企画記事
次世代ガールズドリームRPG「きらめきパラダイス」短期連載企画“コーデ道”スタート! 第1回は奥深きキャラメイクに挑むルックス編
読者の皆さんは,「キラパラ」こと「きらめきパラダイス」(iOS / Android)という,超絶クオリティなコーディネートゲームをご存じでしょうか。VVANNA STUDIOが提供する,2022年12月8日に日本でのサービスが始まった作品で,お笑いコンビ“千鳥”のノブさんと大悟さんが公式アンバサダーを務めたことでも話題となっていた。キャンペーンやCMなどで一度は見聞きしたこともあるのでは?本稿では,そんな本作を体当たりでプレイする,とあるデザイナー“スージィ”の日々をお送りします。本作でできることや,魅力もたっぷり紹介していきますので,「キラパラ」がちょっと気になっている,という人はのぞいてみてください。もちろん,すでにプレイされている“デザイナー”の皆さんにも何かのヒントになればこれ幸いです。
第1回は,「体型と顔を作り込むルックス編」。果たしてスージィは理想のボディを手に入れられるのか……!?
「きらめきパラダイス」ダウンロードページ
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逆説!? 服に合わせてボディメイク!!
「キラパラ」には,ファッションを始め,ミステリーな物語,マイホームのカスタムなど,ひと言では表せないほどの要素が詰まっています。今回はそのなかでもハマると深すぎる沼,キャラクターメイキングに挑みます。
ゲームのチュートリアルでは,いくつか用意されているルックスを選んで一通りの操作を学びますが,その後は「スタジオ」メニューのルックス再設定から何度でも自由に編集が可能になります。プレイヤーの分身として似せて作るもよし,好みを注ぎ込むドールとして作るもよしなのですが,まずはスージィのツボにドンピシャなドレスに合わせてキャラメイクすることにしました。
このドレスに似合う容姿とは? 大人で,気品と意志の強さを感じるような……,ファンタジーRPGに出てきそうな女領主だ! というイメージが膨らんだところで,まずは体型から着手。ドレスのシルエットをキレイに出すには,お尻のボリュームが不可欠だろうと,骨盤の幅を広く,厚みを持たせてみます。スライダーを動かすたびに,お尻の形が変わるのが面白い……。
ウエストも大人の女性という設定なら,細すぎないほうが自然かな……と。ただ,お尻の幅と,腰の太さは連動しているので,どちらかのスライダーを動かすと,それに合わせて若干変わるんですよね。両方を調整しながらバランスを探っていきます。
編集するときは,体の線が出るピタッとした服を着ておくと分かりやすいですね。ボーダーやチェック柄の生地はグリッド代わりになり,凹凸がハッキリします(今回着用したのはトップス:きらめきタイム,ボトムス:白糖コーヒー)。
次は魅せるデコルテを作るため,胸周りの調整ですが,ここで悩みが勃発しました。大人感を出すためにバストをやや下めにするのか,コルセット的なインナーをつけていると妄想&仮定して上げに上げていくのか……? 両方で,ドレスも着せて試してみました。やはり上げると若々しいイメージ。女領主という設定に立ち返ると,下めかつ,寄せ具合も少し広めでナチュラルなほうが良さそうです。
顔作りはバランスが命! 違和感を拭ったのは黄金比!?
バストとヒップが決まったところで,肩幅や手足の長さ,太さを調整していきます。ボディメイクが大体終わったところで,いよいよ顔のカスタマイズに突入。目鼻などパーツごとに細かく設定項目があるのですが,近年注目の(?)人中の項目までありました。とにかく,大人の女性をイメージしてスライダーをイジっていきますが……,あれ? なんか思ってたのと違う……。
何かが引っかかるのに,それがどこか分からない。そこで,人間の顔のバランスについて調べてみました。巷では黄金比と呼ばれる,美人顔の比率があるのだそうです。おでこの縦幅,眉から鼻先,鼻先からアゴまでがそれぞれ同じ長さ。顔の横幅は片目の幅の5倍(目頭の間も片目幅と同じ)ということで,それを見よう見まねで,再現してみると……。
若干,目がデカめですが,なんとなく整ってきた感はあります。でもおでこからアゴ先まで“三等分”にするために,思いっきり目の位置を下げたため微妙な違和感があるし,幼い印象になっていますね。
もうちょっと調べてみると,最近は眉から鼻先,鼻先からアゴまでがほぼ同じ距離か少し短めが黄金比という説が。それならば,おでこの長さは関係なく,目を下げ過ぎなくてもいいわけで……。グッと目の位置を上げてみると,初めてしっくりきました。また,イラストの描きかた教本なども参考にしてみました。瞳と上唇を結ぶ線が正三角形になるとバランスがいいと聞きつけ,目の幅を調整。個人的には,もうちょっと狭くしたいけど……。
ここで一旦,この顔を「イメージ」のスロットに保存。イメージとは,プレイヤーが作ったルックスのことを指します。別のスロットに保存したものを読み込めば,その容姿にチェンジできるわけです。
続いて,先ほどのイメージをベースに個性を加えていくことにしました。このままでもイイけれど,平均的なお顔立ちという感じでドレスのイメージには少し弱いので,目の形を少し鋭くしてみます。
頬骨も意志の強さを印象付ける大事なパーツ。いろんな角度から見つつ,高さを調整してみますが……。イマイチ変化がよく分からない。もっと陰影,陰影が欲しい! 陰影つまり,筋肉,ボディビル……ということでツヤ感が分かりやすい,褐色のスキンカラーにチェンジし,光沢度のスライダーもMAXに! これなら頬骨や鼻筋の高さもバッチリ分かりますね。
そして,忘れちゃいけないメイク。眉の形からアイシャドウ,リップの質感まで事細かに設定できるのです。眉毛も,選んだ形によってかなり印象が変わるので,顔パーツのほうで角度を調整したり。メイクとパーツを行き来するのもワンボタンなので,いろいろ試すのも手軽にできました。
それにしても,メイクでこんなに変わるなんて……。この2枚の画像では,アイシャドウの入れ方のパターンを変えています。目の形はもちろん,化粧の色や濃さの設定も同じです。パターンによって2色,3色使うものもありますが,印象がだいぶ違いますね。
リップも,オーバーリップな塗り方を選ぶと,当然ながら口が大きく見えるのでパーツでサイズ調整。それにしても,これほどリップの質感が選べるゲームがあっただろうか……? グロスとマットだけでもそれぞれ何種類もあるし,グロスのキラキラが揺らめくってどういうこと? すごい……。
今回は顔パーツから先に作っていきましたが,作りたいイメージやメイクが決まっているなら,先にメイクから選んじゃうのも手ですね。そうでなければ,予めアイシャドウの濃さを薄くしたり,チークを外しておくなど,ほぼすっぴんにしてから顔を作り始めたほうがいいかもしれません。カラコンも結構印象が変わります。
なんとか自分なりに納得のいく仕上がりになりました。でも,まだまだアップデートを重ねていくことになりそうです。
メンズも少女もドラァグも! “中身”を着替える楽しみ
自分なりのキャラメイクのやり方が見えてくると,あれこれ作ってみたくなるのが人の性。まずは男性風モデルを作ってみることにしました。本作のキャラクターモデルは女性タイプのみなので,いかに男性に見えるよう作るかが腕の見せどころ。
肩幅や手足のサイズは最大に,胸やお尻はとにかく平たく。体型はあまり深く考えなくてもできましたが,問題はやはり顔。なかなか女性らしさが抜けず,うまくいったと思っても,タカラジェンヌの男役さんがチラつきます(それはそれでステキなので,別枠に保存しました)。ただ漠然とイケメンを作ろうとしていたのが迷いの原因かもしれない,と振り返り,自分の推しキャラクターを再現するつもりで配置してみました。コスプレイヤーさんのメイクテクニックも参考にしたり。お手本があると意外とやりやすいですね。
今度は少女タイプに挑戦したのですが,これは課題が残る出来となってしまいました。まずは再設定メニュー内の「少女」を選び,プリセットのタイプをアレンジしていくことに。今回も,イラスト教本のとおり,各パーツは顔の下部,真ん中に寄せてみます。輪郭もふっくら愛らしく,ピュアッピュアにしたはずなのに……,どこか怖いんですよね。子供なのに老けて見えるような。目が大きいので人形感が強調されすぎたのでしょうか。
ちなみに,本作の機能として,作ったキャラクターの「イメージ」をアップロードして公開したり,それを誰かにダウンロードして使ってもらうことができます。今度コーデなどで少女タイプを使うときは,名クリエイターの皆さんのイメージをお借りしようかな……? アップされたイメージはスロットに保存して読み込むことで簡単に取り入れられます。自分の作ったイメージをアップしておき,必要になったら再取得するなどクラウドストレージとしても活用できますよ。
少女キャラクターに挑戦したのも,そもそもは着せたい服があったからなんです。「キラパラ」にはロリータな,かわいらしい服もたくさん登場するのですが,先に作った大人モデルが着ると「ダメじゃないんだけど,うーん」という状況になりがちで。同じように,派手なアクセサリーや,ナース服などコスチューム性が強いものも着こなしが難しいんですよね。
ですが,ジョーカーとも言えるコーデの切り札を見つけました。装うことのプロ,ドラァグクイーンならば,アイテムに負けず着こなすことができるのでは,と。
作ったモデルのサイズ感は,男性モデルと同等ですが,バストやヒップは押さえることなく逆に強調。顔は強さと,インパクトを重視してパーツは大きめにしてみました。メイクはフェミニンな曲線を意識しつつ,派手に。そうして,全身がキャンバスよとでも言わんばかりの女神が降臨しました。
「キラパラ」はコツコツプレイすれば,ほぼ毎日と言っていいほど新しいファッションアイテムが手に入ります。新アイテムをゲットするたびに「これはどう合わせようかな?」と考えるのが楽しいんですよね。その時に,今回紹介したような,さまざまなタイプの「イメージ」を持っていると着せ替えも捗るかと思います。
使えるイメージスロットは,ゲームを進めるなどして条件を満たすと増えていきます。キャラメイクが好きな身としては,ジュエルを使ってさらに増設しても悔いなし,でした。これからいろいろ試してみようかなという方は,イメージのアップロードも活用しつつ,キャラメイクライフを楽しんでみては。
最後に今回のポイントのまとめです。
- ルックス再設定に入る前に,クローゼットでピタッとした服に着替えて“ホーム画面に設定”しよう
- 顔パーツをイジる前に,メイクを薄く
- 立体感が分かりにくいときは,一時的にスキンカラーとツヤを変えてみよう
- 顔に違和感を覚えたら,比率を見直したり,お手本を眺めよう
- メイクと顔パーツを相互に調整して仕上げよう
- 便利な束髪ボタン,顔アップロード機能を活用しよう
今回は顔のメイキングの一例として黄金比などに触れましたが,結局は自分が気に入るかどうか。思う存分,自分の“好き”を詰め込んでキャラクター作りを楽しみましょう! 次回の「キラパラ」コーデ道では,コーディネートを追求する予定です。お楽しみに。
開催中のイベント&キャンペーン情報をチェック
現在開催中のイベント「子猫が行く」では星5セット「自由気まま」が,1月20日より開催予定の期間限定イベント「古都探訪」では星4セット「蓮池の茶会」が,条件を満たすと無料で獲得できます。さらに,1月12日より光の行方イベント「氷羽の大空」が開放されたほか,限定星6セットコーデ「雪の華」も実装されました(関連記事)。こちらも,まだ手に入れていない人はあわせてチェックしましょう。
「きらめきパラダイス」公式サイト
「きらめきパラダイス」ダウンロードページ
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(C)VVANNA STUDIO All rights reserved.
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