イベント
畠中 祐さん,伊東健人さんによる「ウルトラズ」の参戦も発表された,「B-PROJECT STAGE EVENT2023」第1部レポート
MAGES.は2023年6月25日,BIGアイドルプロジェクト「B-PROJECT」のステージイベント「B-PROJECT STAGE EVENT2023」を,埼玉県・三郷市文化会館 大ホールで開催した。本イベントには岸尾だいすけさん(是国竜持役),上村祐翔さん(増長和南役),森久保祥太郎さん(王茶利 暉役),大河元気さん(野目龍広役),増田俊樹さん(釈村帝人役),千葉翔也さん(不動明謙役)の6人が参加し,時間をたっぷり使ったバラエティコーナーや朗読劇をファンへ届けていた。ここでは第1部の模様をお届けする。
久しぶりのリアルイベントということもあり,大歓声が6人を出迎える。Bプロファンの前に姿を現すのは久しぶりとなったが,すでにTVアニメ3期「B-PROJECT 熱烈*ラブコール」のアフレコが進み,出演者同士はよく顔を合わせているそうだ。テンションの高い自己紹介の合間には,上村さんがB-PROJECTで初めてライブをした当時は22歳だったが,現在は29歳になったと作品のもつ歴史や熱量の高さを振り返っていた。
時限爆弾で出演者も大パニック!
ハプニング続出の古今東西ゲーム
まず出演者全員で挑んだのは「All Ages East West」――お題に沿った答えを連想していく「古今東西ゲーム」だ。司会の柳原哲也さん(アメリカザリガニ)が頃合いを見て,時限爆弾という名の破裂する風船を投げ入れるスリリングなルールのもと,豪華賞品をかけてスタートしていく。
1問目から「業界用語」という難度の高いテーマが飛び出し,リハーサルではマイルドな「都道府県」だったのに……と出演者にやや動揺が走る。「ケツカッチン」「バラシ」「ギロッポン」「抜き」「テッペン」「アフレコ」「ダブルブッキング」と順調に続くように思えたが,上村さんが時限爆弾を抱えつつも長考して爆発の危機に。どうにか「別撮り」を絞り出すが,次の岸尾さんが無言で森久保さんにパスした瞬間に爆発してしまう。誰のせいか物議をかもす一幕もあったが,今回の勝者は上村さんとなった。
2問目は幕末の偉人を演じたエイプリルフール企画「AMBITIOUS LEGEND」にちなみ,「演じてみたい偉人・著名人」をテーマにスタート。「織田信長」「宮本武蔵」「聖徳太子」「ナポレオン」などが続くが,岸尾さんはかなり早い段階で「もう言われた!」と回答に詰まってしまう。爆弾が投入されると,出演者たちが「徳川○○」でどんどん次に進めていく頭脳プレー(?)を発揮し,最後は森久保さんがポイントを獲得した。
3問目のテーマは「自分のアピールポイント」で,ここまでの経緯から座席をシャッフルして岸尾さんを端の席へ。出身地などを順調に回答していくものの,なんと爆弾のタイマーが動いていないハプニングが発生。結果,岸尾さんが自分の身を犠牲にして爆発からメンバーを守り,千葉さんの勝利となった。
ファンからもらった愛への感謝が止まらない!
バレンタインを振り返る朗読劇
朗読劇は,「Love Shuffle Red」の曲をゴキゲンな様子で聞いている暉の姿から開幕した。メンバーたちは,グループの垣根を超えたシャッフルユニットが実現したのもファンのおかげだと口々に感謝を述べていく。
明謙は「ファンの声はすごく大きな影響がある」と語り,暉も「リクエストには全部答えたい!」とどんどん要望を寄せてほしいとサービス精神を発揮。竜持にB-PROJECTでこれからしたいことを聞かれると「豪華客船を借り切ってファンと世界一周弾丸ツアー!」と高らかに宣言し,龍広が「どれだけ駆け足で地球を回る気なんだ」とツッコミを入れるが暉のスケールの大きな発想力にほかのメンバーも触発されていく。
帝人は「Bプロメンバー総出演コスプレ大会」を掲げ,ファンには審査員になってほしいとアピール。“魔女っこマミリン”のコスプレをしたいという本人の願いも,メンバーにはバレバレだった。龍広は「ファンの皆と一緒に筋トレ」を挙げ,帝人からマニアック仲間へ認定される一幕も。
明謙は「ファンに会いに行く握手会」を提案し,47都道府県を巡ってはどうかと夢が膨らんでいく。和南はもっと実現できる案はどうかと訴えるが,竜持が「トモ(北門倫毘沙)に話せばすぐ動き出す」と暴走は止まらない。和南と龍広はまずスタッフたちと相談したほうがいいと落ち着かせるが,それもファンを想う強い気持ちあってこそ。届いたファンレターやSNSへ寄せられた感想を何度も見返すなど,アイドルたちの大きな糧になっていると語り合う。
お返しといえば……と,明謙はA&R(Artist and Repertoir)からもらったバレンタインのお返しを忘れていたことを思い出す。龍広と暉もプロモーションなどの仕事に追われて忘れてしまい愕然とするが,竜持,帝人,和南はしっかりお返ししていたことが判明する。そこで罪悪感に苛まれる面々も含め,今から彼女のために夕食を用意することに。こういう時はインパクト勝負だと「豚の丸焼き」といったとんでもない意見にまとまりそうになるが,6人は「買い出しに行きながら考えよう」と出かけるのだった。
絶妙なすれ違いに爆笑!
価値観を合わせる心理ゲームの結果は……?
朗読劇のあとは「Number Psychology Battle」と題し,数字を使った心理戦へ。出演者がそれぞれ1〜100の数字を1枚引き,テーマに沿った回答で自身の数字を表現していくボードゲーム「Ito」を題材としたゲームに挑んでいく。
最初のテーマは「テンションのあがるお弁当のおかず」で,岸尾さんが「3」,上村さんが「81」,森久保さんが「27」,大河さんが「92」,増田さんが「42」,千葉さんが「87」でスタート。上村さんが「チーズinハンバーグ」,大河さんが「和牛ステーキ」と豪華なメニューで自身の数字の大きさを伝え,森久保さんは「海苔の佃煮」,千葉さんは前提で混乱しつつも「からあげ」を挙げ,もっとも数字の小さい岸尾さんは「バラン(緑色の仕切り)」で小ささを表現する。
千葉さん,上村さん,大河さんがどの順番か探り合いが白熱する一方,「森久保さんよりは大きいはず!」と狙いが当たっていたのに増田さんが自身としては高級なイメージの「うめぼし」と答えたため,周囲から説得されてしまい森久保さんと順序が逆に。上村さんも「4種のチーズ!」とイメージを盛り,千葉さんを超えた予想になって残念ながらクリアならずとなってしまった。
2問目は,ファンにも数字を隠して「強そうな5文字」で始めていく。じりじりとした探り合いのなか,まず上村さんが「北門倫毘沙」で強めのカードを切り,森久保さんも「なんじゃく」で上下をはっきりさせる。大河さんは「コバンザメ」,岸尾さんと増田さんは某少年漫画のキャラクターや必殺技で表現し,千葉さんは「都大会参加」で全員の回答が出そろう。
話し合いの結果,森久保さん<大河さん<千葉さん<岸尾さん<増田さん<上村さんと決まるが,大河さんが「40」で千葉さんが「37」,岸尾さんが「68」で増田さんが「67」と際どい差だったものの今回もクリアとならなかった。なお,まばらなポイントで決め手に欠けていた豪華賞品「高級お肉」の権利は,ほぼ柳原さんの独断で岸尾さんに贈られた。
イベントの締めくくりには,アニメ3期の新キャラクターとして,Yourtube(ユアチューブ) で活躍する2人組「ウルトラズ」の倉田永輔(CV:畠中 祐),柏木文太(CV:伊東健人)が新たにガンダーラミュージックへ所属することが発表に。アニメ放送が迫る9月10日には先行試写会イベントの開催も決定したので,新キャラクターのビジュアル情報と合わせて詳細を楽しみに待っていよう。
「B-PROJECT」公式サイト
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