレビCMのメイキング映像も公開された
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 この番組は現在,YouTube上でアーカイブとして公開されている。視聴者プレゼント企画もあるので,気になる人はぜひチェックしてみよう。



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