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発表によると,今期の連結業績(2025年4月1日〜2025年12月31日)は,売上高1153億1500万円で前年同期比29.8%増,営業利益543億200万円で同75.1%増,経常利益517億300万円で同64.6%増,四半期純利益388億8500万円で同68.6%増と,大幅な増収増益を達成している。
業績を牽引したのは,デジタルコンテンツ事業だ。同セグメントは売上高の約64%,営業利益の約85%を占めており,営業利益率は62.8%と極めて高水準となっている。主力IPを中心とした開発・販売モデルが,高い収益性を維持していることがうかがえる。
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当期には,新作タイトルとして「カプコン ファイティング コレクション2」および「鬼武者2」を発売したほか,任天堂の新ハードNintendo Switch 2向けに「ストリートファイター6」や「祇:Path of the Goddess」を投入した。
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リピートタイトルの販売も引き続き好調だ。決算短信によると,「ストリートファイター6」の累計販売本数は全世界で600万本を突破し,「モンスターハンターワイルズ」は1100万本を超えた。
また,「モンスターハンター」シリーズ過去作を含むリピートタイトル全体の販売本数は3339万本となり,前年同期の2861万本を上回っているとのこと。
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人気シリーズの動向も堅調だ。シリーズ最新作「バイオハザード レクイエム」への期待感の高まりが後押しとなり,「バイオハザード RE:4」や「バイオハザード ヴィレッジ」など既存タイトルの販売が続伸した。
「デビルメイクライ5」についても,映像作品との連動施策などが奏功し,継続的な売上成長を見せているという。
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モバイルコンテンツにおいては,2025年11月に配信を開始した「バイオハザード サバイバルユニット」が累計300万ダウンロードを突破し,IPの認知拡大に寄与した。
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そのほか,アミューズメント施設事業は売上,利益ともに安定した推移を維持しており,新業態店舗「CAPCOM CONNECT SPACE」の展開など,IPとのシナジーを意識した取り組みも進められているという。
アミューズメント機器事業では,スマートパチスロ市場が堅調に推移するなか,「デビルメイクライ5 スタイリッシュトライブ」を約1万1000台,「新鬼武者3」を約2万4500台販売し,収益に貢献した。
主力IPの安定した販売と高収益モデルをもとに,カプコンは前期より堅調な業績推移を見せている。発売を控えた新作「バイオハザード レクイエム」を含め,今後の動向に注目したい。
詳細は,カプコン公式サイトの投資家情報(IR)を確認してほしい。


























