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「Papers, Please」のスマホ版が配信スタート。世界中で数々の賞を受賞した,異色の入国審査ゲーム
本作は,2013年にPCとMac向けにリリースされ,その後はiPad向けにも一時期販売されていた,入国審査を題材としたゲームである。プレイヤーは架空の共産主義国アルストツカの入国審査官として,この国への入国希望者を審査することになる。
入国希望者のなかには,仕事を探している移民や観光客に扮した密輸業者,スパイ,テロリストなども紛れ込んでいる。入国審査官たるプレイヤーは,パスポートなどの情報をもとに,彼等を入国させるか否かを見極めねばならないのだ。
今回のスマホ/タブレット版では,オリジナル版のゲーム内容を完全収録したうえで,タッチプレイ向けの最適化や,プレイアビリティの向上等が行われているという。2013年に発売されたオリジナル版は,ダークな世界観などが好評を博し,世界中で数々の賞を受賞している。もちろん日本語にも対応しているので,興味を持ったらプレイしてみよう。
スマホ版「Papers, Please」プレイレポート。書類の視認性を高めた縦持ち仕様を採用した,スマホに最適化された入国管理官体験ゲーム
インディーズゲーム開発者のLucas Pope氏が手掛ける「Papers, Please」のスマートフォン版が,2022年8月5日にリリースされた。色あせた印象的なグラフィックスと,淡々としたゲームシステムに織り込まれた魅力的なシナリオで人気を博した「Papers, Please」を,さっそくiPhoneで遊んだみた。
「Papers, Please」公式サイト
「Papers, Please」ダウンロードページ
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ダークな世界観のドキュメントスリラー。
数々の賞を受賞した、異色の入国審査ゲーム。
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おめでとう。
10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。
即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。
貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。
アルストツカに栄光あれ。
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受賞歴
・The New Yorker -「Best Game of 2013」賞 受賞
・Wired Magazine -「Best Game of 2013」賞 受賞
・Forbes -「Top Indie Game 2013」賞 受賞
・BAFTA - Strategy & Simulation」賞 受賞
・IGF 2014 -「Grand Prize」受賞
・IGF 2014 -「Excellence in Design」賞 受賞
・IGF 2014 -「Excellence in Narrative」賞 受賞
・GameCity -「GameCity Prize 2014 」賞 受賞
・SXSW -「Cultural Innovation」賞 受賞
・GDCA 2014 -「Innovation Award」賞 受賞
・Games For Change -「Most Innovative 2014」賞 受賞
・Games For Change -「Best Gameplay 2014」賞 受賞
・LARA Game Awards -「Best PC Game of 2013」賞 受賞
・Ars Technica -「Best Game of 2013」賞 受賞
・PC World -「Best Game of 2013」賞 受賞
・Destructoid -「Best PC Game of 2013」賞 受賞
... その他数々の賞を獲得
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ストーリー
ここは、共産主義国アルストツカ。隣国コレチアとの6年間の戦争がついに終わり、国境の町グレスティンの半分を正当に取り戻し、晴れて国交を再開することに。あなたの仕事は入国審査官としてアルストツカへの入国者を審査することです。仕事を探している移民や観光客の中に潜む密輸業者、スパイ、テロリストたちを見極める必要があります。入国希望者のパスポートをはじめとする数々の書類をもとに、入国を認めるか、拒否するかを判断しなければなりません。
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特長
原作の内容 (31 日間、21 のエンディング) をそのまま完全収録。 加えて、アンロッカブルなマルチタッチ対応による書類処理のスピードアップ、改良された審査モード、Game Center アチーブメント・Leaderboard 対応、レベル途中からのプレイ再開などが可能になりました。
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警告
このゲームには成人向けテーマ、非実写ヌード、粗いピクセルグラフィックによる短時間のバイオレンスなどが含まれています。
異色の入国審査ゲーム「Papers, Please」をレビュー。地上の楽園アルストツカで働き,「労働とは何か」を問い直そう
架空の共産主義国家の入国審査官となり,日々,長蛇の列を作る入国希望者の書類を審査するだけというシンプルな「Papers, Please」。しかし,プレイを続けることで「労働とは何か」「幸福とは何か」という深遠な疑問が浮かび上がってくる異色の作品だ。リリース以来,高い評価を受けてきた,そんな本作をレビューしてみよう。
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