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期待に胸が躍る,シレン14年ぶりの完全新作! 遊びやすく,そして手強く進化した「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」【PR】
1993年に発売された「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」からおよそ30年という長きにわたり,日本のゲームファンにローグライクの楽しさを広めてきた“1000回遊べるダンジョンRPG”こと「不思議のダンジョン」。第2弾として登場した「風来のシレン」は,「トルネコの大冒険」に続いて1995年に誕生した,長い歴史を持つシリーズ作品だ。
2015年6月に発売された前作「不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス」以来※となる風来のシレンの新作の魅力や特徴を紹介しよう。
※同作品に新要素を加えた「風来のシレン5plus」が2020年12月にPCとSwitchに向けに,その移植版が2022年3月にiOS / Andoroid向けにリリースされている
「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」公式サイト
※お詫びと訂正
初出時,「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」の発売年を1995年と記載していましたが,正しくは1993年です。お詫びして訂正いたします
旅の風来人である主人公・シレンと,相棒の語りイタチ・コッパの新たな冒険の舞台となるのが,内海の小さな島々に存在するとぐろ島(じま)だ。そこには海賊のお宝が隠されており,最奥部にいる怪物の腹の中には,とびっきりのお宝が眠っているという。あるとき夢の中で,島で助けを呼ぶ女の子の姿を見たシレンとコッパは,一攫千金を夢見る強者どもが集まる島へと船を進める。
そんな本作のバックストーリーには,月影村での冒険から数か月後という設定がある。つまり,1996年に発売された「風来のシレンGB 月影村の怪物」の後の物語となるわけで,このあたりは昔からのファンにはグッとくるポイントだろう。
ゲームの進め方は,入るたびに形が変わるダンジョンに挑むという,「不思議のダンジョン」シリーズではおなじみのものだ。挑戦するたびにレベル1からのスタートとなり,ダンジョン内でモンスターと戦ってレベルを上げ,装備や道具でシレンを強化しながらダンジョンの奧へと進む。途中で力尽きてしまったときは,(特別な状況を除き)装備,道具といった持ち物やお金などのすべてを失い,再びレベル1からのスタートになる。これを繰り返し,ダンジョン踏破を目指すのだ。
この,“何度もやられて繰り返し挑む”ことこそが,本作の基本的な進め方であり,ゲームの面白さである。何度も力尽きては挑戦するというゲームプレイを重ねていくことでプレイヤーは知識と経験を得られ,またイベント発生による環境の変化が生まれる。これを繰り返し,少しずつゲームが進んでいく仕組みが,本作の最も大きな特徴と言えるだろう。
ダンジョン内は四角形(スクエア)のマス目で,プレイヤーキャラクター(シレン)とモンスターがターン制で行動する。ダンジョンは基本的に部屋と通路が構成されており,シレンが移動すると少しずつフロアの全容が見えてくる。シレンが動くと同時にモンスターも動くので,モンスターとの距離,相手の持つ攻撃方法などを見て相手の行動を予測し,いかに自身が有利に動けるようなポジションを取るかが定石となる。
序盤のダンジョンはシンプルな構成となっており,モンスターも決して強くはない。まずは簡単に,(それなりに)安心して遊びながら基本のスキルや知識を身に着けられるところは,不思議のダンジョンらしいと言えるゲームデザインだ。基本のプレイ感覚はそのままに,遊びやすさの部分がさらに進化した本作は,初めて「不思議のダンジョン」シリーズをプレイする人も,自然にその仕組みを理解できるはずだ。
「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」のオススメポイントはここ!
●新機能追加で快適なダンジョン探索を実現。ゲーム配信向けの要素も充実
本作の大きな特徴となっているのが,ダンジョン探索をより分かりやすく,そして遊びやすくしてくれる便利な新機能の数々だ。まず紹介したいのが,ミニマップにシレンが歩いた道筋が表示される機能。フロア全体を周ったあとに各部屋を隅々まで見たかを確認でき,また一度行った部屋で不用意に罠を踏んでしまうといったリスクも避けられる。
もう一つが「ライブ探索表示」だ。プレイヤーのステータスや装備品,所持している道具などの各種情報を画面外に表示する機能で,これを使えば,メニューを開かなくても持ち物の状況を確認できる。基本的な情報が表示される「標準タイプ」と,一部の項目を表示する「簡易タイプ」があり,画面を占める割合も異なっている。使いやすいほうを選んで楽しもう。
プレイヤー本人にとって便利なのはもちろん,ゲーム配信をする人であれば,視聴者にゲームのプレイ状況を伝えるうえでも重宝するはずだ。
ライブ探索表示の標準タイプ。表示される情報が多いぶんプレイ画面の表示が小さくなるが,つねに所持している道具の状況を確認できるのはとても便利 |
こちらは簡易タイプ。武器や盾の強さ,シレンの状態といった情報に絞られており,表示もすっきりしていてゲームプレイ画面も見やすい |
ほかにも,使いたい飛び道具や杖4つのボタンに配置する「投げ物ショートカット」や,ダンジョンを快適に進むための「便利ダッシュ」など,より快適にゲームをプレイするうえでの新たな仕組みが用意されている。初めての人はもちろん,シリーズファンにとっても遊びやすく,そして試行錯誤しやすくしてくれる機能となるはずだ。
●巨大モンスター・デッ怪が異次元から襲来! 満腹度150のドスコイ状態になれば,どんな強敵も恐くない?
シレンの進化は,遊びやすさにつながる新機能だけではない。ダンジョン攻略の面白さもさらにパワーアップしている。予想外な行動でプレイヤーを惑わすモンスター,ダンジョン内に隠されたやっかいな罠などはもちろん健在。さらに本作では,異世界から現れる巨大なモンスター・デッ怪がプレイヤーの頭を悩ませる。
デッ怪は,異世界とダンジョンをつなぐデッ怪ホールから出現し,フロアをしばらく徘徊すると姿を消す。攻撃力が非常に高く,また前方と左右を強力なデッ怪バリアで守っているため攻撃を当てるのにもひと手間かかる。遭遇しないようマップの表示を見ながら逃げ回り,次の階へ移動するのがオススメだ。
シレンのパワーアップ要素である「ドスコイ状態」にも注目だ。これは,シレンの満腹度が150以上になると最大HPや攻撃力が上昇し,罠の無効化&破壊,所持している武器に関係なく壁を掘れるといった特別な力が発動するというもの。効果は満腹度が120を下回るまで継続する。巻物や道具などによる移動に関係する効果が無効化されるデメリットもあるが,ピンチを乗り切る一手として活用できそうだ。強敵と対峙したときはおにぎりをほおばり,ドスコイ状態となって戦い抜こう。
なお,道中ではさまざまな出会いが待っており,中には冒険の心強い味方になる者もいる。シリーズファンであれば嬉しい,あの女剣士との再会も? こちらも楽しみにしてほしい。
●一人だけど,一人じゃない。志半ばで倒れたプレイヤーを助けてくれる「風来救助」も健在
シレンがダンジョン内で倒れると,持ち物やお金を失ってしまうのは先ほどお伝えしたとおり。強い武器を手に入れて,お金もたくさん集めたのに……と悲観に暮れることもよくあるが,しかし諦めるのはまだ早い。困ったときは「風来救助」に頼ってみよう。
「風来救助」は,ネットワークを介してダンジョンの途中で倒れたほかのプレイヤーを助けたり,自分が倒れたときにほかのプレイヤーに救助を依頼したりできる機能だ。成功すると,救出された側はその場からゲームを再開でき,救助した側は,風来救助の道中で入手した道具やお金が「奥義ポイント」に変換され,それを入手できる。奥義ポイントは,次の風来救助の依頼を受けた際に使うことで,救助に有利な効果を持つ「奥義」をセットできる。これを使えば,より困難な救助にも挑めるようになるだろう。
さらに,オンラインを介さずに自分自身を救助に行く「自分救助」という,かゆいところに手が届く機能も。メインの冒険を進めつつ,過酷な条件下での人助け(&自分助け?)に精を出すというのも,本作の楽しみ方の一つと言えるだろう。
オンライン要素の新要素として,冒険途中のセーブデータをほかのプレイヤーと共有し,そのときのシチュエーションをほかのプレイヤーに体験してもらう「パラレルプレイ」が実装されている。シングルプレイを軸としながらも,複数のプレイヤーが介入して楽しめるオンライン要素も充実している点は,今のゲームらしい進化を感じさせられる。
本作の発売の翌年(2025年)には,発売30周年を迎える風来のシレンシリーズ。シリーズ作品を追いかけ続けている人がたくさんいる一方,なかなか触れる機会がなかった,いつからか離れていたという人も少なくないはず。不思議のダンジョンの原点にある遊びの部分は変わらず,現代のゲームとして遊びやすく進化した本作は,シリーズファンはもちろん,初めての人や久しぶりに遊ぶ人にもぜひ手に取ってほしい一作だ。
「不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録」公式サイト
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