「Beyond the Wire」もうすぐフルリリースか。100人のプレイヤーが戦場を駆ける，第一次世界大戦をテーマにしたミリタリーFPS

　Offworld Industriesは，傘下のRedstone Interactiveが開発するPC向けミリタリーFPS「Beyond the Wire」のアーリーアクセス版について，Update 1.0に移行したと発表した。フルリリースも近そうだ。

「Beyond the Wire」公式サイト

Update 1.0リリースノート

　第一次世界大戦の西部戦線をテーマにした「Beyond the Wire」では，プレイヤーが50人対50人のチームに分かれての戦闘に身を投じるという大規模なオンライン対戦ゲームだ。プレイヤーはフランス，ドイツ，イギリス，そしてカナダなどの軍隊に所属する兵士として，塹壕が掘られた大きなマップを駆け回る。クラシカルな戦車や複葉機などが使用できるが，基本的に兵士は有刺鉄線をかき分けて敵陣へ突進していく。本作では，そうした雰囲気を再現するため，銃剣や剣，ナイフ，こん棒など，さまざまな近接戦闘用の武器が用意されており，メレーコンバットの充実が特徴の１つになっている。


　基本のゲームモードはエリアコントロール型の「Frontline」で，プレイヤーはマップに点在するポイントを制圧して，そこに必要な数の旗を立て，ポイントを獲得する。もう1つの「Assault」は，オフェンスチームが1つ，ディフェンスチームが4つのポイントを制圧している状態でゲームがスタートし，ディフェンスチームは，どこへ突撃してくるか分からないオフェンスチームにポイントを奪われないように戦うのが目的とのこと。


　武器の再現について歴史的考察をしっかり行っているという「Beyond the Wire」は，残念ながら今のところ日本語には対応していない。チームワークを重視するシステムのため，プレイヤー同士のコミュニケーションは欠かせないと思われるが，敵陣に突撃して一旗揚げてみたい人は，この機会に参戦してほしい。