ルネの月刊ウマ娘通信第3回：シンデレラグレイがテレビアニメ化！？ そのほかジェンティルドンナ実装など3.5周年で驚きの情報が公開に

　4Gamer読者の皆様こんにちは。趣味でウマ娘のトレーナーをやっているルネと申します。

　9月に入るも，「まだちょっと暑いな」という日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？ 筆者は3.5th Anniversary関連の情報の波に溺れつつ、9月リーグオブヒーローズ（京都芝1600m）へ向けての準備を進める日々を送っています。レンタルも今は10回のキャンペーン中ですが、さすがに平日は全部消化するのが厳しく、主に休日に頑張っています。トレーナーに暇なし。

　というわけで，月イチで「ウマ娘 プリティーダービー」（PC / iOS / Android）のゲーム内外における目立ったニュースをピックアップしていく本連載の第3回をお届けしていきます。今回はハーフアニバーサリーもあっていろいろ注目の情報が出ているので、現役でウマ娘のトレーナーをやっている人も，最近はあまり触っていないなという人も，ぜひお楽しみいただければ幸いです。

8月24日から3.5th Anniversaryキャンペーンが開始！ ジェンティルドンナとSSRスティルインラブが実装に

　最大のニュースは，ウマ娘3.5周年を記念する3.5th Anniversary関連のイベントでしょう。さまざまなキャンペーンが現在も開催中で，各種引換券も登場していますが，中でも注目のニュースはジェンティルドンナの育成ウマ娘化とSSRスティルインラブ（スピード）の実装です。


　ジェンティルドンナは史実では牝馬三冠（桜花賞，オークス，秋華賞）を達成しているほか，海外GIを含むGI7勝を成し遂げている伝説の名馬で，3周年のタイミングでウマ娘での登場が発表された際には大きな話題を呼びました。
　以後，育成ウマ娘化が待ち望まれてきましたが，このタイミングでついに実装されました。なお，ジャングルポケットと同じく，通常の★3引換券では交換できない限定のウマ娘です。

　性能的には中距離全般と2500mの先行ウマ娘として幅広く活躍できるというもので，進化スキル「──お退きなさい」で，2000m以上のレースにおける終盤加速が安定するのが魅力です。特に，ほかのウマ娘に安定する終盤加速がないコースではかなり強く，中山芝2000m，阪神芝2200m，京都芝2000mなどでは現状最強クラスかなと。
　こちらのガチャは先日終わってしまいましたが，限定だけあってかなりハイスペックのウマ娘でした。そもそも史実が化け物級の活躍でしたし，ウマ娘界でも鉄球を素手で潰す超絶ウマ娘（？）ですしね。


　同タイミングで登場したSSRスティルインラブ（スピード）も史実では牝馬三冠を達成しているウマ娘で，こちらは新サポートカードとして初めてプレイアブルに。こちらのガチャは無料100連の対象にもなっていましたが，性能がとにかく高く初期スキルPtアップ60や固有ボーナスとあわせたスキルPtボーナス2でスキルPtをめちゃくちゃ盛れます。
　中距離専用のレアスキル「怜悧清澄」も「気炎万丈」の順位＆競り合い条件がない版みたいな感じで強力。中距離用と差し追込用のレアスキルしかないため汎用性はそこそこ止まりですが，こちらも今後に備えて確保しておきたいスペックでしたね。なお，筆者はこのガチャを400連回しましたが，1枚しか出なくて涙しました。


　3.5th Anniversaryではそのほかさまざまなアップデートが行われましたが，中でも革命的だったのは「因子再獲得パス」の追加です。これまで，ウマ娘で1育成で抽選できる因子はキャンペーン時を除いて最大2回までで，かつ2回目の抽選にはTP30を払う必要があったのですが，アップデート以降は「因子再獲得パス」を購入することで最大4回まで無料で因子を抽選できるようになりました。これまで2回目の抽選に必要だったTP30すら払う必要がなくなったのはさすがに革命。こちらは500円で購入可能です。
　一応，アップデート以降はパスを買わなくても4回抽選はできるんですが，2回目でTP，3回目と4回目で60円相当の30ジュエルをそれぞれ払わなければいけないので，基本的にはパスを買ったほうがだいぶお得です。因子の厳選はウマ娘の大変な要素のひとつだったので，ここが大きく変わったのはプレイヤー的にはかなり嬉しいですね。


　また，3.5th Anniversaryキャンペーンでは，現在は記念ミッション第3弾が始まり，報酬でSSR引換券を入手できます。因子強化イベント「アグネスタキオンの因子研究」も開催中なので，最近ご無沙汰な人もぜひこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。

オグリキャップの活躍を描く漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」が2025年にテレビアニメ化！？

　ゲーム外の情報にはなりますが，筆者的に最大のニュースだったのが「ウマ娘 シンデレラグレイ」のテレビアニメ化の発表です。

　「ウマ娘 シンデレラグレイ」は「ウマ娘 プリティーダービー」のコミカライズ作品で，久住太陽氏が描くウマ娘・オグリキャップを主人公とした物語。中身はプリティーかと思いきや泥臭い真剣勝負が繰り広げられる熱い漫画で，コミックス累計発行部数は600万部以上。「次にくるマンガ大賞2021 コミックス部門」では「【推しの子】」に次ぐ2位にノミネートされた作品でもあります。


　コミックス新刊となる16巻も9月19日に発売されます。筆者は本作品を全巻持っている大ファンなんですが，ガチでコミックス16巻の表紙のような凄まじい描写で描かれる熱血スポ根漫画なので，プリティーとは対極ながらまた別のウマ娘の魅力を楽しめます。
　ウマ娘のことをまったく知らない人にも自信を持っておすすめできる作品なので，よければこの機会にぜひ読んでみてください。アニメ化，本当に嬉しすぎるし楽しみすぎる。

アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」公式サイト

「ウマ娘 シンデレラグレイ」試し読み

「ウマ娘 シンデレラグレイ」コミックス一覧（Amazonアソシエイト）

メインストーリー第2部中編「盛夏の星、晩秋の華」が9月20日に公開決定。シーザリオもあわせて実装に

　2024年3月に前編が公開されたメインストーリー第2部ですが，ついに中編「盛夏の星、晩秋の華」が9月20日に公開されると発表されました。PVも公開されましたが，前編がラインクラフトにスポットが当たっていたのに対し，中編はシーザリオに焦点を当てた内容になりそうです。


　この発表にあわせて，9月10日にシーザリオが育成ウマ娘として実装されました。こちらは2000mや2400mといった根幹距離の中距離レースが得意なウマ娘という性能になっています。また，このガチャの期間は9月30日11：59までとかなり長く，メインストーリー第2部中編公開後もしばらく引ける仕様です。

　このウマ娘におけるメインストーリーはシナリオや演出のクオリティが非常に高く，筆者的には本作におけるもっとも面白いコンテンツのひとつと言っても過言ではないと思っています。メインストーリーは課金をしなくても読めますし，まだ読んでいないという人にもこの機会にぜひ読んでみてほしいですね。

「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭！」が発売！ ゲームインゲーム「ゴルシちゃんの大冒険II」の好評も話題に

　8月30日には「ウマ娘 プリティーダービー」の世界観をベースにしたカジュアルアクション「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭！」（PC / Nintendo Switch / PS4）が発売されました。


　こちらは「くにおくん」シリーズを手掛けるアークシステムワークスが開発を担当しており，内容もドット絵のウマ娘たちが4つの競技でハチャメチャに争うという同シリーズを彷彿とさせる内容となっています。友人と一緒にパーティゲームとして遊ぶのに向いているタイトルと言えるでしょう。


　本作に関しては，ゲームインゲーム「ゴルシちゃんの大冒険II」も注目を集めました。こちらはゴールドシップを主人公とした強制横スクロールのアクションゲームで，敵を倒して経験値を集め，レベルアップ時に武器を獲得してパワーアップさせていくという，いわゆるヴァンサバライクのアクションゲームになります。

　リプレイ性がかなり高く，ランキングも用意されているので，こちらをガチガチにやり込むプレイヤーも散見されました。どちらかというと，本編よりこちらのほうがコアゲーマー向けのコンテンツと言えるかもしれません。

「Twinkle Circle!」函館公演が開催。2日目はYouTubeでの無料配信も

　8月31日，9月1日には，ウマ娘の新リアルイベント「Twinkle Circle!」函館公演が行われました。こちらは，ウマ娘のキャストたちによるバラエティ企画やトークコーナー，ライブなどが行われるファンイベントで，DAY2はYouTubeで一部無料配信も実施に。
　函館公演については，筆者のものではないですが4Gamerでレポートを掲載しているので，あわせて確認してみてください。



　本イベントはこの後も愛知，幕張，大阪，福岡と順に公演が行われる予定で，チケットも予約受付中です。実は筆者も幕張公演のチケットを申し込んでみたらなんと当選したので，プライベートで行ってみる予定です。今から楽しみ……！

　もし気になる人は，ぜひ公式サイトで詳細を確認してみてはいかがでしょうか。

「ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle!」公式サイト

「ウマ娘 プリティーダービー」公式サイト

「ウマ娘 プリティーダービー」ダウンロードページ

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